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スライス ¶
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スライスとは、3Dボリュームを切った2Dの複数断面であり、時々、疑わしく思う箇所があります。例えば、特定の時間で、温度スライスがコンテナでは何も温度がないように見えるかもしれません。しかし、実際には温度が発生しているものの、 そのスライスに 温度がないだけです。
場合によってはスライスを動かしたり、別のスライスに切り替えれば煙が可視化される場合があります。
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効果がどの場所に何の温度が起きているのかよく確認したいなら温度フィールドの可視化を有効にします(Smoke Object > Guidesタブ > Temperatureタブ)。そして、 Guide Range パラメータを使って可視化する最小・最大の温度を調整します(ラダーコントロールがここでは便利です)。
例えば、温度と破壊の間の相互関係を見るには、温度と破壊の可視化を有効にします。Smoke ObjectのTemperatureタブで Guide Range を破壊が起こる温度の範囲に設定します(Pyro Solver > Shapeタブ > Shreddingタブから Temperature Threshold と Threshold Width で制御します)。
ストリーマ ¶
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非常に遅い速度を隠して、より意味のあるストリーマに集中するには、 Streamer Minimum Speed の値を増やします。
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最大の Visualization Range の値を減らすことでシミュレーション内の最大速度の概算をすべての赤(Infra-Redカラーモード)がストリーマから消えるまで見ることができます。最大値はシステム内の大体の最大速度です。
オブジェクトの衝突表現を表示 ¶
ダイナミクスエンジンは衝突を計算するためにオブジェクトのジオメトリを単純化したものを使います。
ビューアでこのジオメトリを表示するには、オブジェクトのパラメータで Collisions タブの Volume サブタブにある Show Collision Guide Geometry をオンにします。
布とワイヤーの可視化 ¶
Cloth ObjectとWire Objectには、 Visualization タブがあり、色が付いたラインでオブジェクトに対するフォースの効果の表示を設定します。
一番重要な布に関するフォースは外力、衝突力、衝撃力、伸縮エネルギーであり、時々、伸縮力、二相性の力の時もあります。
流体の可視化 ¶
可視化ジオメトリの使用 ¶
実サーフェスやオブジェクトのボリュームをインポートできるのと同じように、可視化ジオメトリをジオメトリネットワークにインポートすることができます。詳細は、シミュレーションデータのインポートとエクスポートの章を参照してください。