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ネットワークエディタで依存関係を可視化する ¶
ネットワークエディタで、あるノードから他のノードのパラメータ参照(例えば、他のノードのパラメータ値をchのエクスプレッションで取得)を可視化することができます。 これは、依存関係(ディペンデンシー)を理解したり、自己完結のアセットを作成しようとした時に外部参照を調べるのに役立ちます。
To... | Do this |
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すべてのノードの依存関係(ディペンデンシー)を表示する |
ネットワークエディタで、 View ▸ Dependency links: for all nodes を選択します。 |
ノードを選択した時にのみ依存関係(ディペンデンシー)を表示する |
ネットワークエディタで、 View ▸ Dependency links: for selected nodes を選択します。 |
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同じネットワーク内の他のノード参照は、ノード間をピンクっぽい茶色の線で表示します。ノード参照 している ノードの左側に参照線が表示されます。ノード参照 されている ノードの右側に参照線が表示されます。
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他のネットワーク内のノード参照は、クリック可能なインディケータとして表示し、入って来る参照と出て行く参照の数を表示します。それらのインディケータのどれかをクリックすると、参照されている/参照しているノードにジャンプするためのメニューが開きます。
ノードの依存関係(ディペンデンシー)のリストを取得する ¶
ネットワークエディタのノードをクリックして View Dependencies を選択します。
ウィンドウには、他のノードで使われているターゲットのパラメータ、そして他のノードの値を使っているパラメータが表示されます。
View メニューから、このノードに依存しているパラメータ(Dependents)、このノードが参照している他のノードのパラメータ(References)をリスト表示します。
Houdiniは、ダイアログのパラメータ名を色分けします:
Black (normal)
パラメータが参照されている、または依存しています。
Grey
曖昧。パラメータが依存している かもしれない ですが、依存関係のチェックは確信できるほど十分に細かくチェックされていません。例えば、依存関係チェックはパラメータレベルで機能しているので、HoudiniはTranslateパラメータの依存関係を見ますが、tx
、ty
、tz
(または3つ全て)までの依存関係は関知しません。
Red
循環参照。このノードが他のノードのパラメータを参照し、反対に、そのノードが、このノードを参照しています。
Yellow
曖昧な循環参照。