ノードは、シーンのビルディングブロックです 。Houdiniでは、ネットワーク内で構成されたノードからシーンが構築されます。ネットワークタイプ別にHoudiniの別の部分を制御します。
シェルフツールを使用すると自動的にノードが作成されます 。例えば、 Create シェルフタブのBoxツールをクリックすると、Houdiniは、新しくGeometry Containerオブジェクトを作成し、その中にBoxノードを作成します。ネットワークエディタで手動でノードを作成することもできます。これは、Houdiniでよく行なう高度な作業方法です。ネットワークエディタ内で⇥ Tabを押すと、現在のネットワークタイプで利用可能なノードすべてのメニューが開きます。
いくつかのノードは、他のノードを含めることができます 。例えば、 Geometry Containerオブジェクト ノードは、シーンレベルで存在します。このノードは、オブジェクトのジオメトリを定義した サーフェスノード のネットワークを含みます。コンテナノードの内側と外側を行き来する方法に関しては、ノードのナビゲーションを参照してください。
ネットワーク内の各ノードは、特定の機能を実行します 。ジオメトリネットワーク、コンポジットネットワーク、CHOPネットワークでは、各ノードがノードを通じてデータを作成または修正します。シーンレベルでのノードは、トランスフォームと親子関係を持ったオブジェクト(例えば、プロップ、ボーン、ライト、カメラ)を表現します。レンダーネットワークでのノードは、レンダリングされる出力(画像またはアニメーション)を表現し、ノード間のリンクは、レンダリングの依存関係を定義します。
サブトピック ¶
ネットワーク ¶
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ノードを作成、移動、コピー、編集する方法。
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ネットワーク内の移動とネットワーク間の移動の方法。
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ノードをお互いに接続して動作させる方法。
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フラグは、どのノードがネットワークの出力なのかといったノードの状態に関する情報を表現します。ネットワークタイプによってフラグが異なります。
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バッジは、ノードに関するいくつかのステータス情報を示します。これらのバッジは、通常ではノードの名前の下にアイコンの行として表示されます。
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Findダイアログを使って、色々な条件でノードを検索する方法。
パラメータの編集 ¶
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ノードのパラメータを変更した時のそのノードの挙動を変更する方法。
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ランプパラメータを使ったテクニックの説明。
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パラメータのパターンマッチに利用可能な特殊文字の説明。
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ノードのパラメータインターフェースを変更する方法。
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パラメータ間の参照の作成方法と元のノードを参照したコピーノードの作成方法。
次のステップ ¶
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ノードを自動的に整理、整列、分散させる方法。
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ネットワークを整理し、上手にまとめる方法。
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ノードとパラメータには、それぞれ参照に使うことができる固有の パス名 があります。
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ノード間のチャンネル参照を意味した線とインディケータを表示する方法。
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ネットワークエディタのオプションの紹介。
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ネットワークエディタのホットキーとユーザインターフェースショートカットのクィックリファレンス。
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ノードの名前を変更したり、FindとReplaceを使って一度にたくさんのノードを一括で名前変更することができます。
エクスプレッション ¶
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パラメータにエクスプレッションを入力することで、その値を静的またはキーフレームアニメーションさせずに値を計算させることができます。
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ファイルパスフィールドに変数とエクスプレッションを使用して、番号が振られた固有のファイル名を生成する方法。
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それぞれのノードにパラメータを追加する方法。
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エクスプレッションを記述して色々なエフェクトを表現するためのTipsとテクニック。
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エクスプレッション関数は、パラメータの値を計算することができます。