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まったく新しいライセンス取得の方法が導入されました。この方法では、現行システムの多くの大きな問題を修正します。いくつかの問題が修正されるだけでなく、アプリケーション単位でライセンスをもっと細かく制御することができます。詳細はhserverを参照してください。
Note
現行システムは非推奨となり、代わりにこの方法を推奨します。
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Zabbixなどのサードパーティ製のソリューションを介したsesinetdの健康状態と統計データの監視に対応しました。ブラウザでサーバーURLに
/basic_status
を付けてアクセス(例えば、http://localhost:1715/basic_status
)すると、そのサーバーの統計データを確認することができます。 -
すべてのライセンスツールがIPv6に対応しました。
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ピーク使用量を解析するパーサーは、使用量ファイルを大幅に高速に解析できるように書き直されました。
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将来機能拡張できるように、ライセンスキー文字列のフォーマット方法が改良されました。
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sesinetdからいくつかのキーが除去されました。サーバーキーは今でもsesinetdに読み込まれますが、サーバー自体はそれらのキーを使って何もしなくなりました。
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冗長サーバー構成に対応しました。詳細はこのページを参照してください。
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hserverとsesinetdに対して多くのパフォーマンスの改善が加えられました。主に集中して改善されたのは、世界中から多数のクライアント接続がある中央サーバーを使用している顧客向けの改善です。
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Windows版のsesinetd/hserverは前のバージョンよりもパフォーマンスが良くなっています。
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sesinetdとhkey/sesictrlがmDNSに対応しました。sesinetdは、利用可能なライセンスが最低でも1本あるとsesinetd自身を登録します。
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ユーザに作業を保存する機会を与えることなくHoudiniがシャットダウンした際のいくつかの問題が修正されました。
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HTTPS対応はPreviewサポートからBeta版に移行しました。
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ライセンスのパーティション化がBorrowに対応しました。
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他にもたくさんの内部変更が行なわれて、使い勝手とパフォーマンスが良くなり、将来の機能拡張のための土台が置かれました。
対応しているバージョン ¶
一部のクライアントは特定の最低サーバーバージョンが必要で、一部のサーバーは特定の最低クライアントバージョンにしか対応しません。 以下のチャートでは、どのクライアントバージョンがどのサーバーバージョンと通信可能なのかを載せています。 HTTPプロトコルは、バージョン18.0で導入され、バージョン19.0でデフォルトとなりました。 HTTPでないプロトコルは、ライセンス取得で使用されていたオリジナルプロトコルのことで、バージョン18.5以降で非推奨となりました。
Note
hserver
とsesinetd
がどちらも最低でもバージョン18.5にアップグレードし、HTTPによるライセンス取得を有効にすることを強く推奨します。
プログラム |
最低バージョン ( |
最低バージョン (非 |
---|---|---|
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sesinetd 18.5 |
sesinetd 18.0.287 |
Houdini |
hserver (server) 18.5 |
hserver (server) 18.0.287 |
Houdini License Administrator ( |
hserver/sesinetd 18.5 |
hserver/sesinetd 18.0.287 |
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hserver/sesinetd 18.0.287 (18.5推奨) |
hserver/sesinetd 18.0.287 |