Houdini 20.0 シェルフツール

Pump from Objects shelf tool

煙がポンプに接触するとすぐに速度が加わります。

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概要

このツールは、煙に方向を与えるために使います。 選択したジオメトリは、ポンプの影響領域を定義したpumpボリュームとVelocityボリュームのvに変換されます。Velocityフィールドは、サーフェス上にばら撒いたポイントのvアトリビュートをラスター化することで取得されます。 そのため、選択したジオメトリのvアトリビュートには、目的のポンプVelocityが格納されている必要があります。

Note

Point Velocity SOPを使用することで、ジオメトリにv Pointアトリビュートを追加することができます。

Note

このツールは、煙とPyroのシミュレーションにのみ動作します。

Pump from Objectsの使い方

To...Do this

流体コンテナを作成する

Smoke ContainerまたはPyro Containerを参照してください。

流体コンテナを充満させる

Source from SurfaceSource from PointsSource from Volumeを参照してください。

ポンプを作成する

  1. Pump from Objects ツールをクリックします。

  2. Velocityを生成するオブジェクトを選択して、Enterを押します。

  3. 流体コンテナを選択して、Enterを押します。

追加したVelocityを制御する

DOP Networkで、ポンプフィールド(source_v_from_objectという名前)をインポートしているVolume Sourceノードを探します。

そのvフィールドをインポートしているノードの Scale パラメータを使って、追加したVelocityを制御します。この値をキーフレームすれば、ポンプ時間を遅らせたり、制限したり、ポンプを鼓動させるようなことができます。

以下のサンプルでは、球が液体ソースで、ボックスがポンプです:

See also

シェルフツール

シェルフの使い方

テクニカル