On this page |
概要 ¶
このツールは、Source from PointsやSource from Volumesと同様に、連続してオブジェクトのサーフェスから流体を生成します。 選択したジオメトリの表面を覆った薄い膜からソースが生成されます。Pyroまたは煙のシミュレーションのソースを指定する時は、Pyro Sourceノードの Particle Separation を調整することで、その膜の厚みを制御することができます。液体シミュレーションのソースを指定する時は、作成されたFLIP Source SOPの Shell Thickness パラメータを使用することで、その名前のとおり、膜の厚みを直接制御することができます。
このツールは、適用するシミュレーションに合わせてセットアップを作成します。
煙シミュレーションの場合では、density
とtemperature
を取り込んで、選択したオブジェクトから煙を起こさせます。
Pyroシミュレーションに適用すると、このシェルフツールは、fuel
とtemperature
を注入して、サーフェスを炎のソースに変換します。
最後に、このツールはEmit Particle Fluidと同様に、液体をFLIPシミュレーションに放出し続けるのに必要なノード群を追加します。
Tip
煙のソースがオブジェクトの動きを継承するようにさせたいのであれば、Point Velocity SOPを使用することで、そのVelocityを計算することができます。 Velocityアトリビュートは、Pyro Sourceノードによって散乱ポイントに転送され、Volume Rasterize Attributes SOPによってVDBに変換されます。
Source from Surfaceの使い方 ¶
-
コンテナ内に、開いたジオメトリオブジェクトを作成します。
コンテナの詳細は、Smoke ContainerまたはPyro Containerを参照してください。
-
ソースを生成するジオメトリオブジェクトを選択します。
-
Populate Containers タブの Source from Surface ツールをクリックします。
-
ソースの格納先となるコンテナを選択して、Enterを押して選択を確定します。
Note
連続する流体の流れを無効にするには、DOPネットワーク内のVolume Sourceノードの Activation を0
に設定します。
このパラメータにキーフレームを打つことで、流体を放出するタイミングを制御することができます。
Note
オブジェクトを部分的にコンテナに入れると、そのコンテナの境界内に入っている部分のみがシミュレーションされます。
See also |