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概要
USD Packed Primitivesには、USDデータがHoudiniプリミティブのポイント上のアトリビュートとして格納されています。 このノードは、すべてまたは一部のPacked USD Primsをアンパックします。
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PrimタイプやKindなどの色々な基準に基づいて、Packed USD Primsのサブセットを抽出することができます。
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基準に合致したサブセットを別のUSD Packed Primとして出力したり、アンパックしたUSDジオメトリPrimsをHoudiniポリゴンに変換することができます。
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Houdiniジオメトリに変換する場合、このノードは、 Import Primvars パラメータにリストしたUSD PrimvarsをHoudiniジオメトリアトリビュートに変換します。
詳細は、HoudiniがジオメトリをUSDとHoudini間で変換する方法を参照してください。
パラメータ
Main
Group
抽出するパックオブジェクトを指定します。
これが空っぽの場合、このノードは、すべてのPrimsを抽出します。
通常では、テキストボックスの右側にある 選択ボタンをクリックして、ビューポート内で視覚的にオブジェクトを選択します。
Delete Old Prims
これが有効な時(デフォルト)、元のUSD Packed Primsは出力を通過しません。
Time
USD Primsを評価する時間(秒)。
Traversal
抽出するUSD Primsを検索する方法。 これを"Custom"に設定すると、 Advanced タブが表示されるので、PrimタイプやKindなどのマッチングの基準を指定することができます。
Geometry Type
抽出したUSD Primsを新しいUSD Packed Primとして出力するか、Houdiniポリゴンジオメトリとして出力するか指定します。
Pivot Location
パックPrimのポイントを、座標フレームの原点またはパックPrimの境界ボックスの中心のどちらに配置するのかを指定します。
Create path attribute
通常のHoudiniジオメトリにアンパックする時、そのアンパック元のPrimのUSDパスを示した文字列アトリビュート(デフォルト名はpath
)がそのポリゴン上に作成されます。
このフィールドを空っぽにすると、このノードはアトリビュートを作成しません。
Create name attribute
通常のHoudiniジオメトリにアンパックする時、そのアンパック元のPrimの名前を示した文字列アトリビュート(デフォルト名はname
)がそのポリゴン上に作成されます。
このフィールドを空っぽにすると、このノードはアトリビュートを作成しません。
Transfer Attributes
通常のHoudiniジオメトリにアンパックする時、ここには、USD Packed Prim上の(USDアトリビュートでは なくて ) 既存のHoudiniジオメトリアトリビュート に合致させるパターンのリストを指定します。これに合致したアトリビュートが出力ジオメトリ上に転送されます。 例えば、HoudiniのRBDシミュレーションをUSD Packed Primsに書き出した時に、位置と回転のアトリビュートをPacked Prims上に書き込んでいたのであれば、 抽出したジオメトリ上にそれらのアトリビュートを転送することができます。
Import Primvars
通常のHoudiniジオメトリにアンパックする時、ここには、Houdiniジオメトリアトリビュートに変換したいUSD Primvarsに合致させるパターンのリストを指定します。
Import Attributes
通常のHoudiniジオメトリにアンパックする時、ここには、( Import Primvars で指定した Primvars に加えて)Houdiniジオメトリアトリビュートに変換したいUSDアトリビュートに合致させるパターンのリストを指定します。
これらのパターンは、 カスタム USDアトリビュートにのみマッチングされます。
スキーマの一部になっているUSDアトリビュートには、特別なハンドリングがあります(例えば、メッシュPrim上のfaceVertexIndices
アトリビュートは、その結果のポリゴンのトポロジーに変換されます)。
Primvarsとは違い、カスタムアトリビュートでは補間モードを指定しません。
カスタムアトリビュートの値が配列の場合、このノードは、その配列内のエレメントの数に基づいてHoudiniのアトリビュートレベル(point
, vertex
, primitive
, detail
)を推測します。
Non-transforming Primvars
通常のHoudiniジオメトリにアンパックする時、ここには、 非トランスフォーム Houdiniジオメトリアトリビュートに変換したいUSD Primvarsに合致させるパターンのリストを指定します。
Translate ST primvar to UV
一般的に、USDはst
という名前のPrimvarにテクスチャ座標を格納するのに対して、Houdiniはuv
という名前のアトリビュートにテクスチャ座標を格納します。
これを有効にすると、このノードは、自動的にUSD st
Primvarsをuv
アトリビュートに変換します。
Advanced
このタブは、 Traversal が"Custom"に設定されている時にのみ表示されます。
Prim Types
USD階層を独自に走査する時に選択するUSD Primタイプ。 プルダウンメニューには、すべての有効なタイプがリストされます。 複数のタイプとワイルドカードに対応しています。
Purposes
USD階層を独自に走査する時に選択するUSD PrimのPurposes。 プルダウンメニューには、すべての有効なPurposesがリストされます。 複数のPurposesとワイルドカードに対応しています。
Kinds
USD階層を独自に走査する時に選択するUSD PrimのKinds。 プルダウンメニューには、すべての有効なKindsがリストされます。 複数のKindsとワイルドカードに対応しています。
Name Mask
USD階層を独自に走査する時にPrim名(s)に対してマッチングに使用するパターン。 ワイルドカードに対応しています。
Path Mask
USD階層を独自に走査する時にPrimパス(s)に対してマッチングに使用するパターン。 ワイルドカードに対応しています。
Traverse Matched
これを有効にすると、マッチしたPrimが見つかった時に、そのPrimが返され、引き続き、下流のPrimに対してマッチするPrimが走査されます。 "Traverse Matched"を無効にすると、下流のPrimに対して何も走査されなくなります。
Is Active
アクティブなPrimsのみを返します。
Is Visible
可視なPrimsのみを返します。
Is Imageable
イメージ化可能なPrimsのみを返します。
Is Defined
定義されたPrimsのみを返します。
Is Abstract
抽象Primsのみを返します。
Is Group
グループのPrimsのみを返します。
Is Model
モデルのPrimsのみを返します。
Is Instance
インスタンスのPrimsのみを返します。
Is Instance Master
インスタンスマスターのPrimsのみを返します。
Has Clips
クリップを持ったPrimsのみを返します。