On this page | |
HOM equivalent |
概要 ¶
ch
系の関数はパラメータの値を取得します。
これにより、特定のパラメータの値を自動的に他のパラメータと同一または相対的な値にすることができます。
例えば、geo1
とgeo2
という2つのGeometryオブジェクトノードがあったとすると、geo2
の Translate Y パラメータを以下のように設定することで
geo2
がgeo1
よりも2ユニットだけ常に高くさせることができます:
ch("../geo1/ty") + 2
geo1
を動かすと、geo2
のY位置は常に2ユニット高くなります。
独自のSpareパラメータとデジタルアセットインターフェースを作成し、チャンネル参照を使用してサブネットワーク/アセット内のノードが上の階層の“インターフェース”パラメータを参照させることで、 それらに他のノードを制御させることができます。
パス引数 ¶
チャンネル関数の1番目の引数は、取得したい値を持つパラメータの文字列 パス です。
同じノード上のパラメータに対しては、単にパラメータの 内部名 を使用すれば良いだけです。 例えばオブジェクト内で、 Translate Y に以下のエクスプレッションを設定することで、オブジェクトのX位置を常にY位置に一致させることができます:
ch("ty")
Tip
パラメータエディタ内のパラメータ上にマウスを置くことで、そのツールチップ内でパラメータの内部名を調べることができます。
別のノードのパラメータを取得するには、UNIXディレクトリパスと同様に、パラメータまでの パス を指定する必要があります。
例えば、同じネットワーク内のgeo2
というノードのty
パラメータを参照するには:
ch("../geo2/ty")
親のネットワークノードのtx
パラメータを参照するには:
ch("../tx")
数値を取得する方法 ¶
ch("path")
指定したパラメータの 浮動小数点値 を返します。
例えば、font1
ノードの Origin X を取得するには:
ch("../font1/tx")
chf("path", frame_num)
指定したパラメータの、指定したフレーム番号で計算された浮動小数点値を返します。
未来の時間から値を取得するには、その時間までのシーンの一部または全体をクックする必要があるので、この関数は場合によっては処理が重くなります。
例えば、現在から10フレーム前におけるfont1
ノードの Origin X を取得するには:
chf("../font1/text", $F - 10)
cht("path", seconds)
指定したパラメータの、指定した時間(秒)で計算された浮動小数点値を返します。
未来の時間から値を取得するには、その時間までのシーンの一部または全体をクックする必要があるので、この関数は場合によっては処理が重くなります。
例えば、現在から2秒前におけるfont1
ノードの Origin X を取得するには:
chf("../font1/text", $T - 2)
文字列を取得する方法 ¶
chs("path")
指定したパラメータの 文字列 値を返します。
例えば、font1
ノードの Text を取得するには:
chs("../font1/text")
chsraw("path")
指定したパラメータの、引用符や変数名を展開しない“raw(そのままの)”文字列値を返します。
例えば、パラメータに$F - 10
を含めた場合、(現行フレームより10フレーム前に計算された値ではなく)"$F - 10"
という文字列を取得します。
ノードパスを取得する方法 ¶
chsopを参照してください。
ランプ値を取得する方法 ¶
Tips ¶
-
パラメータの右クリックメニューで“Copy”と“Paste Reference”のコマンドを使用することで、チャンネル参照を自動で作成することができます。
-
詳細は、パラメータ値のリンクを参照してください。
See also |