Inheritance |
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このパターンマッチングオブジェクトを使用することで、値が特定の範囲内または値セットに収まっているかどうかをテストしたり、パターンから値の配列を生成することができます。
メソッド ¶
__init__(pattern, delimiter=' ')
指定したpattern
文字列から新しいパターンオブジェクトを構築します。
delimiter
は、パターンから別々のコンポーネントに分ける文字を決めます。
デフォルトでは、スペースでコンポーネントに分けられます。例えば、1-4 6 9
のパターンは[1, 2, 3, 7, 9]
の配列を生成します。
代わりにdelimiter
に,
を設定した場合、カンマで1-4,6,9
のパターンからコンポーネントに分けることができます。
componentRange(component, inclusive=False)
→ list
of float
指定したパターンコンポーネントの値の範囲を、3つの浮動小数点値のリストとして返します。
componentStep(component)
→ float
指定したパターンコンポーネントの範囲ステップ値を返します。
このパターンコンポーネントにステップ値が明示されていなければ、代わりに1
の値が常に返されます。
contains(value, inclusive=False)
→ bool
指定した値がパターン内に入っていればTrue、入っていなければFalseを返します。
デフォルトでは、この範囲の最初の値は含み、最後の値は含まれません。
inclusive
引数をTrue
に設定すれば、最後の値もこの範囲内に含まれます。
containsRange(value, inclusive=False)
→ list
of float
contains
と同様ですが、ブール値を返す代わりに、このメソッドはvalue
を含んだ最初にマッチしたコンポーネントの[start, end, step]
値を返します。
floatArray(sorted=True, inclusive=False)
→ list
of float
パターンから浮動小数点配列値を返します。
sorted
がTrue
の場合、それらの値は数値の昇順でソートされます。
inclusive
引数は、浮動小数点配列で値を生成する時に、パターンの範囲の端点を含めるかどうかを決めます。
floatArrayMap(sorted=True, inclusive=False)
→ dict
of list
of float
floatArray
と同様ですが、浮動小数点配列の代わりに、このメソッドは、コンポーネント番号とそのパターンコンポーネントの配列値のマップを返します。
intArray(sorted=True, inclusive=False)
→ list
of int
パターンから整数配列値を返します。
sorted
がTrue
の場合、それらの値は数値の昇順でソートされます。
inclusive
引数は、整数配列で値を生成する時に、パターンの範囲の端点を含めるかどうかを決めます。
intArrayMap(sorted=True, inclusive=False)
→ dict
of list
of int
intArray
と同様ですが、整数配列の代わりに、このメソッドは、コンポーネント番号とそのパターンコンポーネントの配列値のマップを返します。
stringArray(sorted=True, inclusive=False)
→ list
of str
パターンから文字列配列値を返します。
sorted
がTrue
の場合、それらの値は文字列の昇順でソートされます。
inclusive
引数は、文字列配列で値を生成する時に、パターンの範囲の端点を含めるかどうかを決めます。
stringArrayMap(sorted=True, inclusive=False)
→ dict
of list
of int
stringArray
と同様ですが、文字列配列の代わりに、このメソッドは、コンポーネント番号とそのパターンコンポーネントの配列値のマップを返します。
hasVariableStep
: bool
Property
パターンが数値で、異なるステップサイズで複数のコンポーネントを含んでいる場合はTrue
に設定されます。
例えば、1-10:2 4-8:0.3
です。
isNumeric
: bool
Property
パターンが数値のみを含んでいる場合はTrue
に設定されます。
パターン内のどれかのコンポーネントが数値でない文字列だった場合、isNumeric
はFalse
に設定されます。
minimumStep
: float
Property
パターン内のすべてのコンポーネントから最小ステップサイズを返します。
Methods from pdg.BasePattern ¶
errors
: str
Property
パターンが無効だった場合、この文字列には分析エラーが含まれます。
isValid
: bool
Property
パターンが有効だった場合、Trueに設定されます。 無効だった場合、Falseに設定されます。
pattern
: str
Property
このパターンオブジェクトの構築に使用するソース文字列。