On this page |
概要 ¶
LOPライティングチュートリアルシリーズへようこそ。
HoudiniのUSD関連ツールとサポートを総称して、Solarisと呼びます。
Solarisは、ビューポートのUSD対応、新しいネットワークタイプであるLOP(Light Operators)を含んでいます。
LOPネットワークは、SOPsに似ています。
SOPsでは、各ノードが入力ジオメトリを受け取って、それを修正し、新しいジオメトリ出力します。
それに対して、LOPsでは、各ノードが入力USDシーンを受け取って、それを修正し、新しいシーンを出力します。
さらに、LOPsはHoudiniの新しいレンダラーである Karma を採用しています。
Karmaは、Mantraが使用していたifd
の代わりにusd
を使用します。
LOPsコンテキストには、ライティングを高速化且つ効率的にするためのたくさんの新しい機能が備わっています。
サポートファイルのダウンロード ¶
必要なサポートファイル(~284MB)をダウンロードする必要があります。
サポートファイルをダウンロードしたら、それを解凍します。 オペレーティングシステムによっては、ファイルをダブルクリックするだけで簡単に解凍することができます。
これらのファイルを$HIP
に保存してください。
ご存知のとおり、Houdiniで言う$HIP
とは、“あなたがHoudiniを起動した場所”を意味します。
そのため、これらのチュートリアルのhipファイルを$HOME/projects/LOPS
に保存する予定であれば、ダウンロードファイルしたファイルをそれと同じ場所に配置してください。
ダウンロードしたファイルの中には、tutorial-lighting-end.hip
、tutorial-lighting-start.1.hip
という名前のHoudiniファイルとBarScene
という名前のディレクトリがあるのがわかります。
Houdiniを起動する前に、これら2つのhipファイルをディレクトリツリーの1階層上に移動させてください。
知っておくべき事 ¶
このチュートリアルシリーズでは、Stage Managerを使ってアセットをLOPsに取り込む方法を採用しています。
Stage Manager は、usd
ファイルを介してUSD PrimsをLOPsに取り込みます。
アセットがusd
ファイルとして保存されていない場合、(シーン全体を取り込むなら)Scene Importまたは(個々のオブジェクト/SOPsを取り込むなら)SOP Importを介してSOPsから直接的にアセットをインポートすることができます。
SOP Create LOPを介してLOPsで新しいジオメトリを直接作成することができます。
チュートリアル ¶
以下は、典型的なパイプラインを通じて、LOP/USDの使用方法について学習するチュートリアルです。
-
最初のチュートリアルでは、サンプルのLOPsシーンファイルを開いて探索し、ポイントライトと新規カメラを作成し、LOPsとレンダリングのプロパティと設定をいくつか調整して、テストレンダーを生成します。
-
前回のチュートリアルの続きで、LOPsシーンにライティングを入れていきます。
-
引き続きライティングを微調整し、ライトを整理してから、シーンをレンダリングします。