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Note
Houdiniのバージョンが上がる度に、私どもはさらにワークフロー、パラメータ、ノードに変更を加えています。 場合によっては、その違いがすぐに分からないこともあります。 以下のリストでは、バージョン19から19.5までの変更内容の概要を載せています。 現在のところ、このリストは完全ではなく、随時更新されることに注意してください。
削除されたノード ¶
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Copy Stamp SOP (
copy
)。代わりにCopy to Points SOPを使用し、スタンプにはFor-Loopを使用してください。 -
IsoSurface SOP (
iso
)。Volume Wrangle SOPを使用して値を定義し、Convert Volume SOPを使用してボリュームをポリゴンに変換してください。 -
Partition SOP (
partition
)。文字列アトリビュートを使用して、互いに素なグループを表現します。実際のグループが必要な場合、Groups from Name SOPを使用して、文字列アトリビュートから互いに素なグループに変換してください。 -
Toon Character OBJ (
toon_character
)。このノードは古いキャラクタテクニックを使用していて、もはや有効なサンプルではありません。
名前が変更されたノード ¶
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Edit Prototype LOPの名前はAssign Prototypes LOPに変更されました。その理由は、新しく追加されたEdit Prototypes LOPと混同するのを避けるためです。Edit Prototypes LOPは実際に名前のとおりの処理をし、プロトタイププリミティブを編集します。
互換性 ¶
Note
以下には、最も注視すべき互換性の変更点を載せています。定期的な更新を含む完全なリストに関しては、Houdini Main Changelogsのページをご覧ください。
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Pythonモードのパラメータは、ノードのデフォルトモードに関係なく、常に紫色になります。
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2Dボリュームとして取り込まれた画像には、意図したとおりの単位サイズのボクセルが含まれます。
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VOP内の変数展開、または、VEX言語としてマークされたパラメータは、VEXスタイルのコメント内やRaw文字列内では、評価されなくなりました。特に、バックスラッシュは期待通りに動作するはずです。
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Detail アトリビュートを含んだジオメトリをマージすると、最初の Detail アトリビュートが保持されるようになりました。以前のバージョンでは、文字列Detailアトリビュートは固有な文字の値の数だけ重複しましたが、最初の文字列アトリビュートが保持されるようになりました。
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Python SOPの Maintain State チェックボックスがデフォルトでオフになりました。以前のバージョンでは、クック間で常にステートが維持されていました。ステートをクリアすると、整合性の取れた動作が保証され、そのリソースが解放されます。
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隠しノードだったPaste/Unpaste SOPが完全に削除されました。
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ランプ関数のランプ位置引数の値は常にクランプされるようになりました。以前のバージョンでは、ランプ位置の値は循環していました。
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Add SOPの Number of Points パラメータのデフォルト値が0となり、その数を上げると、デフォルトでそのポイントが有効になるようになりました。この変更によって、そのパラメータ値だけを設定するような古いスクリプトに影響が出る可能性があります。
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hou.TypeError
クラスとhou.ValueError
クラスが削除されました。これらのクラスは(場合によっては)TypeError
とValueError
に変換されていました。今ではそのhouバージョンでないTypeError
とValueError
だけが使用されています。 -
存在しないグループが指定されたBlast SOPノードは、繋がっていないポイントに対して、空っぽのグループを指定した時と同じ挙動をするようになりました。