Houdini 20.0 Feathers(羽根)

フェザーをエクスポートする

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一度フェザーテンプレートをデザインしたら、それをグルームで利用できるようにする必要があります。 ファイルに保存しておけば、任意の他のプロジェクトにリロードすることも可能です。

サブネットワークと結合

多くのフェザーや複雑なデザインネットワークを含むテンプレートでは、Subnetwork SOPを使用するとシーンをうまく整理できます。 ノードをサブネットに入れるには、ネットワークエディタに移動し、グループ化したいノードを選択します。 方法は2通りあります。

  • 対象のノードを⇧ Shift + クリックします。

  • を押しながら、ノードを囲むように長方形を描画します。

選択したら、ネットワークエディタのメニューバーに移動します。 右側にいくつかのアイコンが表示されています。 Create subnet from selected ボタンを見つけ、クリックします。 または、⇧ Shift + Cショートカットを使用しても構いません。 サブネットの名前を変更することを推奨します。 例えば、Feather Template from Shape SOPName パラメータを使用して名前を変更することができます。

ノードをサブネットにグループ化したかどうかに関係なく、すべてのフェザーネットワークを結合する必要があります。

  1. Merge SOPをフェザーネットワークに追加します。

  2. 最後のノードの出力をMerge SOPに接続します。最後のノードに複数の出力がある場合、通常は 1番目 の出力を使用します。

Null出力

Null SOPでネットワークを終了します。後ほど、グルーミングやレンダリング用の接続を確立するために、Nullにさらにノードを接続します。

  1. Null SOPを追加し、その入力をMerge SOPの出力に接続します。

  2. Nullの名前をFEATHERGEOFEATHERGEO_SIMFEATHERGEO_GROOMなど、任意の有効な名前に変更します。

フェザーテンプレートを保存する

テンプレートとグルームの両方を1つのプロジェクトに持つよりも、フェザーテンプレートをエクスポートしてリロードする方が合理的です。

画像をクリックすると拡大します。
  1. フェザーを含むGeometry SOPノード内に、File Cache SOPを追加します。

  2. キャッシュ化ノードの出力をMerge SOPに接続します。Null SOPで終了している場合は、上の図のようにMergeとNullの間にキャッシュ化ノードを配置し、接続します。

    Base Name パラメータに、$HIPNAME$OSの2つのトークンが表示されます。 最初のトークンはプロジェクトのファイル名を表し、2つ目はキャッシュ化ノードの名前を受け取ります。デフォルトで、名前はfilecache1です。

    Base Folder は、プロジェクトが保存されたパス($HIP)を使用し、geoサブディレクトリを作成します。 後で、ここでファイルを見つけることができます。

  3. アニメーションやシミュレーションデータはないので、 Time Dependent Cache をオフにします。

  4. Caching タブで、 Save to Disk をクリックします。

$HIP/geo/$HIPNAME.$OS.bgeo.scD:/feathers/brown_owl_atlas.bgeo.scのようなパスを使用したい場合は、 File Path パラメータからドロップダウンを開き、 Explicit を選択します。 ボタンをクリックし、ファイルの場所を選択すると、それが Geometry File フィールドに表示されます。

別のファイルでテンプレートファイルをロードするには、File Cache SOPを追加し、ボタンをクリックして、そのファイルが保存されているディレクトリを開きます。 そして Load from Disk をオンにします。

シミュレーションデータをキャッシュ化する

Houdiniのフェザーシステムは、汎用的なVellumソルバによるシミュレーションをサポートしています。 Vellum I/O SOPを使用して、Vellumシミュレーションデータを保存することができます。 このノードには3つの入力があり、関連するすべてのデータを1つのパスで保存することができます。

HoudiniのI/Oノードとキャッシュ化ノードは統合されているため、 Load from DiskFile PathBase NameBase Folder などのパラメータは、フェザーテンプレートを保存するの章で説明した通りに動作します。

ただし、シミュレーションデータは時間依存であるため、以下の2つのトグルがオンになっていることを確認してください。

  • Time Dependent Cache

  • Sequence ▸ Simulation

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