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このダイアログは、ネットワークエディタ内でサブネットワークを右クリックし、 Digital Assets ▸ Create New を選択するか、既存のアセットを右クリックし、 Digital Assets ▸ Save As を選択してコピーを作成する際に表示されます。
詳細は、デジタルアセットの作成を参照してください。
Name Construction ¶
以下のオプションを組み合わして、新しいアセットの 内部名 を構築します。
この内部名は、Houdiniがアセットを参照する時に利用する名前であり、Tabメニューに表示される人が解読可能なラベル名のことでは ありません 。 アセットの内部名は一意でなければなりません。 例えば、2個のノードが同じ内部名を持っている場合、ユーザがTabメニューから作成できるノードはどれか1つだけです。 内部名の重複を防ぐには、バージョンとネームスペース機能が役立ちます。
ノードの内部名を最もよく扱うのは、スクリプトを記述する時です。
Tip
混乱を避けるため、アセットの内部名とラベルを合わせておくことを強くお勧めします(例えば、threelightrig
とThree Light Rig
)。
Type Name
これは、アセットの内部名のベースの“名前”の部分です。例えば、threelightrig
などです。
この文字列は、アルファベットまたはアンダースコアで始まっている必要があります。
また、それ以降で使える文字はアルファベット、数字、アンダースコアのみです。例えば、threelightrig
です。
ラベルは後から変更可能ですが、アセットを再生成しない限り、内部名を 変更することはできません 。
Branch
ネームスペースにテキストを追加して、そのノードが開発サイクルのどの部分に当たるかをマークすることもできます。 Branch の横にあるチェックボックスをオフにすると、ダイアログはネームスペースの文字列にブランチを追加しなくなります。
これは、アセットライブラリを共有する大規模スタジオにおいて特に便利です。 同一アセットをフェーズで区別できるため、アーティストはアセットの“メイン”バージョンを使用し、TDは“dev”バージョンを使用するといったことが可能になります。
Branch フィールドの右側にあるドロップダウンメニューには、“dev”(開発中)、“test”(テスト用の限定リリース)、“main”(テスト済みの主流バージョン)などの推奨値が表示されます。
Version
バージョン番号を名前に追加します。例えば、threelightrig::2.0
などのようになります。
Version の横にあるチェックボックスをオフにすると、ダイアログは名前にバージョンを追加しなくなります(バージョンが“空”の場合、Houdiniはどれが最新バージョンかをチェックするとき、そのアセットを一番古いバージョンと見なします)。
アセットに1.0
などのバージョンを追加するか、バージョンを含めないかはユーザ次第です。
バージョン番号を使用すると、同一名で同時にロードしたアセットの複数バージョンを使用できるので、アセットの古いバージョンを含むシーンファイルも、引き続き使用可能です。 Houdiniでは、Tabメニューに(デフォルトで)最新バージョンが表示されます。
Tab Menu ¶
Save To ¶
以下のオプションでは、アセットを保存するライブラリファイル(親ディレクトリやライブラリファイル名)を制御します。
Note
アセットライブラリファイルには、複数のアセットを保存することができます。 新しいアセットの保存先として既存のライブラリファイルを指定すると、アセットは既存のファイルに追加されます(新しいアセット のみ でファイルを上書きすることはありません)。
Library Path
保存先となるライブラリファイルを含む親ディレクトリを選択します。
User Preferences Directory
ユーザ独自のプリファレンスディレクトリにアセットを保存します。 プロジェクト全体で、そのユーザのみがアセットを利用できるようになります。
Hip File Directory
現在のシーンファイルと同列のhda
サブディレクトリにアセットを保存します。
アセットは、現在の“プロジェクト”、つまり現在のシーンファイルおよび同じディレクトリ内の他のシーンファイルで利用することができます。
Site-specific Directory
サイト(スタジオ)で共有されるhda
ディレクトリにアセットを保存します。
これは、誰か(ユーザ自身やスタジオのIT部門など)が、サイト全体のネットワーク共有を指す$HSITE
環境変数をセットアップした場合にのみ機能します。
From Preferences
Save Asset Preferencesダイアログでよく使用するディレクトリをセットアップしてから、このオプションを選択すると、そのディレクトリを使用することができます。
Embedded in .hip File
アセット定義を現在のシーンファイルの一部として埋め込みます。 これにより、アセットはこのシーンファイルでのみ利用できるようになります。 このオプションは、アセットをテストする場合に便利です。
Custom
カスタムディレクトリのパスを手動で入力します。
Note
これらの保存場所のいくつか($HIP/hda
、$HSITE/hda
、カスタム値など)は、デフォルトではアセットがスキャンされません。
これらの場所に保存する場合、アセットは自動的に このシーンファイル にインストールされますが、別のシーンファイルで使用したい時は、アセットを手動でインストールする必要があります。
または、ディレクトリを$HOUDINI_OTLSCAN_PATH
に追加すると、Houdiniはアセットの場所として自動的にそのディレクトリをスキャンします。
Library Name
ライブラリファイル名の構築方法を選択します。
Everything
ネームスペース、内部名、バージョンを使用してファイル名を構築します。例えば、matt.dev.threelightrig.2.0.hda
などのようになります。
Type Name
ベースのタイプ名を使用して、ファイル名を構築します。例えば、threelightrig.hda
などのようになります。
Node Name
右クリックしてアセットに変換したノードのインスタンスの名前 を使用して、ファイル名を構築します。
分かりやすい名前を既に持っているサブネットからアセットを作成した場合、このオプションが便利です。
例えば、three_light_rig2.hda
などのようになります。
From Preferences
Save Asset Preferencesダイアログでテンプレート文字列をセットアップしてから、このオプションを選択すると、その文字列を使用することができます。
Custom
カスタムのファイル名を手動で入力します。
Prefix Type Category
ファイル名の重複をさらに強力に防ぐために、ライブラリファイル名にネットワークタイプを追加します。
同じディレクトリに多数のアセットファイルを保存する場合、名前、ネームスペース、バージョンが同じで、ネットワークタイプが異なるアセットが2つある可能性があります(例えば、ジオメトリアセット(SOP)とSolarisアセット(LOP)など)。 異なるファイルにアセットを保存したい場合は、これをオンにすると、ネットワークタイプは異なるが、内部名は同じであるアセットを別々のファイルに保存できます。