Houdini 20.0 ジオメトリ

How to 大空を作成する

Sky Fieldノードを使用して2D/3D雲パターンを作成する方法。

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概要

Sky Fieldノードを使用してシーンの地上から高い標高にある2Dまたは3Dの雲パターンを作成する方法がいくつか用意されています。

例えば、Sky Fieldノードを使用することで、シーン内の地形の上方に大空を追加することができます:

  1. シーン内にHeightField SOPを作成します。

  2. HeightField Noise SOPを配置します。

  3. そのHeightField Noise SOPの1番目の入力をそのHeightField SOPの出力に接続し、そのHeightField Noise SOPのDisplayフラグをオンにします。これで山の地形が作成されます。

  4. Sky Fieldを使って2D雲を作成する方法の使用例に従って、Sky Field SOPを追加します。

Warning

HeightFieldノードを含んだネットワークにSky Boxノードを追加すると、そのHeightFieldがビューポート内で表示されなくなります。 Houdiniは、ボリュームプロパティをDetailレベルで保存し、そのSky BoxノードのFogボリュームをそのHeightFieldノードのボリュームとマージするので、そのHeightFieldボリュームが非表示になります。

ビューポート内にHeightFieldとSky Boxを表示させる回避策は、そのHeightFieldノードまたはその最後の接続ノードのTemplateフラグを⌃ Ctrl + クリックすることです。

Sky Fieldを使って2D雲を作成する方法

Sky Fieldノードを使用して、2D雲パターンを作成します。

  1. シーン内にSky Fieldノードを作成します。

  2. Voxel SizeSizeCenter のパラメータを設定します。

  3. Vertical Offset チェックボックスをオンにして、Sky Fieldを上昇させます。スライダを調整して、目的の高さ(単位はメートル)にします。

  4. 以下のノードを1つ以上追加して、高い標高にある2D雲パターンを設定します:

    • Sky Field Noiseは、ノイズを追加して、かすれた雲、または、もくもくした雲の要素を足します。

    • Sky Field Patternは、プリセットの雲パターンを追加します。

    • Sky Field from Mapは、画像を取り込みます。

Sky Fieldを使って3D雲を作成する方法

Sky FieldノードとSky Boxノードを使用して、2Dボリュームから3D雲を生成します。 Sky Fieldノードは、Sky Boxノードの特定のプロパティに影響を与えます。

Note

Sky Fieldノードに依存せずにSky Boxノード単体で使用することも可能です。

  1. Sky Fieldノードを作成します。

  2. Voxel SizeSizeCenter のパラメータを設定します。

  3. Vertical Offset チェックボックスをオンにして、Sky Fieldを上昇させます。スライダを調整して、目的の高さ(単位はメートル)にします。

  4. Sky Boxノードを配置し、その2番目の入力をそのSky Fieldノードの出力に接続します。そのSky BoxノードのDisplayフラグをオンにします。

  5. Sky Boxノードには、パラメータの設定方法を制御するポップアップメニューが色々なパラメータで用意されています。 デフォルトの Set Uniform は、Sky Boxノードのパラメータ値を使用します。これを Use Sky Layer に変更すると、接続されているSky Fieldノードのそれに関係するパラメータが使用されます。

    例えば、Sky Boxノードの Altitude パラメータを Use Sky Layer に設定し、次に、接続されているSky Fieldノードの Altitude パラメータのチェックボックスをオンにして値を設定します。 すると、そのSky Fieldノードの Altitude パラメータがSky Boxノードの Altitude パラメータに影響するようになります。

  6. Sky Fieldノードを選択して値を設定することで、Sky Boxノードが制御されます。

Tip

以下の1つ以上のSky Field系ノードをSky Boxノードの2番目の入力に接続することで、雲パターンをさらに調整することができます:

メモ

  • 最初にSky Fieldノードを作成した場合、そのデフォルトは非常に広く(1km四方)、そのボリュームは真っ白なので、ビューポートが白で埋め尽くされてしまいます。 その時はズームアウトしてボリューム全体を表示したり、Sky Field Noizeノードを追加してボリュームにディテールを加えると良いでしょう(上記参照)。

  • HeightFieldと同様に、Sky Fieldは非常に広くなりやすいので(デフォルトが1km四方)、カメラビューの遠方まで埋め尽くしてしまいます。 Houdiniは、シーンのサイズに基づいて自動的にニアクリップ平面とファークリップ平面を設定します。 シーン内の小さな部分でのみ作業する場合、そのシーンの一部だけ表示されるように(ディスプレイオプションで)手動でニアクリップ平面とファークリップ平面を設定した方が良いでしょう。

See also

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学ぼう

モデリング

地形

粉砕

  • 破壊

    色々なタイプの材質を破壊する方法。

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