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Pyro

  • 爆発の軌道(トレイル)を簡単に追加できるようにする爆発のソース設定ワークフローが取り入れられました。 このワークフローによって、最低限のセットアップ作業だけで、印象的なハイエンドのPyro爆発をセットアップしてシミュレーションすることができます。

  • Pyro Solver SOPの新しく追加されたMinimal OpenCL Solveモードによってインタラクティブなリアルタイムシミュレーションパフォーマンスを発揮することができます。このモードは手っ取り早く試行錯誤するのに役立ちます。

  • NvidiaのnanoVDBはMinimal Solverに対応しています。

  • ボリュームをレンダリングするための新しいPyro Bake Volume SOPPyro Shader VOPが追加されました。これらの新しいノードによって、燃え立つ火の玉や煤煙まみれの爆発を簡単に表現することができます。

  • 新しく改良されたAttribute Noise SOPは、インターフェースが設計し直され、クック時間が40~60%改良されました。

  • Sparse Pyroでカラーフィールドを使用できるようになりました。

  • 新しく追加されたPyro Burst Source SOPは、爆発の核心部となるソースを作成し、その爆発のルックの形を定義することができます。単一バースト(爆幕)、複数バースト(爆幕)もしくは連続した複数バースト(爆幕)を生成することができます。

  • 新しく追加されたPyro Trail Path SOPPyro Trail Source SOPを使用することで、爆発の軌道を、その軌道が爆発に作用するようなPyroシミュレーションの一部、または、主体の爆発の影響を軌道に反映させるセカンダリシミュレーションとして追加することができます。軌道が球状の形状から外側に向けて発射されるように、または、キノコ雲の上昇に伴って軌道を開始できるようにバースト(爆幕)の方向に向かって軌道を生成することができます。

Pyroシェルフツール

  • Simple FX シェルフ上のSimple Ground ExplosionはSOPsで大規模な地面爆発を生成し、 Sparse Pyro FX シェルフ上のGround ExplosionはDOPsで大規模な地面爆発を生成します。

  • Simple FX シェルフ上のSimple FireballSparse Pyro FX シェルフ上のSparse Fireballでは、新しく追加されたPyro Burst Source SOPとPyro Bake Volume SOPを使用して、大規模に上昇して広がる爆発を生成するようになりました。

  • Simple FX シェルフ上のSimple BonfireはSOPsでSparse Pyro Solverを使って焚き火のシミュレーションを生成します。これは、 Sparse Pyro FX シェルフ上のBonfireのSOP版です。

FLIP流体

  • FLIP Solverに新しく追加されたSolve Viscosity with Adaptivityオプションは、表面から遠く離れた流体の圧力値をもっと粗い近似値に置換して、その圧力の計算時間を短縮します。

  • Ocean Foam SOPがカメラからの相対距離で動作するようになりました。

What’s new in Houdini 18.5