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改善されたKarma/USDインテグレーション

  • Karma/USDレンダージョブが進捗をレポートするようになりました。

  • ファーム上でのKarmaライセンス使用状況を追跡できるように、HQueueにsidefx.license.karmaリソースタイプが新しく追加されました。

  • HQueue Render ROPに新しいUSDレンダーワークフローが追加されました。このワークフローは、Karma ROP、USD Render ROP、USD Render ROP LOPから.usdファイルを生成してから、その生成された.usdファイルからフレームをレンダリングします。 これによって、HQueueレンダージョブは、レンダリングでHoudiniライセンスの代わりにKarmaレンダーライセンスを掴めるようになります。 この新しいレンダーワークフローは、USD Output Fileパラメータが有効(デフォルト)な時に使用されます。

    Note

    .hipファイルから直接フレームをレンダリングするオプションは、USD Output Fileパラメータを無効にすることで、今でも利用可能です。

  • 生成済みの.usdファイルからレンダリングする新しいUSDレンダーワークフローがHQueue Render ROPに追加されました。 この新しいワークフローは、HQueue Render ROPのUse Existing USDsオプションが有効な時に使用されます。

Windows

  • Windows版のHQueue Clientは、起動時にネットワークドライブを自動マッピングできるようになりました。 オプションの[mapped_network_drives]セクションをHQueue Client構成ファイルに追加すると、自動マッピングされるネットワークドライブを登録することができます。 詳細は、ネットワークドライブのマッピングを参照してください。

ROPノードとTOPノード

  • HOUDINI_HQUEUE_*環境変数が新しく追加されました。これは、HQueue ROPノードとHQueue Scheduler TOPノードのデフォルトサーバーとHFSの設定を制御します。HQueueの環境変数を参照してください。

  • HQueue ROPノードは、プラットフォーム固有のHFSパスに対応しました。これは、オペレーティングシステムが混在したマシンで構成されたファームにジョブを送信する時に役立ちます。

  • HQueue ROPノードの HQueue Server パラメータ、Directorieセクションの Directory Path パラメータ、Target HFSセクションの HFS Path パラメータがパラメータエクスプレッションに対応しました。 この変更による副作用は、変数をローカル上ではなくファーム上で評価させたい場合に、それらのパラメータ値の中で変数として使用されている$文字を必ずエスケープしなければならなくなったことです。

    例えば、以前に Target HFS パラメータに“$HQROOT/path/to/hfs”を設定していた場合、それを“\$HQROOT/path/to/hfs”に変更する必要があります。

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