On this page

完全に新しくなった雲システムです!

雲のジオメトリモデリング

  • Cloud Shape Generate SOPは、積雲のような形状をモデリングするのに利用可能なプリミティブ球を作成します。

  • Cloud Shape from Line SOPは、ラインプリミティブの周囲に積雲のような形状をモデリングするのに利用可能なプリミティブ球を作成します。

  • Cloud Shape from Polygon SOPは、積雲のような形状をモデリングするのに利用可能な適応サイズプリミティブ球でポリゴンメッシュを埋めます。

  • Cloud Shape from Intersection SOPは、ジオメトリ交差箇所で、積雲のような形状をモデリングするのに利用可能なプリミティブ球を作成します。

  • Cloud Shape Replicate SOPは、既存のプリミティブ球周囲に積雲のような形状をモデリングするのに利用可能なプリミティブ球を作成します。

    詳細は、雲のモデリングを参照してください。

雲のボリュームモデリング

雲のシェーダ

  • Karma Pyro Shader VOPは、柔軟性を高めるために他のノードで構成された、プロダクション品質の煙、雲、炎、爆発シェーダです。

以下のノードは、そのPyroシェーダのビルディングブロックです。

雲のマテリアルプリセット

2D Skyフィールド

  • Sky Field SOPは、Sky系ツールで使用するための初期Skyフィールドボリュームを生成します。

  • Sky Field Noise SOPは、2Dの雲ノイズを使用してSkyフィールドを修正します。

  • Sky Field Pattern SOPは、2Dの雲パターンを使用してSkyフィールドを修正します。

  • Sky Field From Map SOPは、ディスク上に保存された画像を使用してSkyフィールドを修正します。

    詳細は、大空の作成を参照してください。

3D Skyボリューム

  • Sky Box SOPは、厚みのある雲で充たされたボリュームを作成します。

    複数のSky Box SOPを使用して作成された大空の景色。
  • Sky Box VOPは、厚みのある雲を使って大空のノイズパターンを作成します。

    詳細は、大空の作成を参照してください。

雲のノイズタイプ

  • Cloud Noise VOPは、雲を生成するためにもっとふわふわとした見た目のノイズが得られるように、フラクタル反復毎にノイズを歪ませるカスタムノイズフラクタルです。

  • Fibratus VOPは、2Dで繊維のような雲のパターンを生成します。

  • Floccus VOPは、2Dで毛糸の束のような雲のパターンを生成します。

  • Fractus VOPは、2Dでぼろぼろにほつれたような雲のパターンを生成します。

  • Undulatus VOPは、2Dで波のような雲のパターンを生成します。

ビューポートの視覚化

  • Volume Visualization SOPExposed ColorOccluded Color のパラメータが追加され、これらを設定することで、環境光源によってシェーディングされたボリュームのビューポートでの描画方法を制御できるようになりました。 これらのパラメータには、 “照らされている領域”と“隠されている領域”での煙のカラーを指定します。 Exposed Color が白で Occluded Color が黒のデフォルト設定の値を反転させることで、直接光をあまり受けない領域の方が受ける領域よりも明るくさせることができます。 これは、光がもっと深い領域に“閉じ込められる”ために、雲の谷が山よりも暗く見えるようになるので、特に雲を視覚化するのに役立ちます。

  • Volume Ambient Occlusion SOPは、指定した密度フィールドからアンビエントオクルージョンフィールドを生成します。これは、レンダリング時に散乱フィールドを暗い値から明るい値にリマップすることで多重散乱を近似することができるので、雲のレンダリングを高速化するのに役立ちます。

コンテンツライブラリのサンプル

コンテンツライブラリからSkybox Cloud Typesファイルをダウンロードすると、 新しく追加されたSkybox SOPを使って、色々な雲を作成し、それらの雲をビューポートに表示させる方法が分かります。

コンテンツライブラリからAnimated Cloudファイルをダウンロードすると、 新しく追加されたSkybox SOPを使って広大な雲海(3000 x 3000)を作り、その動きをシミュレーションする方法が分かります。 この雲海は、Karma CloudシェーダKarma Physical Skyライティングを使用してKarmaでレンダリングしています。

コンテンツライブラリからCloudscapeファイルをダウンロードすると、 新しく追加されたSkybox SOPを使って広大な雲海(10,000 x 7,500)を作成する方法が分かります。 このシーンには、雲の上をパンしていくカメラが含まれていて、Karma CloudシェーダKarma Physical Skyライティングを使用してKarmaでレンダリングできるように設定されています。

コンテンツライブラリからKarma Cloud Bakeファイルをダウンロードすると、 Karma XPUを使用してすぐにレンダリングできる雲のセットアップ方法が分かります。 そこには3つのジオメトリサンプル(どくろ、アニメーション付き複葉機、Houdiniロゴ)が用意されています。

コンテンツライブラリからBillowy Cloudファイルをダウンロードすると、 単純なもくもく雲を作成する方法が分かります。 このサンプルには、2つのレンダーセットアップが含まれています。 1つ目のセットアップでは、雲内部にレイバウンスの計算をしないことでレンダリングを高速化できるように、アンビエントオクルージョンボリュームが生成されています。 2つ目のセットアップでは、それよりもっと現実的なメソッドが使用されており、雲内部のレイバウンスの計算を許可しています。

コンテンツライブラリからCloud Shaderファイルをダウンロードすると、 そのシーンファイルでは、他のソフトウェアパッケージでも実装可能なMaterialXを使用した標準の雲シェーダの基本的な概念が分かります。

コンテンツライブラリからBillowy Cloud Generatorファイルをダウンロードすると、 そのシーンファイルでは、単純なもくもく雲を生成する方法が分かります。 複数の雲が並べられており、フレーム範囲は900フレーム以上もあり、Karma Physical Skyが日の出から日没までアニメーションしています。

What’s new in Houdini 20