On this page |
このノードは、Karma Pyro Scatter Colorを拡張させて、マスクオプションが追加されています。 このマスクオプションは、Karma Volumeノードの発光コンポーネントを直接駆動させることができます。
このノードは、大規模なボリュームシェーダを構築するためのビルディングブロックとして設計されています。
概要 ¶
パラメータ ¶
Intensity Scale
散乱の発光強度を設定します。 この値を上げると散乱が明るくなります。
Hot Core Scale
散乱の輝度が明るい箇所における散乱の発光強度をスケールします。 爆発が時間の経過とともにフェードアウトしていくにつれて、散乱値の輝度も時間の経過とともに減少するので、このパラメータが非常に大きな値でも、このパラメータの効果が弱くなっていくのが確認できます。 爆発の開始時に爆発の明るさを上げるのは良い考えです。 Hot Core Scale の値を上げると、爆発の割れ目が明るくなります。
Color Correct
散乱カラーのカラー補正コントロールを有効にします。
Hue
値が0-1範囲で循環する色相を回転させます。
Saturation
彩度を調整します。
Enable Mask
閾値範囲を使って Mask Volume に基づいて発光をマスクします。
Mask Center と Mask Width がそのマスク範囲を制御します。
デフォルトでは、mask
ボリュームがこの範囲の最小値と最大値の箇所において、それぞれ追加発光乗数が1
と0
になります。
mask
値が大きい領域の発光が弱くなります。
マスクは、爆発の焦げ目の付いたディテールを引き出すのに役立ちます。
マスクなし(右)とマスクあり(左)の散乱。
Mask Center
Mask Width と併用して、このパラメータは、発光のマスクに使用される値の範囲を制御します。
mask
値の有効範囲は、Mask Center - Mask Width * 0.5
からMask Center + Mask Width * 0.5
までです。
このパラメータに低い値を設定すると、より多くの発光がマスクされ、爆発があまり明るく白熱しなくなります。
このパラメータに高い値を設定すると、ボリュームが内部で白熱するようになり、この白熱が煙の隙間から垣間見えるようになります。
以下の動画では、 Mask Width を固定にしたまま、このパラメータを上げた効果を示しています。
Mask Width
Mask Center と併用して、発光のマスクに使用される値の範囲を制御します。
mask
値の有効範囲は、Mask Center - Mask Width * 0.5
からMask Center + Mask Width * 0.5
までです。
Use Mask Ramp
ランプを使用して、( Mask Center と Mask Width で設定された)最小マスク閾値と最大マスク閾値の間での発光の変化の挙動を設定することができます。
Mask Ramp
( Mask Center と Mask Width で設定された)最小マスク閾値と最大マスク閾値の間での発光の変化の挙動を設定します。 白が完全発光で、黒が発光なしを意味します。
Note
デフォルトの白から黒のランプは、 Use Mask Ramp が無効な時とまったく同じ結果を生成します。
ランプが左から右に向かって白から黒に設定した場合:
ランプが左から右に向かって黒から白に設定した場合:
Scatter Volume
散乱カラーに使用されるボリュームの名前。 通常では、このボリュームはPyro Bake Volumeノードで作成します。
Mask From Geometry
有効な場合、( Mask Volume で指定された)マスクボリュームがマスクソースとして使用されます。
無効な場合、このノードのmaskvolume
入力コネクションが使用されます。
Mask Volume
マスクボリュームの生成に使用されるボリュームの名前。
Alpha From Geometry
有効な場合、( Alpha Volume で指定された)アルファボリュームがアルファボリュームソースとして使用されます。
無効な場合、このノードのalphavolume
入力コネクションが使用されます。
そのalphavolume
入力コネクションが接続されていなければ、デフォルトの1
になります。
Alpha Volume
Enable Mask が有効な場合、発光がこのボリュームで乗算されます。
See also |