サーフェスの全体的なカラー。他のパラメータに応じて、異なった効果を持たせることができます。

Metallic が0.0の場合、 Base Color はディフューズ反射のカラーを制御します。 Reflect Tint を使用しても反射に色を付けることができます。

Metallic が1.0の場合、ディフューズが消え、 Base Color は、反射のカラーと強度のみを制御します。

Sheen Tint を使用して、 Base Color で Sheen (光沢)エフェクトに色を付けます。

レンダリングするジオメトリに保存されているCdアトリビュートを使って、 Base Color に色を付けます。

レンダリングするパックプリミティブに保存されているCdアトリビュートを使って、 Base Color に色を付けます。

サーフェスの両面が前面であるかのようにシェーディングします。

透明度はサーフェスの方向に依存して正しく動作するようになっているので、シェーダの透明部分は影響を受けません。

値が大きいほど、より多くの光が反射し、屈折光線がより大きく曲がります。

反射に対する影響は、サーフェスの向きがビューア方向に直接向いている時が最も強いです。 一般的には、ビューア方向に直接向いていないサーフェスの向きほど、このパラメータの値に関係なく多くの光を反射します。

白の環境内での光沢のある黒いオブジェクトの効果。そのオブジェクトのエッジの反射は、特殊な値の1.0は別として、影響を受けていないことに注目してください:

サーフェスがどのくらいぼんやりと見えるかを制御します。 0.0の値にすると、完全にはっきりした反射のある滑らかなサーフェスになります。 1.0の値では、完全にぼんやりとしたサーフェスが作成されます。

これは、 Roughness が大きくなるほど顕著になる微小のバンプを模倣し、反射光の散乱を増やします。

Metallic を1.0に設定したマテリアルに対する Roughness の効果:

Metallic を0.0に設定したマテリアルに対する Roughness の効果:

Anisotropy Direction によって定義された方向に反射が引き伸ばされます。

これは、方向性バイアスを持つ微小なバンプをシミュレーションし、定義された方向にさらに多くのライトを散乱させます。これは、ブラシがかった金属特有のものです。

このパラメータの効果は、 Roughness によって増加します。 Roughness が0.0の場合は、何の効果もありません。

サーフェスのUV座標を基準に Anisotropy の方向を制御します。0.0の場合、反射は U 方向に引き伸ばされます。0.5の場合、方向は、 V 方向に90度回転します。 1.0は180度と等しくなります。効果が対称的であるため、これは0.0と同じ結果を作成します。

回転方向もUVの配置により決まります。テクスチャがミラーリングなしでサーフェスに表れるようにUVが配置されている場合、値を大きくすると反時計回りに回転します。

このパラメータの効果は、 Roughness と Anisotropy が減少すると少なくなります。

このパラメータには、 Use Texture が有効の場合に表示される独自の Filter Type パラメータがあります。 デフォルトはPoint (No Filter)で、通常では、最適に動作します。 これをGaussianのような実際のフィルターに変更すると、異なった方向値を持った領域間の移り変わりの周辺で画像が乱れることがあります。

実行するサブサーフェススキャタリングの量。

サブサーフェススキャタリング光線が通過する平均距離。値が高いほど、シェーディングされるオブジェクトのより深い領域まで光が散乱します。

サブサーフェススキャタリングに使用するサーフェスの内部カラー。

スキャタリングの性質を制御します。プラスの値は、前方に散乱し、0は等方に散乱し、マイナスの値は後方に散乱します。 範囲は、-1 (完全なBackscattering:後方散乱)から1(完全なForward Scattering:前方散乱)です。

値は、モデル化しようとしているマテリアルのタイプに依存します。例えば、皮膚は高いforward scattering(前方散乱)で、大理石はBackscattering(後方散乱)です。

グレージング角(接平面と入射光線がなす角)に追加の反射を作成します。 これは、特定の布地や他のいくつかのマテリアルに合わせる場合に役に立ちます。

Sheen により作成された反射に Base Color で色を付けます。これは、特定の布地のマテリアルに合わせる場合に役に立ちます。

サーフェスから発光される光のカラー。

サーフェスから発光される光の強度。

発光が他のオブジェクトを照らすかどうかを制御します。

シェーディングサーフェスの不透明度。

シェーディングサーフェスの赤、緑、青のカラーチャンネルの不透明度。

シェーディングジオメトリ上に Alpha アトリビュートが存在すれば、そのアトリビュートの値で不透明度を乗算します。

サーフェスの屈折領域に光を通過させます。これを有効にすることで、処理の重いコースティクスや間接光のバウンスをさせる必要なく、透明オブジェクトのシャドウを透明にすることができます。

透過カラーを使って光に色を付けます。

この値を小さくすると、光がグレージング角(接平面と入射光線がなす角)でサーフェスに当たった時に、より多くの光が透過するようになります。 反対に、この値を大きくすると光が反射します。

透明の挙動を定義します。 このモードはglTFの仕様と同じです。

使用するテクスチャフィルターのタイプ。 これは、独自の Filter パラメータを持った Anisotropy Direction 以外のすべての Surface パラメータに使用されます。

テクスチャのサンプリング時に使用するフィルターの幅。値を大きくすると、テクスチャに、よりフィルター/ブラーがかかります。

テクスチャのカラー空間。

ベクトルベースの処理である Normal および Vector Displacement が適用される空間。

このオフセットは、 Effect Scale を適用する前に 値 に加算されます。

オペレーションの効果は、この値によってスケールされます。

Normal モードでは、入力法線から離れた法線の回転をスケールします。

テクスチャマップとして使用する画像ファイルです。

UDIMテクスチャファイル名の展開。 UDIM座標は、UV座標に基づいて計算されます: 1000 + int(u)+1 + int(v)*10。 例: “map_<UDIM>.rat”は、u=3.1, v=4.15で“map_1044.rat”を返します。

テクスチャ座標が0-1までの範囲の外側にある場合、どのように画像を評価するかを決定します。オプションは下記のとおりです。

評価に使用するアンチエイリアスフィルターのタイプです。オプションは下記のとおりです。

シェーディングコンテキストの微分係数にもとづいてテクスチャにブラーをかけます。 SOPコンテキストのように微分係数のないコンテキストの場合、このパラメータは何の効果もないため、代わりに Texture Blur または Pixel Blur を使用してください。 シェーディングコンテキストでは、フィルタリングはマイクロポリゴンのサイズに比例し、1つのマイクロポリゴンをフィルタリングするフィルタ幅は1です。

スカラーオペレーションである Bump および Displace Along Normal と一緒に使用するコンポーネント。

テクスチャから読み込む画像平面。

Normal モードにおいて、入力がどのようなフォーマットで保存されるかを制御します。

Vector Space に適用する前に、Xの入力法線を反転します。

Vector Space に適用する前に、Yの入力法線を反転します。

有効の場合、 Coat 反射レイヤーの法線に対して別の制御を許可します。 例えば、これにより、滑らかなベースレイヤーの上に傷の付いたコートレイヤーを作成することができます。

ディフューズコンポーネントのラベルを指定します。 これにより、このコンポーネントから別の画像平面へ寄与度をエクスポートすることができます。

ベース反射コンポーネントのラベルを指定します。 これにより、このコンポーネントから別の画像平面へ寄与度をエクスポートすることができます。

コート反射コンポーネントのラベルを指定します。 これにより、このコンポーネントから別の画像平面へ寄与度をエクスポートすることができます。

UDIMテクスチャファイル名の展開。 UDIM座標は、UV座標に基づいて計算されます: 1000 + int(u)+1 + int(v)*10。 例: “map_<UDIM>.rat”は、u=3.1, v=4.15で“map_1044.rat”を返します。