On this page |
このオペレータは、VOPネットワーク(VOPNET)で定義したVEX関数のシグネチャに表示されるパラメータを作成します。 新しいパラメータの名前は、選択したジオメトリアトリビュートと指定したレイヤーにより付けられます。
Parameterオペレータは、どのような名前やタイプのパラメータでも作成しますが、Shading Layerは、ジオメトリアトリビュートおよび指定したレイヤーの名前からパラメータ名を計算します。
例えば、アトリビュートメニューから UV Coordinates を選択すると、レイヤーが1、2、3の場合、uv
、uv2
、uv3
のパラメータ名がそれぞれ作成されます。
パラメータタイプは、選択したジオメトリアトリビュートのタイプに一致します。
このオペレータは、ジオメトリアトリビュートがバインドされているかどうかを常にチェックします。 バインドされている場合、その値を新しいパラメータに割り当てます。したがって、新しいパラメータは、VOPネットワークにより定義されたオペレータタイプ内に隠されます。
このオペレータは、レイヤーテクスチャの作成によく使われます。
レイヤーテクスチャは、各Textureオペレータに異なるテクスチャ座標セットを必要とします。
このタスクを達成するためには、このオペレータのアトリビュートメニューから UV Coordinates を選択して、適切なレイヤーを設定します。
uv
出力をVector To Floatオペレータへ接続して、s
および t
を個々の浮動小数点値として抽出し、s
および t
をTextureオペレータへ接続します。
この操作をすべてのレイヤーに対して繰り返し、すべてのTexture出力をAddまたはMultiplyオペレータにより、それぞれ加算または乗算します。
パラメータ ¶
Geometry Attribute
指定したレイヤー内で検索するアトリビュートです。このオペレータでは、下記のアトリビュートが使用することができます。
ラベル | 名前 | タイプ | バインドされていない場合のデフォルト ---------------+-------+----------+---------------------------------------------- UV Coordinates | uv | 3つの浮動小数点 | { global s, global t, .5 } RGB Color | Cd | 3つの浮動小数点 | { 1, 1, 1} (つまりホワイト) Alpha | Alpha | 1つの浮動小数点 | 1 (つまり不透明)
Geometry アトリビュートは、いろいろなSOPオペレータによりGeometryモジュールで作成されます。 例えば、AttribCreate、Attribute、 Point、UV Project、UV Texture、UV Unwrapなどです。
Use This Node to Set Parameter Attributes
いくつかのShading Layer VOPに、選択した同じGeometry Attributeがある場合、その中の1つだけのノードにより、アトリビュートの設定が制御されます。 Houdiniはユーザが定義した順序にしたがってすべてのノードを検索し、サブネット内を横断することで、使用するノードを決定します。 このパラメータがオンになっているノードがない場合、最初に見つかったノードによりパラメータのアトリビュートが設定されます。 このオプションがオンになっているノードが1つまたはそれ以上ある場合、(このオプションがオフになった)ノードが最初に見つかったとしても、このオプションを持つ最初のノードが使用されます。
Attribute Layer
ジオメトリアトリビュートの検索先のアトリビュートレイヤーです。Layer 1がデフォルトのレイヤーです。このレイヤーのアトリビュートには接尾辞がありません。 レイヤーは、Layer SOPによりGeometryモジュールで作成されます。
Export
新しいパラメータを他のコンテキストにエクスポート(書き込みおよび読み出し)ができるかどうかを指定します。 Always または When Input is Connected に設定している場合、このオペレータは入力を取得します。 この入力に接続した値が、エクスポートしたパラメータに割り当てられます。 Surfaceネットワークでは、エクスポートしたパラメータによりディープラスターを作成できます。
Never
パラメータをエクスポートしません。
Always
パラメータをエクスポートします。
When Input is Connected
ノードの入力が他のVOPに最終的に接続している場合のみパラメータをエクスポートします。
入力 ¶
Export Value
Export Parameter トグルが有効の場合、新しいパラメータに割り当てられた値です。
出力 ¶
Output Parameter
このVEX関数パラメータの値です。
Is Parameter Bound
Trueの場合、新しいパラメータがアトリビュートにバインドされます。
See also |