Since | 14.5 |
これは、サーフェスの位置と法線を修正するいろいろなメソッドを適用する高レベルのVOPです。
サポートされているオペレーションのリストについては、 Texture Type パラメータを参照してください。
Note
バンプ, 法線&ディスプレイスメントマッピングについての詳細は、こちらをクリックしてください。
パラメータ ¶
Texture Type
実行するオペレーションタイプ。
Bump
サーフェスの外観に高さのバリエーションを与える法線のみを修正する高速のディスプレイスメントの代替。サーフェスのオフセットは、 value 入力によって定義します。位置は修正されません。
Normal
設定した Normal Space から変換を行ない、 Flip X と Flip Y により定義されるように反転を適用した後、法線をベクトル value に設定します。法線は、選択した Space を基準に適用されます。
Displace Along Normal
N の方向に value のコンポーネントだけ P をオフセットします。新しいサーフェスの位置に合うように N を更新します。
Vector Displacement
value ベクトルで P をオフセットします。 value は、選択した Space で適用されます。
Texture Color Space
テクスチャのカラー空間。
Vector Space
ベクトルベースの処理である Normal および Vector Displacement が適用される空間。
UV Tangent Space
Surface NormalおよびUV接線によって定義された空間を使用します。 この空間を使用することで、法線テクスチャを変形オブジェクトに適用することができます。 これは、ベクトルがオブジェクト空間で単に適用されているのではなく、サーフェスの向きを基準に適用されているからです。
Object Space
オブジェクトのトランスフォームを使用します。
Offset
このオフセットは、 Effect Scale を適用する前に 値 に加算されます。
Effect Scale
オペレーションの効果は、この値によってスケールされます。
Normal モードでは、入力法線から離れた法線の回転をスケールします。
Texture Path
テクスチャマップとして使用する画像ファイルです。
UDIM Filename Expansion
UDIMテクスチャファイル名の展開。
UDIM座標は、UV座標に基づいて計算されます: 1000 + int(u)+1 + int(v)*10
。
例: “map_<UDIM>.rat”は、u=3.1, v=4.15で“map_1044.rat”を返します。
Wrap
テクスチャ座標が0-1までの範囲の外側にある場合、どのように画像を評価するかを決定します。オプションは下記のとおりです。
Repeat
(ストリング値repeat
)画像マップは0から1の範囲外で繰り返されます。基本的には、テクスチャ座標の整数コンポーネントは無視されます。
Streak
(ストリング値streak
)テクスチャ座標は0から1の範囲に固定されます。
Decal
(ストリング値decal
)0から1の範囲外の座標は、画像カラーではなく境界カラーへの評価を行ないます。
Filter
評価に使用するアンチエイリアスフィルターのタイプです。オプションは下記のとおりです。
Box
(ストリング値box
)
Gaussian
(ストリング値gauss
)
Bartlett/Triangular
(ストリング値bartlett
)
Sinc Sharpening
(ストリング値sinc
)
Hanning
(ストリング値hanning
)
Blackman
(ストリング値blackman
)
Catmull-Rom
(ストリング値catrom
)
Mitchell
(ストリング値mitchell
)
Point Sampling
(ストリング値point
)
Filter Width
シェーディングコンテキストの微分係数にもとづいてテクスチャにブラーをかけます。 SOPコンテキストのように微分係数のないコンテキストの場合、このパラメータは何の効果もないため、代わりに Texture Blur または Pixel Blur を使用してください。 シェーディングコンテキストでは、フィルタリングはマイクロポリゴンのサイズに比例し、1つのマイクロポリゴンをフィルタリングするフィルタ幅は1です。
Channel
スカラーオペレーションである Bump および Displace Along Normal と一緒に使用するコンポーネント。
Image Plane
テクスチャから読み込む画像平面。
Tip
Mantra ROPの Shading Tangent-Space Normal パラメータによりエクスポートされる接線空間法線は、慣例により、Nt
画像平面にエクスポートされます。
Normal Space
Normal モードにおいて、入力がどのようなフォーマットで保存されるかを制御します。
0 to 1
法線のコンポーネントが0-1
の範囲です。これは、正の値で、目に見える範囲で値を保存するために、通常ではテクスチャで実行されます。
-1 to 1
法線のコンポーネントが自然数で正規化された状態です。
Flip X
Vector Space に適用する前に、Xの入力法線を反転します。
Flip Y
Vector Space に適用する前に、Yの入力法線を反転します。
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