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一枚の画像からデータをサンプリングし、UV空間でその画像をタイル化したりオフセットできる準備をします。
パラメータ ¶
UV Tiling
指定した画像のUV方向のタイル比率。 数学的には、入力テクスチャ座標に指定したベクトル値の逆数を乗算したものと等価です。 デフォルト値は(1.0, 1.0)です。
UV Offset
指定した画像のUV方向のオフセット。 数学的には、入力テクスチャ座標から指定したベクトル値を減算したものと等価です。 デフォルト値は(0.0, 0.0)です。
Real World Image Size
unittypeの“distance”を使ったファイル画像で表現された実世界サイズ。 単位アトリビュートを用意することで、実世界サイズを表現する単位を指定することができます。
Real World Tile Size
unittypeの“distance”を使った単一の正方形の0-1UVタイルの実世界サイズ。 単位アトリビュートを用意することで、実世界サイズを表現する単位を指定することができます。
File Name
画像ファイルのURIまたはパス。
Warning
現在のところ、UsdMaterialXはMaterialXで用意されているファイル名の置換トークンに対応していません。
Default
指定した ファイル を解決できなかった場合、または、指定した レイヤー がファイル内に存在しなかった場合に使用するデフォルト値。 このデフォルト値は、 画像 エレメント自体と同じタイプで、且つ、定数カラーでなければなりません(例えば、可変Primbarとか他のパターンや画像にすることはできません)。
デフォルトを定義しなかった場合、デフォルトのカラー値は、全チャンネルで0.0になります。
Texture Coordinate
画像データが読み込まれる2Dテクスチャ座標を指定したvector2タイプのノードの名前。 デフォルトでは、現在のUV座標が使用されます。
UV Address Mode
画像をサンプリングする前に0-1範囲外のUV座標を処理する方法を決めます。 各UVコンポーネントを以下のモードのどれかに個別に設定することができます:
Constant |
0-1範囲外のテクスチャ座標は、このノードの デフォルト のカラーまたは浮動小数点のパラメータ値を返します。 |
Clamp |
画像をサンプリングする前にテクスチャ座標が0-1範囲にクランプされます。 |
Periodic |
画像をサンプリングする前に0-1範囲外のテクスチャ座標は“循環”し、実質的には、1で割った余りを求める処理が行なわれます。 |
Mirror |
0-1範囲外のテクスチャ座標が0-1範囲でミラー化されます。例えば、u=-0.01はu=0.01テクスチャ座標値を返し、u=1.01はu=0.99テクスチャ座標値を返します。 |
U Address Mode
画像をサンプリングする前に0-1範囲外のU座標の処理方法を決めます。デフォルトは periodic です。
V Address Mode
画像をサンプリングする前に0-1範囲外のV座標の処理方法を決めます。デフォルトは periodic です。
Filter Type
使用するテクスチャフィルタのタイプ。
標準の値には、closest
(最近接の単一サンプル)、linear
、cubic
があります。
何も指定しなかった場合、アプリケーションによっては独自のデフォルトのテクスチャフィルタのメソッドを使用します。
Frame Range
minframe-maxframe
の書式の文字列(例えば、10-99
)で、許容する画像ファイルのフレーム範囲を指定します。通常では、ディスク上の画像ファイルの範囲を指定します。
デフォルトは制限なしです。
Frame Offset
画像ファイルのフレーム番号を取得するために現行フレーム番号に加算する数。 例えば、Frame Offsetが25なら、フレーム100での処理は、画像ファイルシーケンスからフレーム125が読み込まれます。 デフォルトはフレームオフセットなしです。
Frame End Action
指定された画像フレーム番号がフレーム範囲外だった時の挙動。
出力 ¶
Out
テクスチャ画像からの出力。
See also |