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gdxfはスタンドアローンの“ポリゴンツール”で、AutoCADのDXFファイルフォーマットをHoudiniの.hipファイルに変換します。トランスレータは、SHAPEを除くすべてのジオメトリエンティティを完全にサポートしています。円弧、円、ポリラインのようなエンティティをポリゴンに変換します。この変換で使用する“角度解像度”は以下で説明するように-aオプションを使って変更します。DOSとUNIXのファイルシステムの違いが原因で“外部参照”はサポートしていません。
-t
オプションを使うと、プログラムはDXFファイルのレイヤーを判定して出力することができます。
使用方法その1 ¶
gdxf [-k] [-b] [-a angle] 入力ファイル.dxf 出力ファイル.[b]geo
AutoCADの.dxf
ファイルをHoudiniの.[b]geo
ファイルに変換します。既存のレイヤーすべてがグループに変換されます。
使用方法その2 ¶
gdxf -t [-i] 入力ファイル.dxf
DXFファイルのレイヤーを出力します。
使用方法その3 ¶
gdxf [-v version] 入力ファイル.[b]geo 出力ファイル.dxf
Houdiniの.[b]geo
ファイルをDXFファイルに変換します。既存のグループすべてがレイヤーに変換されます。ポリゴンのみが処理されます。
-h
プログラムのヘルプを表示します。
-i
ブロック挿入の情報を出力します。
-b
DXFブロック単位でグループを作成します。
-k
閉じたポリゴンの押し出しの終了要素を保持します。
-t
このオプションは入力のDXFファイルで見つかったレイヤーを判定します。
-a
角度解像度。これは円と円弧の頂点間で使われる最大角度を意味します。例えば、角度解像度を1oにすると円は36個の頂点で作成されます。デフォルトは10度です。
-v
AutoCADのバージョン番号