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概要 ¶
mcp [-v] input_movie [input_audio] -o output_movie
説明 ¶
mcpは画像シーケンスを動画ファイルに変換したり、動画ファイルから画像フレームを抽出したり、動画ファイルを再エンコードします。サポートしている動画フォーマットはプラットフォームによって異なります。引数なしでmcpを実行すれば、使用方法が表示され、そこでサポートしている動画フォーマットが確認できます。
オプション ¶
-v
詳細出力を有効にします。
input_movie
以下のどれか:
ファイル名.拡張子(サポートしている入力動画コンテナの拡張子)
[filename]
…
-f min max [-i inc]
xxx$Fxxx
-w width -h height -f 1 max stdin
minは最小フレーム番号、maxは最大フレーム番号、incはフレーム増分値、$Fはフレーム番号
input_audio
以下の通り:
-a [-x]
オーディオファイル
-xオプションはオーディオをコード変換しないでコピーします。
Note
このオプションはすべてのフォーマットでサポートされていません。
output_movie
以下の通り:
[-w width]
[-h height]
[-f min max]
[-i inc]
[-c compression]
[-r framerate]
[-l lib:format]
output_file
Note
動画を読み込んだ後で、そのフレーム番号が1,2,3,…のように番号を振り直します。out_movieの-fと-iのオプションは、新しい範囲で動作します。デフォルトのフレームレートは24フレーム/秒です。
output_file
以下のどれか:
ファイル名.拡張子(サポートしている出力動画コンテナの拡張子)
xxx$Fxxx
stdout
-c <option_file>
いくつかの動画フォーマットをエンコードするとき、利用可能な圧縮設定のダイアログが表示されます。このオプションは、このダイアログを抑制して、-C
オプションを使って事前に作成したファイルから、それに関係する圧縮設定を読み込みます。このオプションはすべてのフォーマットでサポートされていません。詳細はmcpの使用方法の出力を参照してください。
-C <option_file>
いくつかの動画フォーマットをエンコードするとき、利用可能な圧縮設定のダイアログが表示されます。このオプションは、選択した設定を指定したファイルに保存します。このファイルは後で-c
オプションを使って利用します。このオプションはすべてのフォーマットでサポートされていません。詳細はmcpの使用方法の出力を参照してください。
サンプル ¶
mcp
これは使用方法のメッセージを表示します。そこでサポートしているフォーマットが確認できます。
mcp -v -f 1 40 CorkScrew\$F.pic -o CorkScrew.avi
これは1から40までの画像シーケンスであるCorkScrew1.pic… CorkScrew40.picをaviファイル(サポートしていれば)に変換します。
圧縮セッションを保存、再利用するには、以下を参照してください:
mcp -v -f 1 150 -i 1 input\$F.pic -o -C settings filename1.mp4
mcp -v -f 1 150 -i 1 next_input\$F.pic -o -c settings filename2.mp4