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使用方法 ¶
i3dconvert [-v] [-t|-i] [-d x y z] file1 file2
-v
オプションは詳細を表示します。
出力 ¶
3Dテクスチャファイルフォーマットをジオメトリに変換します。またはその逆も可能です。
-c、-i、-tオプションはジオメトリファイルから特定のタイプの3Dテクスチャ画像を生成するのに使います:
-c
Point Cloud Textureマップを生成します。
-i
Irradianceマップを生成します。
-t
.i3dテクスチャファイルを生成します。
上記のオプションをどれも指定しなかった場合、プログラムはジオメトリ上のアトリビュートを使って出力フォーマットを選択します。
3Dテクスチャファイル(.i3d)の取り扱い ¶
生成されるジオメトリファイルは、i3d画像の各チャンネル毎に定義されたアトリビュートを持つポイントの集合体です。ジオメトリファイルを3Dテクスチャに変換する時、プログラムが機能するには標準のXYZ軸に平行なラティスでポイントが等間隔に配置されている必要があります。現在では、ASCIIジオメトリファイルのみ作成することができますが、任意のジオメトリファイルフォーマットを読み込むことが可能です。
-d
オプションは、.geo
ファイルを.i3d
ファイルに変換する時のターゲットのテクスチャファイルの解像度を指定することが可能です。-d
オプションを指定しなければ、画像の解像度はジオメトリ座標を解析して決められます。
メタボールなしでi3dconvertを使って3次ポイントクラウドを.i3d
ファイルに変換する時、解像度指定の-d
オプションが使われずにエラーを返します。解像度の指定は無効です。その理由は、標準でXYZの点グリッドがあるので、解像度は各軸におけるポイントの数になります。そして解像度を上げたり、下げたりするのに必要なフィルターがありません。3次点群の各ポイントはi3d画像ではボクセルになります。
サンプル ¶
i3dconvert cloud.i3d stdout.geo | gconvert stdin > cloud.bgeo i3dconvert cloud.bgeo cloud1.i3d
Point Cloud Textureマップの作成 ¶
Point Cloud Textureは、Tiled Block Format (TBF)に保存されます。ポイントクラウドの各チャンネルには、それに関連した接頭辞があります。この接頭辞は、同じ名前を持つポイントとプリミティブのアトリビュートの区別に使います。
各ジオメトリのエレメントの接頭辞は以下のように指定します:
-P point_prefix
デフォルト pcloud:
-V vertex_prefix
デフォルト vertex:
-R
primitive_prefix
デフォルト primitive:
-D
detail_prefix`
デフォルト detail:
現在では、PointアトリビュートのみをTBFファイルに保存することができます。