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使用方法 ¶
ilutcomp [-i] [-p] [-q] srclut1 srclut2 outlut
オプション:
-i
反転ビルトイン。ビルトインLUT(gamma、sRGB、REC709)は通常では、リニアカラー空間をノンリニアカラー空間に変換します。-i
は、この変換を逆にするので、ノンリニアカラー空間をリニアカラー空間に変換します。
-p
1Dと3D LUTを合成するのではなく、3D prelutを作成します。srclut1
は1つのリニア1D LUT、srclut2
は1つのリニア3D LUTでなければなりません。
-q
サイレントモード。メッセージをプリントしません。
説明 ¶
ilutcomp
は、2つのLUTから1つのLUTを生成します。
LUTの順番は、適用順で決まります。1番目のLUTの入力範囲が、新しいLUTの入力範囲になり、2番目のLUTの出力範囲が、新しいLUTの出力範囲になります。
LUTのどちらかが対数サンプリングなら、その結果のLUTも対数サンプリングになります。
-p
を指定すると、3D+prelut LUTが作成されます。この場合、1番目のLUTが1つの1D LUT、2番目のLUTが1つの3D LUTでなければなりません。
3D+prelutの両方のLUTはリニアです。
シンボルLUTファイル名がいくつかサポートされています。
sRGB
sRGB LUTを使用します。
REC709
REC709 LUTを使用します。
gamma=#
#
のガンマ値を持つLUTを生成します(例えば、gamma=2.2)。
これらのLUTファイル名はリニアから変換します。-i
を使うと、リニアへ変換します。