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TCPを介した要求/応答を使用する軽量メッセージキューサーバー。 Push/Pullメッセージメカニズムを使用し、メッセージはクライアントによってPushされ、他のクライアントによってPullされます。

mqserver.exe [-i ip] [-p port]
                [-n max_connections]
                [-l log_level] [-c connection_file]
                [-g log_file]
                [-w port max_connections urlpath]
                [-t max_idle_seconds]
                [-m max_events]
                [-r]
                [-s]

サンプル

To...Do this

持続型MQ Serverを起動する

Callback Port を53001、 Relay Port を53000に設定しています。 PDGジョブが使用するポート( Callback Port )はHTTPサーバーポートです。 このようなポートはマシンのファイアーウォールを介してアクセスすることができるので、既にほかのプログラムで選択されている場合があります。 この Callback Port ポートは、ファームマシンからの発信接続、MQ Serverを起動しているマシンへの着信接続に対して開いている必要があります。 同様に、 Relay Port ポートはMQ Serverを起動しているマシンへの着信接続、ジョブ投入マシン(TOPクックを実行するマシン)からの発信接続に対して開いている必要があります。

#!/bin/bash
RELAYPORT=53000
HTTP_CALLBACK_PORT=53001
echo "STARTING MQSERVER with RELAY PORT ${RELAYPORT} and HTTP CALLBACK PORT ${HTTP_CALLBACK_PORT}"
/mnt/hq/houdini_distros/hfs.linux-x86_64/bin/mqserver -s -p ${RELAYPORT} -n 1024 -l 2 -w ${HTTP_CALLBACK_PORT} 1024 result

持続型MQ Serverに接続する

上記のサンプルを実行しているホストが192.186.0.15の場合、TOPスケジューラ系ノードは以下の構成にしてください:

  • Message Queue オプションの TypeConnectに設定。

  • Address192.168.0.15に設定。

  • Task Callback Port53001に設定。

  • Relay Port53000に設定。

オプション

-iオプションを指定すると、MQ Serverは、それをクライアントエンドポイントのIPアドレスとして使用します。 このオプションを指定しなかった場合または引数に*を指定した場合は、MQ Serverはサーバーに割り当てられているIPを自動的に使用します。 例えば、-i 127.0.0.1

-pオプションを指定すると、MQ Serverは、指定されたポートで起動されます。 このオプションを指定しなかった場合、プログラムは1番目に利用可能なポートを自動的にスキャンします。

-nオプションには、最大接続数を指定します。 このオプションを指定しなかった場合、最大接続数はデフォルトの1024になります。

-lオプションには、ログレベルを指定します。このログレベルは次のとおりです: 0 - なし, 1 - エラー, 2 - 警告, 3 - すべて。 このオプションを指定しなかった場合、ログレベルは1(エラー)に設定されます。

-cオプションを指定すると、MQ Serverは、指定したパスのファイルに接続の詳細を書き出します。

-gオプションを指定すると、MQ Serverは、stdoutstderrをリダイレクトさせて、指定したファイルにすべてのログを書き出します。

-wオプションを指定すると、指定したポートと最大接続数とURL相対パスでHTTPサーバーも起動されます。 (例えば、-w 5001 64 report/resultは最大接続数64でhttp://127.0.0.1:5001/report/resultをリッスンします)

-tオプションを指定すると、指定した秒数の間に何もネットワークのアクティビティがなければ、サーバーを自動的にシャットダウンします。

-mオプションを指定すると、ティックあたりのイベントの最大数が、指定した値に設定されます。 デフォルトは50です。

-kオプションを指定すると、サーバーは、指定したファイル内の証明書と秘密鍵でTLSを使用して、クライアントに対して自身を認証するようになります。 PDG_MQ_SERVER_CERT_KEY環境変数を使用してこれを指定することもできます。

-aオプションを指定すると、クライアントが接続するにはTLS認証が必要になります。クライアントは、指定されたCAチェーンを使用して検証されます。 CAチェーンファイル名は、スペースではなくカンマで区切らなければなりません。また、標準の'パターン'構文(例えば、'-a *.pem,dir/extra.pem')を使用することもできます。 PDG_MQ_SERVER_CA_CHAINS環境変数を使用してこれを指定することもできます(ファイルは、Windowsではセミコロン(;)、Mac/Linuxではコロン(:)で区切ってください)。 PDG_MQ_CLIENT_CERT_KEY環境変数に証明書/秘密鍵のファイルパス、(サーバーの証明書に存在する場合)PDG_MQ_CLIENT_SERVER_NAME環境変数にサーバー名をそれぞれ設定することで、クライアントは、tls+tcpプロトコルを使用して接続することができます。 クライアントがサーバーを認証する必要がある場合、PDG_MQ_CLIENT_CA_CHAIN環境変数にそのサーバーの証明書ファイルパスを設定することもできます。

-rオプションを指定すると、MQ Serverは、メッセージを同じ名前のクライアントに送信する際に、Round Robin Load Balancing(均等負荷分散)を使用します。

-sオプションを指定すると、MQ Serverは、持続型サーバー(例えばサービス)として起動します。 つまり、リモートでシャットダウンすることができず、クライアントが接続されていない時にタイムアウトすることもありません。

スタンドアローンのユーティリティ

  • abcconvert

    Alembicフォーマット間を変換します。

  • abcecho

    Alembicファイルに関する情報を出力します。

  • abcinfo

    Alembicファイルに関する情報を出力します。

  • chchan

    チャンネルコレクションをアクションチャンネルフォーマットへ(から)コピーします。

  • chcp

    チャンネルコレクションファイルを他のフォーマットにコピーします。

  • chinfo

    チャンネルコレクションファイルに関する情報を出力します。

  • claudio

    CHOPデータ(clip)をオーディオフォーマットへ(から)コピーします。

  • clchan

    CHOPデータ(clip)をアクションチャンネルフォーマットへ(から)コピーします。

  • clchn

    CHOPデータ(clip)をチャンネルコレクションフォーマットへ(から)コピーします。

  • clcp

    CHOPデータ(clip)を他のフォーマットにコピーします。

  • clinfo

    CHOPデータ(clip)ファイルに関する情報を出力します。

  • dsmconvert

    ディープシャドウ/カメラマップをあるフォーマットから別のフォーマットへ変換します。

  • dsmmerge

    2つ以上のディープシャドウ/カメラマップファイルを結合します。

  • dsparse

    ダイアログスクリプトを解析して表示します。

  • gabc

    AlembicとHoudiniのジオメトリ間を変換します。

  • gconvert

    Houdiniポリゴンフォーマット間を変換します。

  • gdxf

    DXFポリゴンをHoudiniフォーマットへ(から)変換します。

  • geodiff

    ジオメトリの差分を表示します。

  • geps

    EPSファイルをHoudiniポリゴンフォーマットへ変換します。

  • giges

    IGESジオメトリファイルを変換します。トリムNURBSパッチとカーブを扱います。

  • ginfo

    ポリゴンファイルの統計情報を出力します。

  • glightwave

    LightWaveファイルをHoudiniフォーマットへ(から)変換します。

  • gpdb

    .pdbファイルとHoudiniフォーマットを双方向に変換します。

  • gplay

    ジオメトリビューア。

  • gply

    .plyファイルとHoudiniフォーマットを双方向に変換します。

  • gptex

    ジオメトリファイルからPtexture画像ファイルを作成します。

  • greduce

    ファイルのポリゴンを削減します。

  • gwavefront

    .objファイルをHoudiniフォーマットへ(から)変換します。

  • hcollapse

    ディレクトリ構造を折り畳みます。

  • hcpio

    CPIOアーカイブコマンドのサブセットコマンドでhipファイルの抽出/折り畳みができます。

  • hexpand

    hipファイルをディレクトリ構造に展開します。

  • hkey / License Administrator

    ライセンスとライセンスサーバーオプションを表示/管理するためのグラフィカルユーザインターフェースを開きます。

  • hoiiotool

    画像操作用の万能ツール。

  • hotl ユーティリティ

    .hda/.otlファイルを扱うことができるコマンドラインユーティリティです。

  • hrender

  • hsc

    Bloscファイル(.sc)の圧縮または解凍をします。

  • hscript

    コマンドラインのHScriptインタプリタ。

  • hserver

    Houdiniは、このプロキシサーバーを介してsesinetdライセンスデーモンと通信します。

  • htexcache

    ディスクテクスチャキャッシュを照会または修正します。

  • husk

    Karmaまたは一部の他のHydraクライアントを使ってUSDファイルをレンダリングするためのコマンドラインユーティリティ。

  • i3dconvert

    3DテクスチャファイルフォーマットをHoudiniジオメトリへ(から)変換します。

  • iautocrop

    ピクセル値に基づいて画像をクロップします。

  • icineon

    10ビットCineonフォーマット画像を8ビットフォーマットへ変換します。

  • icomposite

    画像をレイヤーでコンポジットします。

  • iconvert

    あるタイプの画像を別のタイプの画像に変換します。

  • icp

    画像のある領域を新しい画像に分離します。

  • idenoise

    画像ファイルからノイズを除去します。

  • idiff

    画像の差分を表示します。

  • iflip

    画像の向きを反転します。

  • iinfo

    画像に関する情報を出力します。

  • ilut

    標準チャンネルフォーマットまたは他のLUTからLookup Table(.lut)を生成します。

  • ilutcomp

    2つのLUTから1つのLookup Table(.lut)を生成します。

  • ilutinfo

    Lookup Table(LUT)ファイルの情報をプリントします。

  • imaketx

    画像ファイルから.exrまたは.ratのmipmapテクスチャを生成します。

  • imdisplay

    画像をMPlayウィンドウで開きます。

  • iprint

    画像のRGBA値をテキストとして出力します。

  • iquantize

    画像の色数を減らします。

  • isixpack

    立方体の6面を意味する6枚の画像または十字展開した画像から環境/反射マップを生成します。

  • itilestitch

    クロップウィンドウを含んだ一連の画像ファイルを一枚の画像にまとめます。

  • izg

    Z深度画像を8ビットのグレースケールに変換します。

  • Launcher

    Houdini Launcherは、Houdiniとそのコンポーネントをダウンロード、インストール、アップグレード、アンインストールします。

  • mcacclaim

    AcclaimモーションファイルをHoudiniのスクリプトとチャンネルファイルに変換します。

  • mcbiovision

    BioVisionモーションファイルをHoudiniのスクリプトとチャンネルファイルに変換します。

  • mcmotanal

    Motion Analysis TRCモーションファイルをHoudiniのスクリプトとチャンネルファイルに変換します。

  • mcp

    画像シーケンスを動画ファイルに変換します。

  • minfo

    動画ファイルに関する情報を出力します。

  • mqserver

    PDG/TOPs用メッセージキューサーバー

  • py23convert

    HDAのPython2エクスプレッションをPython2/3に変換します。

  • renderstatsoverlay

    レンダリング統計情報がベイクされた(設定次第で縮小された)バージョンのレンダリング画像を生成します。

  • renderstatsreport

    EXR画像からレンダリング統計情報を含んだHTMLページを生成します。

  • sesictrl

    コマンドラインからHoudiniライセンスサーバーオプションを設定します。

  • sesinetd

    Houdiniライセンスサーバー。このプログラムはバックグラウンドで実行されてHoudiniライセンスを管理します。

  • siminfo

    シミュレーションキャッシュファイルの統計をプリントします。

  • spiff

    テキストの差分を表示します。

  • spy

    UNIXファイルシステムを操作するシェルユーティリティ。

  • usdview

    USDシーンを表示/検査するためのコマンドラインユーティリティ。

  • vexcache

    VEXコンパイルキャッシュを照会または編集します。

  • vexexec

    CVEXシェーダを実行します。