imaketx [options] infile outfile
オプション ¶
--help
/ -h
コマンドのオプションのヘルプを表示します。
--verbose
/ -v
コマンドが動作している時の進捗メッセージをプリントします。
--aov=name
/ -a name
テクスチャの作成に使用する入力ファイル内の画像プレーン。デフォルトはC
(カラー)です。
--tile_width=w
/ -x w
MipMapに使用するタイル幅。デフォルトは64
です。
--tile_height=w
/ -y h
MipMapに使用するタイル高さ。デフォルトは64
です。
--colormanagement=mode
/ -m mode
カラー空間の変換に使用するカラーマネージメントを指定します
-
ocio
- OpenColorIOを使用してカラー空間を変換します。 -
builtin
- sRGB画像用の単純なビルトインのカラー変換を使用します。
--colorconvert from to
/ `-c from to
カラーマネージメントにocio
を使用する場合、このオプションを使用することで、テクスチャマップを作成する時のソースとターゲットのカラー空間を指定することができます。
このオプションを指定しなかった場合、imaketx
は入力のファイル形式が3チャンネル8ビット画像の場合(--linearize
オプションで変換を無効にしない限り)にカラー空間変換を実行します。
ocio
を使用すると、デフォルトのsRGB
カラー空間はscene_linear
カラー空間に変換されます。
--disableparse
カラーマネージメントにocio
を使用する場合、通常ではimaketx
はparseColorSpaceFromString()
を使用して画像ファイル名にカラー空間の名前が使用されていないかどうか確認します。
このオプションを使用することで、その挙動を無効にすることができます。
--format
通常では、imaketx
はファイル名からテクスチャフォーマットを推測します。
このオプションは、明示的にテクスチャフォーマット(RAT、OpenEXR)を設定します。
--newer
ソース画像のタイムスタンプが既存テクスチャよりも新しい場合にのみテクスチャを作成します。
--linearize=mode
/ -l mode
8ビットsRGB画像をリニア空間に変換します。
3チャンネル8ビット画像はsRGB空間と見なされ、単一チャンネル画像は線形空間と見なされます。
mode
で利用可能な値
-
0 = sRGBからリニア空間への変換を無効にします。
-
1 = 強制変換。
-
2 = 自動検出(デフォルト)。
--no-sanitize
通常では、imaketx
は浮動小数点の入力画像をサニタイズ(不適切値の除去)し、NAN(Not A Number)または無限値を検査します。
このオプションは、そのサニタイズ処理を無効にします。
--no-color-metadata
通常では、imaketx
は、画像のカラー空間を示したメタデータを.exr
ファイルと.rat
ファイルのどちらにも保存します。
このオプションは、カラー空間情報の保存を無効にします。
--mode
mode, --smode
smode, --tmode
tmode
s
とt
の方向のデフォルトのラッピングモードをメタデータとしてテクスチャに保存します。
--mode
オプションを使用した場合、その値はs
とt
の両方の方向で使用されます。
mode引数に有効な値: black
、periodic
、clamp
、mirror
。
テクスチャ評価でこれらのデフォルト値を上書きすることができます。
ラッピングモードが指定されていない場合、デフォルトを選択するかどうかはレンダラー次第です。
--filter=name
/ -f name
画像をダウンスケールする際に使用するフィルター。利用可能なオプションは以下のとおりです:
-
box
-
gauss
-
sinc
-
bartlett
-
blackman
-
catrom
-
hanning
-
mitchell
--exrmode mode
-1
HOUDINI_OIIO_EXR
変数を使用します。
0
クラシックドライバを使用します。
1
改良ドライバを使用します。
--threads=n
/ -j n
使用するスレッドの最大数。
0
は利用可能なコアすべてを使用することを意味します。
マイナスnは、すべてのコア数からn個分を除いたコアを使用することを意味します(例えば8コアCPUの場合、-j -3
を指定すると5個のスレッドが使用されます)。
デフォルトは0
です。