Since | 14.0 |
Simple Bipedは、フルコントロール付きの効率的なアニメーションリグです。これは、複数のキャラクタが配置されたシーンでも再生パフォーマンスが良くなるように最適化されています。
パラメータ ¶
Master Controls
キャラクタの移動、回転、スケールを修正します。
Custom Space
キャラクタの独自の親として使用可能なオブジェクトフィールド。
Custom Space Blend
独自の空間オブジェクトの影響度を制御します。
Enable Squash and Stretch
これを有効にすると、キャラクタの手足を伸縮させることができます。
Spine ¶
このタブのコントロールは、背骨のアニメーション用です。
Head World Space Blend
頭を背骨の回転に追従させたり、回転をワールド空間で維持させるかどうか制御します。
Eyes Lookat Translate
目が向く方向のアニメーションのコントロール。
Eyelid Rotate
まぶたのジオメトリを回転します。
Eyes Lookat Custom
目が向くターゲットとして作用するオブジェクトフィールド。例えば、キャラクタがカーチェイスをしていると、そのキャラクタが常に正面の車を見るようにすることができます。
Custom Space Blend
独自の目がオブジェクトを見る影響度を制御します。
Left/Right Arm ¶
これらのタブのコントロールは、キャラクタの腕のアニメーション用です。
FKIK Blend
腕をIKやFKのどちらで制御するのか指定します。
Local-World Blend
手首を背骨の回転に追従させるのか、ワールド空間の位置で制御するのか指定します。
Custom Space
手首の親オブジェクトとなるオブジェクトフィールド。例えば、キャラクタが運転している時の車のハンドル。
Custom Space Blend
独自の親オブジェクトの影響度を制御します。
Left/Right Leg ¶
これらのタブのコントロールは、キャラクタの足のアニメーション用です。
FKIK Blend
足をIKやFKのどちらで制御するのか指定します。
IK Twist Hip Foot Blend
IK Twistターゲットを足コントロールに追従させるのか、ワールド空間の位置で制御するのか指定します。
Custom Space
足の親オブジェクトとなるオブジェクトフィールド。例えば、キャラクタが運転している時の車のアクセルペダル。
Custom Space Blend
独自の足の親オブジェクトの影響度を制御します。
Display ¶
Show Bones
リグのボーンを表示/非表示させます。
Show Controls
リグのコントロールを表示/非表示させます。
Show Detail Controls
腰と肩の追加コントールを表示/非表示させます。
Show Geometry
全体のリグを表示/非表示させます。
Onion Skinning
未来や過去の異なるフレームで、複数スキンを持つこのジオメトリを描画します。 現行フレームの前後でのスキンの数、そのフレーム増分数、スキンの不透明度とカラーの染色は、3D Display Optionsで設定することができます。
Off
オニオンスキンを無効にします。
Transform only
オブジェクトトランスフォームの効果だけを表示します。これは、実際のジオメトリが時間軸で変化した場合に、それを再クックしないので Deformation よりも高速です。
Deformation
オブジェクトトランスフォームとジオメトリ変形の両方を使ってスキンを表示します。 これは、ジオメトリがアニメーションする場合にSOPレベルのジオメトリをクックします。
Polygons As Subdivision (Mantra)
ポリゴンをサブディビジョンサーフェスとしてレンダリングします。creaseweight
アトリビュートは、線状の折り目を生成します。このアトリビュートは、ポイント、頂点、プリミティブで定義することができます。
OpenSubdivを使ってレンダリングする時は、creaseweight
アトリビュートだけでなく、cornerwieght
アトリビュート、subdivision_hole
グループ、追加アトリビュートを取り込んで、精密化の挙動を制御することができます。
これらの情報は、他の設定を上書きします:
-
int osd_scheme
,string osd_scheme
: OSDサブディビジョンの構造を指定します(0が“catmull-clark”、1が“loop”、2が“bilinear”)。Loopサブディビジョンに関しては、そのジオメトリには三角形しか含めることができません。 -
int osd_vtxboundaryinterpolation
: Vertex Boundary Interpolationメソッド(詳細は、vm_osd_vtxinterp
を参照してください) -
int osd_fvarlinearinterpolation
: Face-Varying Linear Interpolationメソッド(詳細は、vm_osd_fvarinterp
を参照してください) -
int osd_creasingmethod
: Crease(折り目)メソッドを指定します。0がCatmull-Clark、1がChaikinです。 -
int osd_trianglesubdiv
: 三角形のウェイト付けアルゴリズムを指定します。0がCatmull-Clarkウェイト、1が“滑らかな三角形”ウェイトです。