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Since | 11.0 |
Extract Transform Objectは、2つのSOPジオメトリの点を見ることで変位量を取得します。 これらのポイントクラウドの相違点は、回転と移動を構成するリジッドトランスフォームに投影され、 その後これがこのオブジェクトのトランスフォームになります。
この抽出は、リジッドモーションを表すジオメトリファイルをベイクしてある状態で、 オブジェクトレベルでリジッドモーションを回復させたいときに非常に役に立ちます。
その結果のトランスフォームには、オブジェクトがほぼ平坦な場合に法線が反転してしまう要因が含まれることがあります。
これを解決するには、例えばAttribute Wrangleにaddpoint(geoself(), @P + 0.1*@N);
を設定して、その2つのオブジェクトにマーカーポイントを追加することで、逆トランスフォームの抽出をしないようにすることができます。
パラメータ ¶
Source Geometry
Rest(静止)参照ジオメトリとして使うSOPジオメトリへのパス。
Destination Geometry
ゴールジオメトリとして使うSOPジオメトリへのパス。 トランスフォームはソースジオメトリをターゲットジオメトリへと変形します。
Extract Translate
ポイントクラウドのモーションを使うかどうか。
Extract Rotate
ポイントクラウドの回転を使うかどうか。これは通常、ポイントクラウドにある点の平均で計測されます。
Set Wireframe Color
指定したワイヤーカラーを使用します。
Wireframe Color
オブジェクトの表示カラー。
Viewport Selecting Enabled
オブジェクトがビューポートでピック可能になります。
Select Script
ビューポートでオブジェクトをピックした時に実行するスクリプト。Select Scriptを参照してください。
Cache Object Transform
一度Houdiniがオブジェクトトランスフォームを計算すると、それらをキャッシュ化します。これは、特にワールド空間位置の計算負荷が高いオブジェクト(例えば、Stickyオブジェクト)と長い親子チェーンの最後にあるオブジェクト(例えば、ボーン)に役に立ちます。 このオプションはStickyオブジェクトとBoneオブジェクトではデフォルトでオンになっています。
オブジェクトトランスフォームキャッシュのサイズを制御する方法に関しては、Houdini Preferencesウィンドウの OBJ Caching の章を参照してください。
Enable Constraints
オブジェクトの Constraints Network を有効にします。
Constraints
Constraints Network CHOPのパス。 拘束を作成する方法も参照してください。
Tip
Constraintsドロップダウンボタンを使用することで、Constraintsシェルフツールのどれかをアクティブにすることができます。そのボタンを使用すると、パラメータエディタで選択されているノードから自動的に1番目のピックセッションが満たされます。
Note
オブジェクトのLookatとFollow Pathのパラメータは廃止されました。代わりにLook AtとFollow Pathの拘束を使用してください。 これらのパラメータは、今のところ非表示にしているだけなので、そのノードのパラメータインターフェースを編集することで表示させることができます。
Examples ¶
extracttransform Example for Extract Transform object node
このサンプルでは、ジオメトリを、事前にベイクした.bgeoシーケンスで定義された移動するジオメトリの子にする方法を説明しています。