Houdini 20.0 ノード オブジェクトノード

Python Script object node

Python Scriptオブジェクトは、モデリングしたオブジェクトを定義するジオメトリオペレータ(SOP)用のコンテナです。

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Since 14.5

Python Scriptオブジェクトは、格納されたジオメトリをPythonスクリプト経由での変更を可能にします。

パラメータ

Transform

Translate

x、y、z方向にそれぞれ1、2、3移動するには、

n = hou.pwd()

t = hou.hmath.buildTranslate((1, 2, 3))

n.setCookTransform(t)

Rotate

x、y、z軸の周りをそれぞれ30度、60度、90度回転するには、

n = hou.pwd()

r = hou.hmath.buildTranslate((30, 60, 90))

n.setCookTransform®

Scale

x、y、z軸に沿ってそれぞれ2、3、4とスケールするには、

n = hou.pwd()

s = hou.hmath.buildScale(2, 3, 4)

n.setCookTransform(s)

Transform

スケーリング、回転、移動の順に適用するには、

n.setCookTransform(s*r*t)

Note

n, t, r, sは上記のように定義します。

Examples

コーディングターミナルの右側のドロップダウンメニューを参照してください。

Render

Material

Materialノードのパス。

Display

このオブジェクトをビューポートで表示してレンダリングするかどうか。チェックボックスをオンにすれば、Houdiniは、このパラメータを使用します。 値を0にするとビューポートでオブジェクトが非表示になりレンダリングされず、1にするとオブジェクトが表示されてレンダリングされます。 チェックボックスをオフにすると、Houdiniはこの値を無視します。

Phantom

trueの時、オブジェクトが主光線でレンダリングされなくなります。副光線のみがオブジェクトに当たります。

(Render Visibilityプロパティを参照してください。)

Renderable

このオプションをオフにすると、インスタンスがレンダリングされなくなります。オブジェクトのプロパティはVEX内から照会することが可能ですが、ジオメトリはレンダリングされません。これはオブジェクトをトランスフォーム空間オブジェクトに変換するのとほぼ同等です。

Render Visibility (vm_rendervisibilityプロパティ)を参照してください。

Display As

ビューポート内のジオメトリの表示方法。

Polygons As Subdivision (Mantra)

ポリゴンをサブディビジョンサーフェスとしてレンダリングします。creaseweightアトリビュートは、線状の折り目を生成します。このアトリビュートは、ポイント、頂点、プリミティブで定義することができます。

OpenSubdivを使ってレンダリングする時は、creaseweightアトリビュートだけでなく、cornerwieghtアトリビュート、subdivision_holeグループ、追加アトリビュートを取り込んで、精密化の挙動を制御することができます。 これらの情報は、他の設定を上書きします:

  • int osd_scheme, string osd_scheme: OSDサブディビジョンの構造を指定します(0が“catmull-clark”、1が“loop”、2が“bilinear”)。Loopサブディビジョンに関しては、そのジオメトリには三角形しか含めることができません。

  • int osd_vtxboundaryinterpolation: Vertex Boundary Interpolationメソッド(詳細は、vm_osd_vtxinterpを参照してください)

  • int osd_fvarlinearinterpolation: Face-Varying Linear Interpolationメソッド(詳細は、vm_osd_fvarinterpを参照してください)

  • int osd_creasingmethod: Crease(折り目)メソッドを指定します。0がCatmull-Clark、1がChaikinです。

  • int osd_trianglesubdiv: 三角形のウェイト付けアルゴリズムを指定します。0がCatmull-Clarkウェイト、1が“滑らかな三角形”ウェイトです。

Shading

Categories

スペースまたはカンマで区切ったこのオブジェクトが属するカテゴリのリスト。

プリミティブ単位でのマテリアルの割り当て(Material SOP)は現在サポートされていません。

Reflection Mask

パターンのリスト。これらのパターンに一致するオブジェクトが、このオブジェクトに映し出されます。オブジェクトを指定するには、ワイルドカード(例えば、key_*)とバンドル参照を使うことができます。

Light Linkerペインを使えば、グラフィカルユーザインターフェースを使ってライトとオブジェクト間の関係を編集することもできます。

Mantraのobject:reflectmaskプロパティは、 ReflectionカテゴリとReflectionマスクを組み合わた結果を含んだ計算されたプロパティです。

Refraction Mask

パターンのリスト。これらのパターンに一致するオブジェクトが光の屈折で見えるようになります。オブジェクトを指定するには、ワイルドカード(例えば、key_*)とバンドル参照を使うことができます。

Light Linkerペインを使えば、グラフィカルユーザインターフェースを使ってライトとオブジェクト間の関係を編集することもできます。

Mantraのobject:refractmaskプロパティは、 RefractionカテゴリとRefractionマスクを組み合わた結果を含んだ計算されたプロパティです。

Light Mask

パターンのリスト。これらのパターンに一致すライトが、このオブジェクトを照明します。ライトを指定するには、ワイルドカード(例えば、key_*)とバンドル参照を使うことができます。

Light Linkerペインを使えば、グラフィカルユーザインターフェースを使ってライトとオブジェクト間の関係を編集することもできます。

Mantraのobject:lightmaskプロパティは、 LightカテゴリとLightマスクを組み合わせた結果を含んだ計算されたプロパティです。

Volume Filter

いくつかのボリュームプリミティブ(Geometry Volumes、Image3D)はボリュームチャンネルの評価中にフィルターを使用することができます。これはフィルターを指定します。デフォルトのボックスフィルターは評価が速くて、ほとんどの滑らかな流体シミュレーションに対して鮮明なレンダーを生成します。ボクセルデータがエイリアス(エッジに沿ったギザギザ)を含んでいると、もっと大きなフィルター幅またはもっと滑らかなフィルターを使って納得できる結果を生成する必要があります。エイリアスのあるボリュームデータに対しては、フィルター幅が1.5のgaussが良いフィルターです。

  • point

  • box

  • gauss

  • bartlett

  • blackman

  • catrom

  • hanning

  • mitchell

Volume Filter Width

これはobject:filterプロパティのフィルター幅を指定します。フィルター幅はボクセルの数で指定します。フィルター幅が大きいほどレンダリングやブラーの生成に時間がかかりますが、ある種のボクセルデータではエイリアスを処理する必要が出てきます。

Matte Shading

有効にすると、オブジェクトのサーフェスシェーダがプライマリ光線用のMatteシェーダに置き換えられます。 デフォルトのMatteシェーダは、オブジェクトを完全に不透明でアルファ値が0としてレンダリングします。 オブジェクトを表示させる場所で画像に穴を効果的に切り取ることができます。 この設定は、手動で画像をパスに分ける時に役に立ちます。つまり、背景要素を前景オブジェクトと別々にレンダリングすることができます。 デフォルトのMatteシェーダは、“Matte” VEXシェーダですが、vm_matteshaderレンダープロパティを追加して、他のシェーダを割り当てることで、別のMatteシェーダを設定することが可能です。 セカンダリ光線が、まだオブジェクトに割り当てられたサーフェスシェーダを使用しているので、オブジェクトを直接レンダリングしなくても、反射と間接照明を表示することができます。

ボリュームの正しいマットシェーディングについて:

  1. オブジェクトにvm_matteshaderプロパティを追加します。

  2. Volume Matte シェーダを作成します。

  3. このシェーダの密度をジオメトリシェーダの密度に合わせます。

  4. このシェーダをvm_matteshaderに割り当てます。

そして、 Matte Shading トグルが有効な時、デフォルト(密度を単に1に設定)ではなく、あなた独自のボリュームマットシェーダを使用します。 完全に不透明なマットが必要であれば、ボリュームマットではなく、マットシェーダを使用します。

Raytrace Shading

マイクロポリゴンの頂点をシェーディングするのではなくて、すべてのサンプルをシェーディングします。この設定はオブジェクト単位基準でレイトレースレンダリングを有効にします。

マイクロポリゴンレンダリングの時、シェーディングは通常ではフレームの最初のマイクロポリゴンの頂点で起こります。サンプルのカラーを決めために、コーナー頂点が補間されます。object:rayshadeを有効にすると、レイトレースシェーディングアルゴリズムが読み出されます。これは各サンプルを単独でシェーディングします。これはシェーディング負荷が膨大に増えることを意味します。しかし、各サンプルは正しい時間と位置でシェーディングされます。

プリミティブ単位でのマテリアルの割り当て(Material SOP)は現在サポートされていません。

Sampling

Geometry Velocity Blur

このメニューでは、オブジェクトに対して実行する ジオメトリVelocityブラー のタイプを選択することができます。 トランスフォームブラー変形ブラー とは別に、時間と共に変化するポイントに保存されたアトリビュートを使って、ポイントの動きに応じたモーションブラーをレンダリングすることができます。 ジオメトリ内のポイント数が時間と共に変化する場合(例えば、ポイントが誕生したり死亡するパーティクルシミュレーション)、このタイプのブラーを使用してください。

フレーム間でジオメトリのトポロジーが変化する場合、Mantraはジオメトリを補間できなくて正しくモーションブラーを計算できなくなります。 そのような場合、元のジオメトリが変化しても整合性のあるvaccelのアトリビュートをモーションブラーに使用することができます。 流体シミュレーションのサーフェスがまさにそのよい例です。 この場合と他のタイプのシミュレーションデータでは、ソルバが自動的にVelocityアトリビュートを作成します。

No Velocity Blur

レンダラーでモーションブラーを許可するように設定しても、このオブジェクトに対してモーションブラーをレンダリングしません。

Velocity Blur

Velocityブラーを使用するには、ポイントVelocityを計算して、それをvPointアトリビュートに保存しなければなりません。 レンダラーは、このアトリビュートが存在すれば、それを使用してVelocityモーションブラーをレンダリングします(レンダラーがモーションブラーのレンダリングを許可するように設定されていることが前提です)。 シミュレーションノード(例えばパーティクル系DOPs)は自動的にvアトリビュートを生成します。 他にも、Point Velocity SOPを使ってVelocityを計算して追加することができます。

vアトリビュートの単位は、1秒あたりのHoudiniユニットです。

Acceleration Blur

加速度ブラーを使用するには、ポイント加速度を計算して、それをaccelPointアトリビュートに保存しなければなりません(geo_accelattributeプロパティを使えば、その加速度アトリビュート名を変更することができます)。 レンダラーは、このアトリビュートが存在すれば、それを使用して複数セグメントの加速度モーションブラーをレンダリングします(レンダラーがモーションブラーのレンダリングを許可するように設定されていることが前提です)。 シミュレーション系ノードは自動的にaccelアトリビュートを生成することができます。 他にも、Point Velocity SOPを使って加速度を計算して追加することができます。

Acceleration Blurがオンの時、ジオメトリに 角速度 アトリビュート(w)が存在すれば、急回転にもブラーがかかります。 これは、ベクトルアトリビュートであり、各コンポーネントは、X、Y、Z軸を基準とした1秒あたりのラジアンの回転速度を意味しています。

これを“Velocity Blur”または“Acceleration Blur”に設定すると、変形ブラーがオブジェクトに適用されなくなります。 これを“Acceleration Blur”に設定すると、geo_motionsamplesプロパティを使用して、加速度サンプルの数を設定することができます。

Velocityアトリビュート(v)を使って線形モーションブラーを実行したVelocity Motion Blur。
Velocityの変化量を使ってもっと精度良く高速回転するブラーオブジェクトに対してモーションブラーを実行したAcceleration Motion Blur。
高速スピンする立方体のように、オブジェクトのスピンを扱ったAngular Acceleration Blur。

Dicing

Shading Quality

このパラメータは、すべてのレンダリングエンジンに対してジオメトリのサブディビジョン解像度を制御し、さらにマイクロポリゴンレンダリングに対してシェーディング解像度を制御します。他のすべてのパラメータがデフォルトの時、値を1にすると、近似で1つのマイクロポリゴンがピクセル毎に作成されます。値を高くするとより小さいマイクロポリゴンを生成します。これはシェーディングが細かくなり、品質が良くなることを意味します。

レイトレースエンジンでは、シェーディング品質は、サーフェスのシェーディング量を変更することなく、滑らかなサーフェス(NURBS、サブディビジョンとしてのレンダリング)とディスプレイスメント用のジオメトリのサブディビジョン品質にのみ影響を与えます。レイトレースを使用する時は、サーフェスシェーディング品質を良くするためには、ピクセルサンプルとレイサンプリングのパラメータを使用しなければなりません。

シェーディング品質の変更の効果は、vm_shadingquality2乗 の係数によってシェーディングの量を増やしたり、下げたりすることができます。つまり、シェーディング品質を2にすると、4倍シェーディング量を実行し、0.5にすれば0.25倍のシェーディング量を実行します。

Dicing Flatness

このプロパティはほぼ平坦なプリミティブのテセレーションレベルを制御します。値を上げることで、より多くのプリミティブが平坦とみなされ、細分化が少なくなります。より精密(最適化がすくない)なほぼ平坦なサーフェスにするなら、このオプションを 下げて ください。

Ray Predicing

このプロパティは、レンダリング開始前に、このオブジェクトが全てのディスプレイスメントとサブディビジョンが適用されたジオメトリを生成するようにします。この設定を有効にすると、レイトレースは膨大なメモリを必要としますが非常に速くなります。

Disable Predicing

ジオメトリが光線に当たると、細分化されます。

Full Predicing

同時にすべてのジオメトリを細分化して保存します。

Precompute Bounds

正確な境界ボックスを計算するためにジオメトリをすべて細分化します。 この設定では、ボックスが計算されればすぐに細分化したジオメトリを破棄するのでメモリ効率が非常に良いです。 これはFull Predicingのようにメモリをたくさん消費する必要がなく大きなディスプレイスメント境界を使ってディスプレイスメントを効率よく処理するのに役に立ちます。

レイトレースするとき、モデル上のすべてのポリゴンが(プライマリまたはセカンダリの光線で)可視ならば、ジオメトリの一部をキャッシュ化してオンザフライでジオメトリを再生成するよりは、モデル内のすべてのジオメトリをPre-diceする方が効率が良いです。これは特にグローバルイルミネーションを計算するときがそうです(光線間の干渉が少ないので)。

プリミティブ単位でのマテリアルの割り当て(Material SOP)は現在サポートされていません。

Shade Curves As Surfaces

カーブをレンダリングする時、カーブをサーフェスに変換してdicingするので、そのサーフェス上の複数のポイントにサーフェスシェーダが実行されます。これはカーブをカーブのようなサーフェスにするときには役に立ちますが、効率が悪くなります。デフォルトでは単にカーブのポイントにシェーダを実行し、作成されたサーフェス上にシェーディングしたポイントを複製します。

Geometry

Backface Removal (Mantra)

有効にすると、カメラ側を向いていないフェースはレンダリングされません。

Procedural Shader

このオブジェクトのレンダージオメトリを生成するためにレンダラーで使用されるジオメトリSHOP。

Force Procedural Geometry Output

プロシージャルシェーダを割り当てた時のジオメトリの出力を有効にします。あなたが割り当てたプロシージャルが、正しく機能しているプロシージャルに存在するジオメトリに依存していないことがわかっていれば、このトグルを無効にできます。

Polygons As Subdivision (Mantra)

ポリゴンをサブディビジョンサーフェスとしてレンダリングします。creaseweightアトリビュートは、線状の折り目を生成します。このアトリビュートは、ポイント、頂点、プリミティブで定義することができます。

OpenSubdivを使ってレンダリングする時は、creaseweightアトリビュートだけでなく、cornerwieghtアトリビュート、subdivision_holeグループ、追加アトリビュートを取り込んで、精密化の挙動を制御することができます。 これらの情報は、他の設定を上書きします:

  • int osd_scheme, string osd_scheme: OSDサブディビジョンの構造を指定します(0が“catmull-clark”、1が“loop”、2が“bilinear”)。Loopサブディビジョンに関しては、そのジオメトリには三角形しか含めることができません。

  • int osd_vtxboundaryinterpolation: Vertex Boundary Interpolationメソッド(詳細は、vm_osd_vtxinterpを参照してください)

  • int osd_fvarlinearinterpolation: Face-Varying Linear Interpolationメソッド(詳細は、vm_osd_fvarinterpを参照してください)

  • int osd_creasingmethod: Crease(折り目)メソッドを指定します。0がCatmull-Clark、1がChaikinです。

  • int osd_trianglesubdiv: 三角形のウェイト付けアルゴリズムを指定します。0がCatmull-Clarkウェイト、1が“滑らかな三角形”ウェイトです。

Render As Points (Mantra)

ジオメトリのポイントのレンダリングの方法を制御します。デフォルトの設定の No Point Rendering は、パーティクルシステムのポイントのみをレンダリングします。 Render Only Points に設定すると、頂点とプリミティブの情報をすべて無視して、ポイントのアトリビュートのみを使ってジオメトリをレンダリングします。 Render Unconnected Points も同様に動作しますが、ジオメトリのプリミティブで使われていないポイントだけをレンダリングします。

以下の2つのアトリビュートは、それが存在すればポイントプリミティブを制御します。

orient

ポイントジオメトリの法線を決めるベクトル。このアトリビュートがなければ、ポイントは入射光の方向を向きます(VEX I variable)。

width

ポイントの3Dサイズを決めます(デフォルトは0.05)。

Use N for point rendering

Mantraは、ポイントプリミティブをレンダリングする時にNアトリビュートからNグローバルを初期化します。無効(デフォルト)にすると、ポイント法線はカメラ方向に初期化されます。

Metaballs as Volume

サーフェスとは対照的にメタボールをボリュームとしてレンダリングします。メタボールのボリューム品質は、ジオメトリ内のすべてのメタボールの平均のサイズに基づいて設定されるので、メタボールのサイズを大きくしたり、小さくしたりすると、自動的にレンダリング品質が調整されます。

Coving

Mantraが隙間を防ごうとします。

Covingとは、レンダリング時に細分化したジオメトリで発生した隙間を埋める処理で、隙間は、異なるレベルの細分化の隣合わせでTジャンクションでのズレが原因で作成されます。

デフォルト設定の Coving for displacement/sub-d は、ディスプレイスメントシェーダとサブディビジョンサーフェスのサーフェスの隙間だけを埋めます。ポイントの変位は大きい隙間を作成する可能性があります。これは、ほとんどのレンダリングでは十分ですが、非常に低いシェーディングレートを使っていたり、レンダリングした画像のアルファに隙間があれば、 Coving for all primitives を使う場合があります。

Disable Coving を使わないでください。これは、パフォーマンスのメリットがなく、実際にパフォーマンスに悪影響を及ぼす場合があります。なぜなら、Houdiniは、隙間から見えるジオメトリをレンダリングしなければならなくなるからです。

0

隙間埋めなし。

1

変位サーフェスとサブディビジョンサーフェスのみを隙間埋めします。

2

すべてのプリミティブを隙間埋めします。

Material Override

Material Overrideの評価とIFDの出力の方法を制御します。

Evaluate Once に設定すると、チャンネルやエクスプレッションを使用するマテリアルのパラメータは、全体のディテールのために一度だけ評価されます。これにより、Houdini側ではなくMantra側で完全にマテリアルパラメータの割り当てをハンドルできるので、非常に高速にIFDが生成されます。 パラメータの値を Evaluate for Each Primitive/Point に設定すると、プリミティブ単位またはポイント単位でパラメータを評価します。 パラメータを Disabled に設定すれば、完全にマテリアルの上書きをスキップすることもできます。

Automatically Compute Normals (Old)

MantraがNアトリビュートを自動的に計算します。Nアトリビュートが存在すれば、値はそのままです。しかし、Nアトリビュートが存在しなければ、作成されます。これはNアトリビュートを持たないポリゴンジオメトリを滑らかにシェーディングします。

プリミティブ単位でのマテリアルの割り当て(Material SOP)は現在サポートされていません。

Ignore Geometry Attribute Shaders

ジオメトリにシェーダがプリミティブ単位で定義されている時、このパラメータは、それらのシェーダを上書きして、オブジェクトのシェーダのみを使用します。これは、オブジェクトにマットシェーディングを実行するのに役に立ちます。

プリミティブ単位でのマテリアルの割り当て(Material SOP)は現在サポートされていません。

Misc

Set Wireframe Color

指定したワイヤーカラーを使用します。

Wireframe Color

オブジェクトの表示カラー。

Viewport Selecting Enabled

オブジェクトがビューポートでピック可能になります。

Select Script

ビューポートでオブジェクトをピックした時に実行するスクリプト。Select Scriptを参照してください。

Cache Object Transform

一度Houdiniがオブジェクトトランスフォームを計算すると、それらをキャッシュ化します。これは、特にワールド空間位置の計算負荷が高いオブジェクト(例えば、Stickyオブジェクト)と長い親子チェーンの最後にあるオブジェクト(例えば、ボーン)に役に立ちます。 このオプションはStickyオブジェクトとBoneオブジェクトではデフォルトでオンになっています。

オブジェクトトランスフォームキャッシュのサイズを制御する方法に関しては、Houdini Preferencesウィンドウの OBJ Caching の章を参照してください。

Shade Open Curves In Viewport

ビューポートでこのオブジェクトに含まれた開いたカーブが照らされます。

これをオンにすると、ジオメトリにwhitehairguardhairのアトリビュートがあれば、よりヘアーに適したGLSLシェーダも使用されます。

さらに、widthアトリビュートを持ったカーブは、シェーディングモードで色々な幅の太いリボンとしてレンダリングされます。

ローカル変数

IPT

これは通常では-1です。しかし、オブジェクトがポイントインスタンスを実行していれば、この変数はテンプレートジオメトリのポイント数に設定されます。IPT変数をアクティブにするには、Point Instancingパラメータが、このオブジェクトで有効になっている必要があります。

Note

この変数は廃止予定です。代わりに、instancepointエクスプレッション関数を使ってください。

オブジェクトノード

  • Agent Cam

    カメラを作成してそれを群衆エージェントに取り付けます。

  • Alembic Archive

    Alembicシーンアーカイブ(.abc)からオブジェクトをオブジェクトレベルにロードします。

  • Alembic Xform

    Alembicシーンアーカイブ(.abc)のオブジェクトからトランスフォームのみをロードします。

  • Ambient Light

    無指向性の一定レベルのライトをシーン内(またはライトのマスク内)のすべてのサーフェスに追加します。

  • Auto Bone Chain Interface

    Auto Bone Chain Interfaceは、RiggingシェルフのIK from ObjectsツールとIK from Bonesツールで作成されます。

  • Blend

    複数入力オブジェクトのトランスフォーメーションを切替またはブレンドします。

  • Blend Sticky

    2つ以上のStickyオブジェクトのトランスフォーム間をブレンドしてトランスフォームを計算することで、ポリゴンサーフェス上の位置をブレンドすることができます。

  • Bone

    ボーンオブジェクトは手/足/腕のようなオブジェクトの階層を作成します。

  • Camera

    カメラからシーンを見て、その視点でレンダリングできます。

  • DOP Network

    ダイナミックシミュレーションを格納します。

  • Environment Light

    環境光はシーンの外部から背景照明を用意します。

  • Extract Transform

    2つのジオメトリの点の差分から変位量を取得します。

  • Fetch

    他のオブジェクトのトランスフォームをコピーして変位量を取得します。

  • Formation Crowd Example

    変化する編成のセットアップを説明した群衆サンプル

  • Fuzzy Logic Obstacle Avoidance Example

    このサンプルは、ファジィ論理コントローラにより実装されたエージェントの障害回避とパスの追従を示しています。

  • Fuzzy Logic State Transition Example

    このサンプルは、ファジィネットワークセットアップでステートのトランジション(遷移)がトリガーされる群衆のセットアップを示しています。

  • Geometry

    モデルを定義するジオメトリオペレータ(SOP)を格納します。

  • Groom Merge

    複数オブジェクトのグルームデータを1つのデータに結合します。

  • Guide Deform

    アニメーションスキンを使ってグルーミングカーブを動かします。

  • Guide Groom

    スキンジオメトリからガイドカーブを生成し、このノードに含まれている編集可能なSOPネットワークを使って、それらのカーブに対して細かい処理をします。

  • Guide Simulate

    入力ガイドに対して物理シミュレーションを実行します。

  • Hair Card Generate

    密集したヘアーカーブを、そのグルームのスタイルと形状を維持しつつポリゴンカードに変換します。

  • Hair Card Texture Example

    ヘアーカード用テクスチャの作成方法を示したサンプル。

  • Hair Generate

    スキンジオメトリとガイドカーブからヘアーを生成します。

  • Handle

    ボーンを制御するIKツールです。

  • Indirect Light

    間接光はシーン内の他のオブジェクトから反射した照明を生成します。

  • Instance

    インスタンスオブジェクトは他のジオメトリ、ライト、サブネットワークでさえもインスタンス化します。

  • LOP Import

    LOPノード内のUSDプリミティブからトランスフォームデータを取り込みます。

  • LOP Import Camera

    LOPノードからUSD Camera Primを取り込みます。

  • Labs Fire Presets

    たいまつや小さい炎や1メートル級のサイズまでの色々なサイズのプリセットを使って、迅速に炎のシミュレーションを生成してレンダリングします。

  • Labs Impostor Camera Rig

    このOBJは、Impostor Texture ROPで使用するカメラリグをセットアップします。

  • Labs LOD Hierarchy

    LOD階層を作成してFBXとしてエクスポートします。

  • Light

    シーン内の他のオブジェクトに光を当てます。

  • Light template

    組み込みレンダリングプロパティがない非常に限られたライトです。これは、ユーザ自身で必要なプロパティを選択して独自のライトを作成するときのみ使います。

  • Microphone

    Spatial Audio CHOP用にリスニングポイントを指定します。

  • Mocap Acclaim

    Acclaimモーションキャプチャーをインポートします。

  • Mocap Biped 1

    モーションキャプチャーアニメーションが設定された男性キャラクタ。

  • Mocap Biped 2

    モーションキャプチャーアニメーションが設定された男性キャラクタ。

  • Mocap Biped 3

    モーションキャプチャーアニメーションが設定された男性キャラクタ。

  • Null

    シーンの位置決め、通常は親子関係を設定するのに使います。このオブジェクトはレンダリングされません。

  • Path

    方向付き曲線(パス)を作成します。

  • PathCV

    Pathオブジェクトを使って制御頂点を作成します。

  • Python Script

    Python Scriptオブジェクトは、モデリングしたオブジェクトを定義するジオメトリオペレータ(SOP)用のコンテナです。

  • Ragdoll Run Example

    単純なラグドールのセットアップを示した群衆サンプル。

  • Reference Image

    絵を定義するコンポジットノード(COP2)用コンテナ。

  • Rivet

    オブジェクトサーフェスに鋲を作成します。通常は親子関係を設定するのに使用します。

  • Simple Biped

    フルコントロール付きのシンプルで効率的なアニメーションリグ。

  • Simple Female

    フルコントロールを備えたシンプルで能率的な女性キャラクタアニメーションのリグ。

  • Simple Male

    フルコントロールを備えたシンプルで能率的な男性キャラクタアニメーションのリグ

  • Sound

    Spatial Audio CHOPで使う音声放出ポイントを定義します。

  • Stadium Crowds Example

    スタジアムのセットアップ方法を示した群衆サンプル。

  • Stereo Camera Rig

    シーン内のゼロ視差設定平面と軸違いレンズ間の距離を制御するパラメータを用意しています。

  • Stereo Camera Template

    デジタルアセットとしてより機能的なステレオカメラリグが構築できる機能を提供しています。

  • Sticky

    サーフェスのUVに基づいて粘着オブジェクトを作成します。通常は親子関係を設定するのに使用します。

  • Street Crowd Example

    2つのエージェントグループを使ったストリートのセットアップを示した群衆サンプル。

  • Subnet

    オブジェクト用のコンテナです。

  • Switcher

    他のカメラからのビューに切り替えます。

  • TOP Network

    TOP Networkオペレータには、タスクを実行するオブジェクトレベルのノードを格納します。

  • VR Camera

    VR画像のレンダリングに対応したカメラ。

  • Viewport Isolator

    ビューポート毎に独立した制御が選択できるPython Script HDA。

  • glTF

  • 共通オブジェクトパラメータ

    共通オブジェクトパラメータについて。