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Tip
破壊的なファイル操作(移動/名前変更、削除)をしないほうが良いです。 これらのファイル操作を行なってしまうと、ファイルを見失なってしまって、ディペンデンシーシステムに余計なワークを発動させてしまいます。 他にも、ネットワークを走らせた後で、存在したはずの中間ファイルが見つからなければ、そのネットワークのデバッグが困難になってしまいます。
このノードは、2通りの方法で動作させることができます:
このノードがワークアイテムを生成した時に名前変更を実施します( Async rename がオフ)
このノードは、ワークアイテムの生成時( Tasks ▸ Generate Static Work Items を選択した時も含む)に同期してファイルの名前変更を試みます。その名前変更が完了するまでブロッキングされます。 これによって、一度ノードを動作させた時に、既に"ソース"のファイルが移動/名前変更されていたことが原因でエラーを引き起こしてしまう可能性があります。
ワークアイテム内部で名前変更を実施します( Async rename がオン)
このノードは、実行時に非同期で名前変更を実施します。
TOP Attributes
|
string |
ソースファイルの移動先のディレクトリ。 |
|
string |
目的のファイルの拡張子。 |
|
filename |
目的のファイルのファイル名。 |
パラメータ
Node
Original File Path
移動/名前変更するファイルのパス。
New File Path
ファイルの新しいパス。これがワークアイテム(s)のOutput
として使用されます。
File Tag
Output
ファイル名に割り当てるファイルタグ。
Async Rename
これを無効にすると、このノードは、ワークアイテムの生成時( Tasks ▸ Generate Static Work Items を選択した時も含む)に同期してファイルの名前変更を試みます。その名前変更が完了するまでブロッキングされます。 これによって、一度ノードを動作させた時に、既に"ソース"のファイルが移動/名前変更されていたことが原因でエラーを引き起こしてしまう可能性があります。 これを有効にすると、実行時に非同期で名前変更を実施します(レンダーファームに対して行なう場合に有効にする場合があります)。
Schedulers
TOP Scheduler Override
このパラメータは、このノードのTOPスケジューラを上書きします。
Work Item Priority
このパラメータは、現行スケジューラがこのノード内のワークアイテムの優先度を設定する方法を決めます。
Inherit From Upstream Item
ワークアイテムは、親ワークアイテムの優先度を継承します。ワークアイテムに親ワークアイテムがなければ、その優先度は0に設定されます。
Custom Expression
ワークアイテムの優先度は、 Priority Expression の値に設定されます。
Node Defines Priority
ワークアイテムの優先度は、このノード自身の内部優先度計算に基づいて設定されます。
このオプションは、
Python Processor TOP,
ROP Fetch TOP, ROP Output TOPのノードでのみ利用可能です。
これらのノードは、各自のノードロジックで実装された優先度設定スキームを定義しています。
Priority Expression
このパラメータは、 Work Item Priority が Custom Expression に設定されている時にのみ利用可能です。
このパラメータには、ワークアイテムの優先度を設定するためのエクスプレッションを指定します。 このエクスプレッションは、ノード内のワークアイム毎に評価されます。
Examples
example_top_filerename Example for File Rename TOP node
このサンプルでは、File Renameノードを使ってファイルグループの名前を変更する方法について説明しています。