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このノードは、Perforce機能のラッパーとして動作します。 このノードには、p4コマンドを実行するためのインターフェースが備わっています。
Installation
このノードを使用するには、そのノードがジョブを実行するシステム上にPerforceがインストールされている必要があります。
さらに、Perforceノードがそのp4実行ファイルを見つけることができなければなりません。 このノードは、まず最初にPDG_PERFORCEという環境変数を探します。 この変数が定義されていれば、その値をPerforceの実行ファイルのパスとして使用します。 PDG_PERFORCE環境変数が未定義であれば、このノードはp4実行ファイルがシステムのPath環境変数から利用可能なものだと想定します。
TOP Attributes
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int |
オペレーションが実行されるタイミングを示します:
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string |
実行されるPerforceオペレーション(update, sync, edit, submit, add, change, version)。 |
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integer |
P4実行ファイルの位置を決定するデフォルトの挙動をユーザが上書きするかどうかを指定します。 これを1に設定すると、ワークスクリプトは、ユーザが指定した独自のバイナリパスを使用するようになります。 |
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string |
ここには、ユーザが設定した独自のP4実行パスを設定します。
このパスは、 |
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integer |
ユーザーが Source Files パラメータから選択したメニューアイテムを示します。 |
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string |
Perforceオペレーションで使用されるファイルパターン。 |
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string |
Perforceオペレーションに含まれる入力結果のファイルタグ。 |
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integer |
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string |
デフォルトのchangelistまたは番号付きのchangelistのどちらを使用するかどうかを指定します。 |
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string |
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string |
P4コンフィグファイルの場所を指定します。 |
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integer |
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integer |
Change オペレーションのみ: 新しいchangelistを空っぽにするか、すべての保留ファイルを含めるのかを指定します。 |
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integer |
Update と Sync のオペレーションのみ: ワークスペース全体を更新するかどうかを示します。 |
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integer |
Change オペレーションのみ: Changeオペレーションでchangelistの作成に成功すると、このアトリビュートを介してその番号が指定されます。 |
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string |
p4 コマンドで使用されるファイルパスのリストまたはファイルパターン。 |
パラメータ
Node
Work Item Generation
このノードが静的または動的なワークアイテムのどちらを生成するかどうか。 このノードのワークアイテムが静的に計算可能かどうか、もしくは、動的に生成させる必要があるかどうか分からないのであれば、通常では、これを"Automatic"のままに設定してください。
Dynamic
このノードが常に動的なワークアイテムを生成します。つまり、上流のワークアイテムが判明するまで待機し、その上流のワークアイテムから新しいワークアイテムを生成します。
Static
このノードが常に静的なワークアイテムを生成します。つまり、ネットワークを実行する前にパラメータ(と上流の静的なワークアイテム)に基づいて必要だと思われるだけの数のワークアイテムを生成します。
Automatic
入力が静的(静的なプロセッサ、静的な入力のみを使ったパーティショナー、マッパー)な場合、このノードは静的なワークアイテムを生成し、そうでない場合、動的なワークアイテムを生成します。
Perform Op During
このパラメータには、Perforceオペレーションを実行するタイミングを指定します。 Perforceコマンドは、ワークアイテム生成フェーズ、または、クックフェーズ(In-ProcessまたはOut-Of-Processのどちらか)で実行することができます。
Perforce Operation
このメニューから、実行するPerforceコマンドを選択します。
File Source
このフォルダには、Perforceコマンドに含めるファイルを選択するためのオプションが用意されています。
All Files in Workspace
Update と Sync のコマンドのみ: このオプションを有効にすると、ワークスペース全体が更新または同期されます。
Empty Changelist
Change コマンドのみ: このオプションを有効にすると、新しく作成されるchangelistには、現在保留しているファイルが 含まれなくなります 。
Source Files
Perforceオペレーションに含まれるファイルのソースを選択します。 そこに含まれるファイルは、上流のワークアイテムの結果、または、Perforceファイルパターンのどちらかで指定することができます。
File Tag
入力ファイルのフィルタリングに使用するファイルタグ。 このタグを持った入力結果のみがワークアイテムのオペレーションに含まれます。
File Pattern
オペレーションで使用するPerforceファイルパターン。
Operation
Force Sync
syncコマンドを実行する場合、ここではforce syncを有効または無効にします。
Changelist
Perforceコマンドにchangelistが必要な場合、ここでは、デフォルトのchangelistを使用するか、番号付きのchangelistを使用するのか選択することができます。
Changelist Number
Perforceコマンドにchangelistが必要で、 Changelist オプションをNumbered
に設定した場合、ここではchangelist番号を指定することができます。
Description
このパラメータは、changelist説明を必要とするPerforceコマンド用の説明を作成することができます。
Common
P4 Config File
P4コンフィグファイルの場所を指定します。 これは、ジョブの環境内でP4CONFIG環境変数を設定します。
Override Perforce Path
これは、p4実行ファイルのパスを独自のパスで完全に上書きすることを許可します。
Schedulers
TOP Scheduler Override
このパラメータは、このノードのTOPスケジューラを上書きします。
Work Item Priority
このパラメータは、現行スケジューラがこのノード内のワークアイテムの優先度を設定する方法を決めます。
Inherit From Upstream Item
ワークアイテムは、親ワークアイテムの優先度を継承します。ワークアイテムに親ワークアイテムがなければ、その優先度は0に設定されます。
Custom Expression
ワークアイテムの優先度は、 Priority Expression の値に設定されます。
Node Defines Priority
ワークアイテムの優先度は、このノード自身の内部優先度計算に基づいて設定されます。
このオプションは、
Python Processor TOP,
ROP Fetch TOP, ROP Output TOPのノードでのみ利用可能です。
これらのノードは、各自のノードロジックで実装された優先度設定スキームを定義しています。
Priority Expression
このパラメータは、 Work Item Priority が Custom Expression に設定されている時にのみ利用可能です。
このパラメータには、ワークアイテムの優先度を設定するためのエクスプレッションを指定します。 このエクスプレッションは、ノード内のワークアイム毎に評価されます。
Examples
example_top_perforce Example for Perforce TOP node
このサンプルでは、複数のPerforceオペレーションを実行する方法について説明しています。