On this page |
概要
このノードは、すべての入力ワークアイテムを、index
が0の単一パーティションに格納します。
このノードは、すべての入力ワークアイテムに対して依存関係を生成するので、上流のワークアイテムすべてが完了するのを待ちます。
このノードは、ネットワークの最後(といっても、クリーンアップと通知に関するノードの前)に使用することが多く、
他にも、分岐の前にすべてを完了させてから、次の過程に進みたいネットワークにも使用します。
パーティション系ノード
Wait for Allノードは、一種のパーティショナーです。 他のパーティション系ノードは、上流のワークアイテムを別の方法でグループ化します。 ワークアイテムをパーティション化する主な効果は、パーティション内のすべてのワークアイテムが完了した後に、そのパーティションだけが続行されることです。 他にも、パーティション化は個々のワークアイテムのアトリビュートをそのパーティション上のリストアトリビュートにまとめることができます。
パラメータ
Split by Attribute
有効にすると、入力のワークアイテムをパーティション化する前に、このノードは指定したアトリビュート(s)でそれらのワークアイテムを分割します。 このパーティション化のロジックは、異なるアトリビュート値毎にワークアイテムのリストに対して評価されます。 異なるアトリビュート値を持ったワークアイテムは、常に異なるパーティションに格納されます。 スペース区切りのリストで複数のアトリビュート名を指定することができます。
Missing Attribute
このノードによる分割アトリビュートが見つからないワークアイテムの扱い方を決めます。
このパラメータは、 Split by Attribute が 有効 な時にのみ利用可能です。
Ignore Work Item
分割アトリビュートが見つからないワークアイテムは、どのパーティションにも 格納されません 。
Partitioner Defines Behavior
パーティショナー系ノード側で、分割アトリビュートが見つからないワークアイテムの挙動を決めます。 通常では、このオプションを持っているパーティショナー系ノードは、そのノードが実行する実際の操作を表記するために、このメニュー項目の名前を変更します。
Add Work Item to All Partitions
分割アトリビュートが見つからないワークアイテムは、 すべて のパーティションに格納されます。
Allow Partial Matches
Split by Attribute にアトリビュート名のリストが設定されている時、このパラメータは、それらのアトリビュートのどれかのみを含んだワークアイテムの処理方法を決めます。 これを有効にすると、存在しているアトリビュートに基づいてワークアイテムが分割グループに格納されます。 これを無効にすると、アトリビュートのサブセットのみを含んだワークアイテムはパーティション化ステップから除外されます。
Sort Contents By
このノード上のパーティションにアクセスした時に、そのワークアイテムをソートする順番を決定します。 これは、パーティションの出力ファイルのソート順にも影響します。
None
ソートを適用しません。パーティション内のワークアイテムは順不同で制御されます。
Work Item Index
パーティション内のワークアイテムをインデックス順でソートします。
Input Node Order
パーティション内のワークアイテムをこのノードに接続に接続された入力ノードの順でソートします。 2個のワークアイテムが同じ入力から来ている場合、それらのワークアイテムはインデックス順でソートされます。
Attribute
パーティション内のワークアイテムを Sort Attribute パラメータで指定されたアトリビュートに基づいてソートします。
Sort Direction
このノードのパーティション内のワークアイテムを昇順または降順でソートするかどうかを決定します。
Sort Attribute
ソートに使用するアトリビュートの名前を指定します。
このパラメータは、 Sort Contents By が Attribute に設定されている時にのみ利用可能です。
Merge Input Attributes
有効にすると、パーティショナーは、各パーティション内のワークアイテムのアトリビュートを結合して、そのパーティション自体にエクスポートします。
See also |