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概要 ¶
いくつかのCOPノードは、 ジェネレータ です。 つまり、新しくシーケンスや平面を作成することができます。 ジェネレータは、入力がなくても使用することができたり、1つ、2つの入力で使用することができます。
ジェネレータに入力がない時は、新しくフレームシーケンスを生成します。 デフォルトでは、メインのジェネレータパラメータのほとんどがComposite Project設定を使用します:
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Resolution
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Pixel Aspect Ratio
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Raster Depth
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Sequence Range
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Frame Rate
特定の値を入力することで、これらの各パラメータを上書きすることができます。
特定のビット深度、解像度、フレーム範囲で一貫して作業する場合は、それぞれのジェネレータノードの設定を変更するのではなく、 Composite Project設定を変更することを推奨します。 Composite Project設定は、変更すると、自動的にその設定とリンクしているすべてのCOP設定を更新します。
ColorとAlphaは、たとえそれらがジェネレータのImage Planesパラメータに含まれていなくても、常に作成され、それらは空っぽになります。
ノードをMerge入力に取り付ける ¶
Merge入力とは、ノードの上部にあるメイン入力のことです。 ノードをこの入力に接続すると、ジェネレータは、新しい平面を作成して、そのノードのシーケンスに結合します。 その平面が入力内にあっても構いません。その場合には、ジェネレータは単に合成処理をしてその平面を修正したり、完全に置換することができます。 この処理のことを'Inline Generation'と呼びます。
Inline Generationを使用する時、ImageとSequenceのページのパラメータは、入力から継承されるので変更することができません。
Note
Merge入力からジェネレータの接続を解除すると、上書きされたジェネレータのパラメータ(Resolution, Pixel Aspect Ratio, Sequence Range) は、生成された出力とほぼ同じままになるように、入力の設定に合うように変更されます。
ノードをMask入力に取り付ける ¶
Mask入力とは、ノードの側面にある入力のことです。 ノードをこの入力に接続すると、生成される出力がマスクの領域に制限されます。 このマスクは、接続されているノード内の平面のリストから選択することができ、 必要に応じて、反転させたり、明るくしたり、暗くすることができます。
Merge入力に入力が接続されていると、そのジェネレータは、入力の平面のどれかを修正し、 マスクは、生成された出力とその入力をブレンドします。
マスクを選択するためのパラメータは、Maskのページにあります。