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このノードは、被写界深度マスクを作成し、画像のどの部分に焦点をあてるかを設定します。 BlurまたはDefocus COPと併用して、マスクをMに設定し、“Per-Pixel Blur/Defocus”をオンにすると、被写界深度の効果を実行することができます。 また、色補正への入力としてこのマスクを使用すると、目的の領域にアクセントを付けることもできます。
このノードで有効な結果を得るには、ポイントまたは深度平面(PまたはPz)が必要です。
Overloading VEXパラメータ ¶
このノードはVEXで実行され、パラメータの上書きをサポートしています。 1番目の入力に操作パラメータのチャンネル名に一致する平面がある場合、入力平面はパラメータの値として使用され、効率的にパラメータを上書きします。 上書きされたパラメータは、各ピクセルベースで平面から評価されます。
例: 入力COPに下記の平面がある場合:
C{r,g,b} A fogdens
そして、入力COPがVEX Fog COPに送られる場合、霧密度は、fogdens
平面により各ピクセルで決定されます。
これは、Fog Densityパラメータのチャンネル名が'fogdens'チャンネル名と一致するためです。
パラメータ ¶
Focus Distance
すべてに焦点が完全にあたっている距離です。
Depth Adjustment
焦点がはずれる領域のサイズを増減します。実際のカメラのレンズでは、“焦点深度”に対応します。
Distance Adjustment
距離に一定の値を追加します(これは、ドロップオフも調整する焦点距離の調整とは異なります)。
Default Mask Value
被写界深度を計算できない場合(深度がゼロの場合)に使用するマスク値です。
ローカル変数 ¶
L
シーケンス長さ。
S
シーケンスの開始。
E
シーケンスの終了。
IL
入力シーケンス長さ。
SR
シーケンスフレームレート。
NP
シーケンス内のフレームの数。
W,H
画像の幅と高さ。
I
画像のインデックス(開始フレームが0)。
IT
画像の時間(開始フレームが0)。
AI
現在の平面配列のインデックス。
PI
現在の平面インデックス。
PC
現在の平面内のチャンネルの数。
CXRES
Composite ProjectのX解像度。
CYRES
Composite ProjectのY解像度。
CPIXA
Composite Projectのピクセルアスペクト比。
CDEPTH
Composite Projectのラスター深度。
CBP
Composite Projectのブラックポイント。
CWP
Composite Projectのホワイトポイント。
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