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このノードは、入力画像に数学的な処理を実行します。使用できる操作は下記のとおりです:
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Abs(x) - 絶対値。すべてのマイナス値をプラスにします。
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Sign(x) - サイン関数。プラスの場合は1を返し、マイナスまたは0の場合は-1を返します。
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-x - 正と負を反転します。
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1/x - 逆数。\*
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Floor(x) - 小数点以下を切り捨て、x以下の最大整数を返します(例:-2.1は-3、2.1は2)。
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Round(x) - 小数点以下を四捨五入して整数を返します。
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Ceil(x) - 小数点以下を切り捨て、x以上の最小整数を返します(例:-2.1は-2、2.1は3)。
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Sqrt(x) - 平方根。\\
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x^E - Exponentパラメータで指定した指数で値を累乗します(Eが浮動小数点でxがマイナスの場合はエラーになることがあります)。
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B^x - 指数'値'で基底を累乗します(基底がマイナスで、値が浮動小数点の場合はエラーになることがあります)。
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e^x - e^xを計算します。このeは2.7182…です。
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Log(x) - 値の対数(基底B)を計算します。Bは'Base'パラメータで定義します。\\
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Ln(x) - 値の自然対数(基底e)を計算します。\\
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Sin(x) - xの正弦を計算します(xは度数)。
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Sin(360x) - (360のx倍)の正弦を計算します。0-1の値を使うと簡単です(xは度数/360)。
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Cos(x) - xの余弦を計算します(xは度数)。
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Cos(360x) - (360のx倍)の余弦を計算します(xは度数)。
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Tan(x) - xの正接を計算します(xは度数)。90、-90、270、-270の値で数学的エラーが発生します。
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Tan(360x) - (360のx倍)の正接を計算します(xは度数)。0.25、-0.25、0.75、-0.75の値で数学的エラーが発生します。
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ASin(x) - xの逆正弦を計算し、結果を度数で返します。xが1より大きい、または-1より小さい場合、数学的エラーが発生します。
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ASin(x)/360 - xの逆正弦を計算し、結果を-1から1までの範囲で返します。xが1より大きい、または-1より小さい場合、数学的エラーが発生します。
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ACos(x) - xの逆余弦を計算し、結果を度数で返します。xが1より大きい、または-1より小さい場合、数学的エラーが発生します。
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ACos(x)/360 - xの逆余弦を計算し、結果を-1から1までの範囲で返します。xが1より大きい、または-1より小さい場合、数学的エラーが発生します。
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ATan(x) - xの逆正接を計算し、結果を度数で返します。
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ATan(x)/360 - xの逆正接を計算し、結果を-1から1までの範囲で返します。
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Sinh(x) - xの双曲正弦を計算します。
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Sinh(360x) - (360のx倍)の双曲正弦を計算します。
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Cosh(x) - xの双曲余弦を計算します。
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Cosh(360x) - (360のx倍)の双曲余弦を計算します。
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Tanh(x) - xの双曲正接を計算します。
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Tanh(360x) - (360のx倍)の双曲正接を計算します。
x は入力ピクセル値です。
\* - 値がゼロの場合、数学的エラーが発生します。エラーについては、'Error Handling'パラメータを参照してください。
\\ - 値がマイナスの場合、数学的エラーが発生します。エラーについては、'Error Handling'パラメータを参照してください。
Note
このノードのヘルプは、数学関数についてのすべてを網羅したチュートリアルを意図したものではありません。
スコーピング ¶
この操作は、一定の平面や平面のコンポーネントに限定できます。 また、シーケンス内のフレームのサブセットに適用できます。 画像には、修正を行なうスコープされたフレームと平面の両方が必要です。
修正されない画像は通過するため、メモリや処理時間を必要としません。
Masking ¶
この操作はマスキングが可能で、その操作を画像の領域に制限します。 マスクは反転させたり、明るくしたり、暗くしたりすることができます。
マスク入力はノードの横にあります。コネクタのラベルはマスクとして使用する平面を示します。
マスク入力は、出力画像の解像度と異なる場合、出力画像の解像度に合わせてスケールもできます。 このノードが断続的に変化していても、マスクが変化していない場合、Scale COPを配置すると、マスク画像のサイズ変更がやや速くなります。 これを行なわない場合は、このノードを処理する度に毎回スケールが発生します。
折りたたみ可能なピクセル操作 ¶
これは折りたたみ可能なピクセル操作です。 他の折りたたみ可能なピクセル操作を使ってシーケンスに配置すると、ピクセル操作のシーケンスの最終ノードで1つの操作として結合されます。 これは折りたたみ可能なピクセル操作チェーンとして知られています。
チェーン内を流れる画像データは、チェーンの終端でのみ量子化されます。 これにより、中間操作で、ピクセルのデータフォーマットの通常範囲外の値を浮動小数点精度で作成して、運ぶことができます。 この純粋な結果としては、量子化エラーおよびブラック/ホワイトクリッピングが減少します(整数フォーマットで特に役立ちます)。
折りたたみ可能なピクセル操作は、ノードアイコンの水色の背景カラーにより認識できます。 異なるカラーのノードが2つの折りたたみ可能なCOPに挿入されると、チェーンはそのポイントで切断され、それ以上操作は折りたたまれません。
折りたたみ可能なピクセル操作は、マスクやスコーピングができます。 チェーンのある操作にマスクをかけ、他の操作にはマスクをかけない(または同じマスクを共有しない)場合、チェーンは、そのポイントで'切断され'、そのノードで量子化が起こります。 スコーピングが異なっていても、チェーンは切断されません。
パラメータ ¶
Function ¶
Function
実行する数学関数です。
Base
LogXおよびB^xの基底です。
Exponent
x^Eの指数。
Error Handling
数学的エラーでは、エラーの原因になった値をエラー値で置換するか、またはそのままにしておくことができます。
Error Value
エラーを置換する値です。
Collapsible Pixel Operation Parameters ¶
折りたたみ可能なピクセル操作は他の同じ操作と結合でき、各ノードではなく、1つのパスで結果を計算することができます。 操作間に他のノードがなければ、操作は順次に実行されます。
Do Operation in Unpremultiplied Space
Color平面は、入力アルファで割られ、出力アルファで乗算されるため、Color操作は事前に乗算されていない空間で実行されます。 この操作が折りたたみ可能なチェーンにある場合、チェーンの切断や量子化を回避するため、チェーンのすべてのノードには、このパラメータと同じ設定が必要になります。
Quantize
このノードが折りたたみ可能なチェーンの中間にある場合、このノードで画像の量子化および保存を行なうことができます。
Mask ¶
マスクを選択すれば、ノードの効果をマスクで定義した領域に制限することができます。マスクはマスク入力(サイド入力)または1番目の入力そのものから取得することができます。
Effect Amount
マスクが存在しない場合、一定量(0 = すべての入力、1 = すべての出力)により出力と入力を混合します。
マスクが存在する場合、この量によりマスクを乗算します。
Operation Mask
マスクとして使用するマスク平面をマスク入力から選択します。マスクの選択方法は下記のとおりです。
マスクには、ある平面や全体の平面のコンポーネントを指定することができます。 ベクトル平面をマスクとして用意した場合、そのコンポーネントは、画像のコンポーネントによって乗算されます。
Scalar Mask ('A', 'C.r')
C.r = I.r * M C.g = I.g * M C.b = I.b * M
Vector Mask ('C')
C.r = I.r * M.r C.g = I.g * M.g C.b = I.b * M.b
First Input
画像自体のアルファ平面への操作をマスクする場合に便利です。
Mask Input
サイドマスク入力からマスクを選択します。
Off
マスクをオフにします。マスク入力を切り離す必要はありません(マスクを一時的に無効にする場合に便利です)。
Resize Mask to Fit Image
マスク画像の解像度が出力画像と異なる場合、このパラメータをオンにすると、出力画像の解像度にマスクをスケールします。
このノードが断続的に変化していても、マスクが変化していない場合、Scale COPを配置すると、マスク画像のサイズ変更がやや速くなります。 これを行なわない場合は、このノードを処理する度に毎回スケールが発生します。
Invert Mask
マスクを反転し、完全に'マスクした'すべての部分がマスクのない状態になります。 これにより、マスクを使ったノードの後にInvert COPを挿入する必要がなくなります。
Scope ¶
Plane Scope
ColorのRGBコンポーネント、Alpha、および他の平面に対する範囲を指定します。 (C)RGBAマスクは、ColorコンポーネントとAlphaにのみ影響します。'C'は、すべてのRGBコンポーネントを切り替えます。
ColorとAlpha以外の平面の場合、平面の名前(適用可能な場合はコンポーネントも加えて)は、文字列フィールドで指定されます。 プルダウンメニューにより、このノードにある平面またはコンポーネントを選択できます。
平面は、その名前で設定されます。コンポーネントは、その平面とコンポーネントの名前の両方により指定されます。 '*'のワイルドカードによって、追加の平面をすべてスコープすることができます。平面やコンポーネントは、スペース区切りでいくつでも指定することができます。
例:
P N.x N.y P N Pz
Frame Scope ¶
Frame Scope
フレーム範囲で特定のフレームのスコーピングを可能にします。 これは、平面スコープに追加されます(したがって、あるフレームの平面は、修正を行なうスコープされたフレームと平面の両方である必要があります)。
All Frames
すべてのフレームがスコープされます。
Inside Range
サブ範囲の内側にあるすべてのフレームがスコープされます。
Outside Range
サブ範囲の外側にあるすべてのフレームがスコープされます。
Even Frames
偶数番号のフレームがスコープされます。
Odd Frames
奇数番号のフレームがスコープされます。
Specific Frames
ユーザ定義のフレームリストがスコープされます。
Frame Range
Inside/Outside Rangeの場合、このパラメータは、スコープする(またはスコープしない)シーケンスのサブ範囲を指定します。 これは、Timelineビューアモードで編集できます(ビューアの⌃ Ctrl + 2)
Frame Dropoff
Inside/Outside Rangeの場合、このパラメータは、前後の一定数のフレームを指定して、ゆっくりとスコープしたフレームまで増加させます。 この操作は、その入力とブレンドされ、多数のフレームに対してスコーピング効果を'イーズイン'または'イーズアウト'します。 これは、Timelineビューアモードで編集できます(ビューアの⌃ Ctrl + 2)
Non-scoped Effect
スコープされないフレームについて、入力画像と修正画像間のブレンド係数を設定します。 通常はゼロです(入力画像を使用)。ゼロ以外の値に設定すると、スコープされないフレームを'わずかに'スコープされないようにできます。 値は、0(スコープしない)から1(スコープする)の間で変化します。
Frame List
'Specific Frames(特定のフレーム)'のフレームリストです。フレーム番号はスペース区切りにしてください。
Automatically Adjust for Length Changes
シーケンス範囲が変化する場合、このパラメータを有効にすると、新しい範囲に合うようにサブ範囲とフレームドロップオフの長さが調整されます。
ローカル変数 ¶
L
シーケンス長さ。
S
シーケンスの開始。
E
シーケンスの終了。
IL
入力シーケンス長さ。
SR
シーケンスフレームレート。
NP
シーケンス内のフレームの数。
W,H
画像の幅と高さ。
I
画像のインデックス(開始フレームが0)。
IT
画像の時間(開始フレームが0)。
AI
現在の平面配列のインデックス。
PI
現在の平面インデックス。
PC
現在の平面内のチャンネルの数。
CXRES
Composite ProjectのX解像度。
CYRES
Composite ProjectのY解像度。
CPIXA
Composite Projectのピクセルアスペクト比。
CDEPTH
Composite Projectのラスター深度。
CBP
Composite Projectのブラックポイント。
CWP
Composite Projectのホワイトポイント。
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