このノードは、COPコンテキストVOPを使用して、入力画像データをフィルタリングすることができるVOP Networkを含んでいます。 VOPネットワークではなく(テキストの)VEXプログラムを使ってCOPを定義するには、VEX COPを代わりに使ってください。
画像データをフィルタリングではなく生成したい場合、代わりに VOP COP2 Generator ノードを使ってください。
このノードは、コンポジットネットワークで画像をフィルタリングするために一度限りのプログラムを作成するときに役立ちます。 VOPネットワークを使って再利用可能なコンポジットノードタイプを定義するには、COP2 Filter VOPネットワークを使ってください。
パラメータ ¶
Compiler ¶
Compiler
VEXコンパイラを呼び出すコマンド。
Force Recompile
必要の有無にかかわらず、中にあるVOPネットワークを強制的に再コンパイルします。
Mask ¶
マスクを選択すれば、ノードの効果をマスクで定義した領域に制限することができます。マスクはマスク入力(サイド入力)または1番目の入力そのものから取得することができます。
Effect Amount
マスクが存在しない場合、一定量(0 = すべての入力、1 = すべての出力)により出力と入力を混合します。
マスクが存在する場合、この量によりマスクを乗算します。
Operation Mask
マスクとして使用するマスク平面をマスク入力から選択します。マスクの選択方法は下記のとおりです。
マスクには、ある平面や全体の平面のコンポーネントを指定することができます。 ベクトル平面をマスクとして用意した場合、そのコンポーネントは、画像のコンポーネントによって乗算されます。
Scalar Mask ('A', 'C.r')
C.r = I.r * M C.g = I.g * M C.b = I.b * M
Vector Mask ('C')
C.r = I.r * M.r C.g = I.g * M.g C.b = I.b * M.b
First Input
画像自体のアルファ平面への操作をマスクする場合に便利です。
Mask Input
サイドマスク入力からマスクを選択します。
Off
マスクをオフにします。マスク入力を切り離す必要はありません(マスクを一時的に無効にする場合に便利です)。
Resize Mask to Fit Image
マスク画像の解像度が出力画像と異なる場合、このパラメータをオンにすると、出力画像の解像度にマスクをスケールします。
このノードが断続的に変化していても、マスクが変化していない場合、Scale COPを配置すると、マスク画像のサイズ変更がやや速くなります。 これを行なわない場合は、このノードを処理する度に毎回スケールが発生します。
Invert Mask
マスクを反転し、完全に'マスクした'すべての部分がマスクのない状態になります。 これにより、マスクを使ったノードの後にInvert COPを挿入する必要がなくなります。
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