On this page |
この出力オペレータはワイヤフレームレンダラーです。 オペレータはすべての必要なオプションを設定し、レンダラーを起動します。 もしくは、出力をスクリプトファイルとしてディスクに保存して、後でレンダーできます。
ポストスクリプトをレンダリングする場合、画像の幅と高さは“紙”の幅と高さを(インチ)で表わします。 したがって、ランドスケープモードをレンダリングするには、幅を11に、高さを8.5に設定してください。 ポストスクリプトオプションは、レンダーコマンドの横にある+ボタンをクリックして設定できます。
引数はスクリプトに渡され、変数展開はスクリプトを呼び出す前に実行されます。
Note
Wren ROPは、linewidth
アトリビュートがある場合は、それを使用してライン幅を決定します。
Tip
Adobeで読み込み可能なファイルをレンダリングするには、紙の幅と高さのオプションを使用する必要があります。
パラメータ ¶
Save to Disk
直近のレンダーコントロール設定でレンダリングを開始します。
Controls
レンダリング前にレンダーパラメータの調整が可能なRender Controlウィンドウを開きます。
Render with Take
レンダリング時に、指定したテイク内の設定を使います。現行テイクを使うのであれば、 Current を選択します。
Valid Frame Range
オンの場合、レンダーは指定したフレーム増分値で、開始フレームと終了フレーム間でのみ有効です。 フレームが範囲外の場合、またはフレーム増分値に含まれていないフレームに当たる場合、そのフレームはレンダリングされません。
オフの場合、どのフレームでもレンダーは有効です。
Note
レンダリングするサブ範囲を一時的に設定したい場合、Render Controlダイアログの Frame Range パラメータを使用します (このダイアログの上部にある Render Control… ボタンをクリックします)。
Output Picture
レンダーの出力先です。
Camera
シーンのレンダリング元のカメラです。
Visible Objects
レンダリングされるシーンで可視となるオブジェクトのリストです。
Unload SOPs
レンダーで使用した後のSOPジオメトリをアンロードします。
Use Display SOP
(Render SOPの代わりに)表示SOPを使います。
Skip Existing Frames
既存フレームのレンダリングをスキップします。このパラメータには3つの値があります。
Overwrite existing frames
このオプションは、ディスク上のファイルの有無に関わらず、すべてのフレームをレンダリングします。
Skip frames that exist
vm_picture
パラメータに該当するディスクファイルが存在すれば、そのレンダリングを実行しません。
Skip frames that are valid images
ディスクファイルが存在すれば、レンダリングを実行する前に、その画像の整合性をチェックします。 このオプションは、画像の読み込みに負荷がかかりますが、完全にレンダリングされなかった画像を再レンダリングします。
Initialize Simulation OPs
すべてのシミュレーションOPを強制的にリセットします。 これには、DOP NetworkやPOP SOP、およびそれらの結果をキャッシュ化する他のOPを含みます。
Generate Script File
データをレンダラーに直接送るのではなく、レンダラーのスクリプトファイルを出力します。
Binary Script File
アスキーとバイナリのファイルフォーマットを切り換えます。
Script File
作成するスクリプトのファイル名です。
Render Command
レンダラーを起動するコマンドです。ポップアップウィンドウで変更可能です。
Render in Background
レンダリングを行ないながらHoudiniの使用を続けます。
Super Sample
アンチエイリアシングを行なう時のXとYのピクセルごとに送られる光線の数です。
Override Camera Res
レンダリング解像度を指定できます。
Resolution
レンダリングの解像度です。
Pixel Aspect
対象とする視覚デバイスのピクセルアスペクト比を指定します。
Jitter
ジッタ量を制限します。0の値にするとジッタは作成されません。
Pre-Render Script
レンダリングの前に、このスクリプトを実行します。
Pre-Frame Script
各フレームの前に、このスクリプトを実行します。
Post-Frame Script
各フレームの後に、このスクリプトを実行します。
Post-Render Script
すべてのレンダリング後に、このスクリプトを実行します。
ローカル変数 ¶
N
指定した範囲内の現行フレーム。これは常に1で始まります。
NRENDER
レンダリングするフレームの総数。