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Inheritance |
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このクラスには、すべてのDrawableクラスの共通インターフェースを備えています。
Tipsとメモ ¶
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Houdiniは、hou.SimpleDrawable, hou.GeometryDrawable, hou.TextDrawableなどの色々なDrawableに対応しています。
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hou.SimpleDrawableとhou.GeometryDrawableは、ユーザコンテンツと一緒にビューア内に描画する特別なジオメトリ(例えば、ガイドジオメトリ)を表現します。
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hou.SimpleDrawableは最も基本的なHoudini Drawableクラスで、ジオメトリを取り付けるためだけに必要な時に使用するのが簡単で、それを有効にすると、Houdiniはそのジオメトリの描画を処理します。
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hou.GeometryDrawable、hou.GadgetDrawable、hou.GeometryDrawableGroupもガイドジオメトリを描画するのですが、高度な描画機能を持ったAPIを備えています。
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hou.GadgetDrawableはhou.GeometryDrawableと同様ですが、ロケートジオメトリもしくはピックジオメトリを識別することもできます。
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hou.TextDrawableはビューポート内にテキストを描画します。
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DrawableはカスタムPython Statesで非常によく使用し、通常では、Drawableオブジェクトの参照をステート実装オブジェクト上に格納します。
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Drawableオブジェクトを作成すると、それは非表示になります。取り付けたエレメントを表示させるには、
show(True)
をコールする必要があります。 hou.SimpleDrawableは、ジオメトリを表示させるために、さらにhou.SimpleDrawable.enableコールが必要です。 -
Drawableエレメントは、Drawableオブジェクトを非表示または削除しない限りビューア内に表示されます。 オブジェクトの参照が存在しなかった場合、Pythonはガーベジコレクション時に自動的にそのオブジェクトを削除し、そこに取り付けたエレメントが消えます。 そのため、Drawableエレメントを表示させたい場合には、そのオブジェクトの参照が必ず存在するように維持する必要があります。
メソッド ¶
name()
このDrawableの名前。
label()
このDrawableのラベル。
setLabel(label)
このDrawableのラベルを設定します。
show(value)
このDrawableに取り付けられたエレメントをビューポート内に表示または非表示にします。 このエレメントは、次回のビューアの再描画で表示されます。
value
エレメントを表示するにはTrue
、非表示にするにはFalse
を設定します。
visible()
→ bool
Drawableが可視ならTrueを返します。
setTransform(xform)
このDrawableに取り付けられたエレメントのトランスフォーム行列を設定します。 この変更は、次回のビューアの再描画で反映されます。
xform
エレメントの移動、回転、スケールを設定するhou.Matrix4トランスフォーム行列。
transform()
: → hou.Matrix4
Drawableに取り付けられたエレメントのトランスフォーム行列を返します。
See also |