Inheritance |
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メソッド ¶
__init__(name, label, ramp_parm_type, default_value=2, default_basis=None, show_controls=True, color_type=None, disable_when=None, is_hidden=False, help=None, script_callback=None, script_callback_language=hou.scriptLanguage.Hscript, tags={}, default_expression_language=hou.scriptLanguage.Hscript)
新しいRampParmTemplateを構築します。
name
詳細は、hou.ParmTemplate.nameを参照してください。
label
詳細は、hou.ParmTemplate.labelを参照してください。
ramp_parm_type
詳細は、parmTypeメソッドを参照してください。
default_value
新しいランプパラメータインスタンスのランプキーのデフォルト値。 詳細は、defaultValueメソッドを参照してください。
default_basis
詳細は、defaultBasisメソッドを参照してください。 このパラメータを指定しなかった場合、デフォルトはhou.rampBasis.Linearです。
以下のサンプルはCatmull-Rom基底を使用しています:
r = hou.RampParmTemplate( "myRamp", "My Ramp", hou.rampParmType.Color, default_basis=hou.rampBasis.CatmullRom)
show_controls
詳細は、showsControlsメソッドを参照してください。
color_type
詳細は、colorTypeメソッドを参照してください。 このパラメータを指定しなかった場合、デフォルトはhou.colorType.RGBです。
以下のサンプルはL*a*b*カラー空間を使用しています:
r = hou.RampParmTemplate( "myRamp", "My Ramp", hou.rampParmType.Color, color_type=hou.colorType.LAB)
disable_when
詳細は、hou.ParmTemplate.disableWhenを参照してください。
help
詳細は、hou.ParmTemplate.helpを参照してください。
script_callback
詳細は、hou.ParmTemplate.scriptCallbackを参照してください。
script_callback_language
詳細は、hou.ParmTemplate.scriptCallbackLanguageを参照してください。
default_expression
詳細は、defaultExpressionメソッドを参照してください。
default_expression_language
詳細は、defaultExpressionLanguageメソッドを参照してください。
defaultValue()
→ int
これが新しいランプパラメータインスタンスのランプキーのデフォルト値かどうか返します。
setDefaultValue(default_value)
新しいランプパラメータインスタンスで使用されるランプキーのデフォルト値を設定します。
defaultExpression()
→ string
デフォルトエクスプレッションを返します。このエクスプレッションは、評価された時に、新しいランプパラメータインスタンスで使用されているランプキーの数値を返します。
デフォルトエクスプレッションはデフォルト値よりも優先度が高いです。 デフォルトエクスプレッションが設定されていない(つまり、空っぽの文字列)場合、代わりにデフォルト値が使用されます。
デフォルトエクスプレッションの意味を解釈するには、デフォルトエクスプレッション言語が必要です。
setDefaultExpression(default_expression)
デフォルトエクスプレッションを設定します。このエクスプレッションは、評価された時に、新しいランプパラメータインスタンスで使用されているランプキーの数値を返します。
default_expression
が空っぽの文字列の場合、デフォルトエクスプレッションが未設定になります。
defaultExpressionLanguage()
→ hou.scriptLanguage
デフォルトエクスプレッション言語を返します。
デフォルトエクスプレッション言語は、デフォルトエクスプレッションが設定されている場合にのみ適用されます。 デフォルトエクスプレッションが設定されていない場合、そのデフォルトエクスプレッション言語はhou.scriptLanguage.Hscriptに設定されます。
setDefaultExpressionLanguage(default_expression_language)
デフォルトエクスプレッション言語を設定します。
詳細は、defaultExpressionLanguage
メソッドを参照してください。
showsControls()
→ bool
このランプパラメータの新しいインスタンスのコントロールがデフォルトで展開されているかどうか返します。 ユーザは、そのパラメータ上のランプコントロールを後で展開したり折り畳むことができます。
setShowsControls(on)
このランプパラメータの新しいインスタンスのコントロールがデフォルトで展開させるかどうかを設定します。
parmType()
→ hou.rampParmType列挙値
このランプパラメータテンプレートのタイプを返します。ランプはfloatまたはカラーのどちらかを評価することができます。
setParmType(ramp_parm_type)
このランプのタイプをhou.rampParmType列挙値に設定します。
defaultBasis()
→ hou.rampBasis列挙値
ランプのキー間での値の補間方法を制御するために使用される基底関数を返します。
この値がNone
ならば、それはhou.rampBasis.Linearを意味します。
これは、ランプパラメータ固有のタグ用の単なる便宜的なラッパーであり、Noneの値はタグが存在しないことを意味します。
詳細は、hou.rampBasisを参照してください。
setDefaultBasis(ramp_basis)
ランプのキー間での値の補間方法を制御するために使用される基底関数を設定します。
ramp_basis
はhou.rampBasis列挙値です。
これは、ランプパラメータ固有のタグを作成するための便宜的なラッパーです。
colorType()
→ hou.colorType列挙値
カラーランプキーを補間するカラー空間。
カラー空間の詳細は、hou.colorTypeを参照してください。
setColorType(color_type)
カラーランプキーをhou.colorType列挙値に補間するカラー空間を設定します。
parmTemplates()
→ tuple of hou.ParmTemplate
このランプインスタンスパラメータテンプレートのコピーのタプルを返します。
Methods from hou.ParmTemplate ¶
clone()
→ hou.ParmTemplate
このparmテンプレートのコピーを返します。
このメソッドは、ParmTemplateサブクラスのインスタンスに対してコールすることができ、そのサブクラスのインスタンスが適切に返されます。
name()
→ string
parmテンプレートの内部名を返します。 これは、このparmテンプレートから作成されたhou.ParmTupleオブジェクトが持つ名前です。
マルチパラメータブロック内のhou.ParmTemplateオブジェクトの名前の最後には“#”が付きます。 この“#”は、hou.ParmTupleオブジェクトがインスタンス化された際にそのマルチパラメータインスタンス番号に置換されます。
このParmTemplateから基づいたParmTuples内のhou.Parmオブジェクトの名前は、この名前、このparmテンプレート内のコンポーネントの数、命名スキームで決定されます。 詳細は、namingSchemeメソッドを参照してください。
setName(name)
このparmテンプレートの内部名を変更します。 ParmTemplatesは単にデータを保存するだけなので、その名前変更は、このparmテンプレートを後でHoudiniでのパラメータレイアウトの修正に使用しない限りは、 何の効果もないことに注意してください。
マルチパラメータブロック内のパラメータの名前の最後には必ず“#”が付いてなければなりません。 この“#”はマルチパラメータのインスタンス番号に置換されます。
label()
→ string
パラメータペインで表示されるパラメータタプルの名前を返します。
setLabel(label)
パラメータペインで表示されるラベルの名前を変更します。
type()
→ hou.parmTemplateType列挙値
このパラメータのタイプを識別する列挙値を返します。
ParmTemplateオブジェクトは常にこのクラスのサブクラスのインスタンスであることを覚えておいてください。 以下のテーブルは、hou.parmTemplateType列挙値とParmTemplateサブクラス間のマップを示しています:
Enumerated Value
ParmTemplate Subclass
dataType()
→ hou.parmData列挙値
このParmTemplateに相当するhou.ParmTupleインスタンス内のhou.Parmインスタンスに保存されたデータタイプを返します。
例えば、このparmタプルが3つのコンポーネントを持つhou.FloatParmTemplateと仮定します。 それに相当するhou.ParmTupleは、その中に3つのhou.Parmオブジェクトを持ち、各オブジェクトが浮動小数点値を保存します。 このサンプルでは、このメソッドがhou.parmData.Floatを返します。
numComponents()
→ int
このParmTemplateのhou.ParmTupleインスタンス内に保存された値の数を返します。
例えば、このparmテンプレートが3つのコンポーネントを持っていれば、パラメータペインでは3つのパラメータフィールドが表示され、 このparmテンプレートから基づいたhou.ParmTuple内に3つのhou.Parmオブジェクトができます。
setNumComponents(num_components)
→ int
このParmTemplateのhou.ParmTupleインスタンス内に保存される値の数を設定します。
いくつかのParmTemplateサブクラスは1コンポーネントだけをサポートしているので、 このメソッドを1以外の値でコールすると、hou.OperationFailed例外を引き起こします。 また、コンポーネントの数を変更すると、いくつかのParmTemplateサブクラスではデフォルト値のタプルのサイズが自動的に変わります。
namingScheme()
→ hou.parmNamingScheme列挙値
このParmTemplateのparmタプル内のパラメータの命名に使用された命名スキームを返します。
例えば、命名スキームがhou.parmNamingScheme.XYZWで、そのparmテンプレートの名前が
"foo"
で、3つのコンポーネントを持っていれば、それらのパラメータの名前は、"foox"
, "fooy"
, "fooz"
になります。
一方で、命名スキームがhou.parmNamingScheme.Base1だった場合は、それらのパラメータの名前は、
"foo1"
, "foo2"
, "foo3"
になります。
parmテンプレートが1個のコンポーネントしか持っていない時は、そのparm名はparmタプル名と同じです。
詳細は、hou.parmNamingSchemeを参照してください。
setNamingScheme(naming_scheme)
このParmTemplateのparmタプル内のパラメータの命名に使用する命名スキームを、hou.parmNamingScheme列挙値に設定します。
詳細は、namingScheme
メソッドを参照してください。
look()
→ hou.parmLook列挙値
パラメータペイン内のこのパラメータのルックを返します。例えば、3つのfloatのタプルは、3DベクトルまたはRGBカラーとして表示することができます。
詳細は、hou.parmLookを参照してください。
setLook(look)
このパラメータのルックをhou.parmLook列挙値に設定します。
詳細は、look
メソッドを参照してください。
help()
→ str
パラメータペイン内のパラメータラベル上にカーソルを置いた時にHoudiniが表示するヘルプを返します。
setHelp(help)
パラメータペイン内のパラメータラベル上にカーソルを置いた時にHoudiniが表示するヘルプを設定します。
isHidden()
→ bool
このパラメータをパラメータペイン内で非表示にされているかどうか返します。
hide(on)
このパラメータをパラメータペイン内で可視または不可視としてマークします。
非表示パラメータは今でも存在し、それを評価したり、チャンネル参照などもできることに注意してください。 非表示パラメータは単にパラメータペインで表示されないだけです。
isLabelHidden()
→ bool
このパラメータのラベルがパラメータペイン内で非表示にされているかどうか返します。
hideLabel(on)
このパラメータのラベルをパラメータペイン内で非表示または表示します。
joinsWithNext()
→ bool
このパラメータがパラメータペイン内で次のパラメータと同じ行に表示されているかどうか返します。
joinWithNext()
→ bool
このメソッドは廃止され、代わりにjoinsWithNextメソッドを使用してください。
setJoinWithNext(on)
このパラメータがパラメータペイン内で次のパラメータと同じ行に表示させるかどうか設定します。
disableWhen()
→ str
このメソッドは廃止され、代わりにconditionalsメソッドを使用してください。
setDisableWhen(disable_when)
このメソッドは廃止され、代わりにsetConditionalメソッドを使用してください。
conditionals()
→ dict
of hou.parmCondType enum value to string
現在このパラメータに影響を与えている条件のセットを返します。
この文字列に対する詳細は、Operator Type PropertiesウィンドウのヘルプのConditionalsセクションを参照してください。
setConditional(type, conditional)
このパラメータに対して指定したhou.parmCondTypeタイプの条件文字列を設定します。 この文字列は、他のパラメータが変わった時のこのパラメータの表示の挙動に関するルールを構成します。
この文字列に対する詳細は、Operator Type PropertiesウィンドウのヘルプのConditionalsセクションを参照してください。
tags() -> dict of string to string
parmテンプレートに保存された追加データの辞書を返します。
Houdiniは、この辞書を使用して、任意のデータをparmテンプレートに追加します。 この辞書内のキーは、ParmTemplateタイプとその使い方に応じて変わります。
scriptCallback()
→ str
このパラメータが変わった時にHoudiniが実行するスクリプトの内容を返します。 このスクリプトは、押しているボタンに反応するためのhou.ButtonParmTemplateオブジェクトで一番よく使用します。
Houdiniはtag辞書を使用してスクリプトコールバックの情報を保存します。
setScriptCallback(script_callback)
コールバックスプリプトを指定した文字列に設定します。このスクリプトは、パラメータの変化に反応して実行されます。
詳細は、scriptCallbackメソッドを参照してください。
scriptCallbackLanguage()
→ hou.scriptLanguage列挙値
このパラメータが変わった時にHoudiniが実行するスクリプトの言語を返します。
Houdiniはtag辞書を使用して、スクリプトコールバック情報を保存します。
scriptCallbackメソッドも参照してください。
setScriptCallbackLanguage(script_callback_language)
スクリプトコールバック言語をhou.scriptLanguage列挙値に設定します。
詳細は、scriptCallbackLanguageメソッドを参照してください。
setTags(tags)
このparmテンプレートに保存される追加データの辞書を設定します。
詳細は、tagsメソッドを参照してください。
asCode(function_name=None, variable_name=None)
→ str
パラメータテンプレートの再作成を実行するPythonステートメントを含んだ文字列を返します。
この文字列を実行するには、Pythonのcompile
,execfile
の関数またはexec
ステートメントを使用します。
function_name
function_nameを指定すると、その返されたコードは、指定した名前のPython関数を作成します。 function_nameは英数字とアンダースコアだけで構成されたゼロ長ではない文字列でなければなりません。 無効な文字は内部的にアンダースコアに変換されます。
この関数は、新しく作成されたパラメータテンプレートオブジェクトの参照を返します。
variable_name
結果のコードの割り当て先となるPython変数の名前。
None
の場合、Houdiniは"hou_parm_template"
という名前の変数を使用します。
以下は、出力をファイルに保存して、それをHoudiniに読み込むサンプルです:
# ターゲットパラメータテンプレートの参照を取得します。 node = hou.node("/obj/geo1") parm_template = node.parm("tx").parmTemplate() # asCodeを実行し、その出力スクリプトをファイルに書き出します。 code = parm_template.asCode() source_file = open("create_parm_template.py", "w") source_file.write(code) source_file.close() # スクリプトを実行します。新しいパラメータテンプレートは、'hou_parm_template'変数に保存されます。 execfile("create_parm_template.py") # 保存されたパラメータテンプレートを使用して、Spareパラメータをノードに追加します。 node.addSpareParmTuple(hou_parm_template)
以下は、出力をファイル内の関数に保存して、それをHoudiniからコールするサンプルです:
# ターゲットパラメータテンプレートの参照を取得します。 node = hou.node("/obj/geo1") parm_template = node.parm("tx").parmTemplate() # asCodeを実行して、その関数定義をファイルに書き出します。 code = parm_template.asCode(function_name="createParmTemplate") source_file = open("parmtemplatelib.py", "w") source_file.write(code) source_file.close() # 関数定義をコールします。 import parmtemplatelib hou_parm_template = parmtemplatelib.createParmTemplate() # 保存されたパラメータテンプレートを使用して、Spareパラメータをノードに追加します。 node.addSpareParmTuple(hou_parm_template)