hou.stylesモジュールとは違い、このクラスで表現されたスタイルシートは、どこにも保存されません。 それらのスタイルシートは、特定のオブジェクトやジオメトリに対して評価することができるように解析されるスタイルシートです。 これにより、Mantra外であなたのスタイルシートの処理をデバッグすることができます。 また、スタイル情報を評価するSOPを構築することで、より多くの特定のターゲットにスタイル情報を適用することができます。
メソッド ¶
__init__()
新しい空っぽのスタイルシートを作成します。
__init__(json_text)
JSON形式の文字列を指定して、新しいスタイルシートを作成します。
cloneWithObject(object)
→ hou.StyleSheet
指定したhou.ObjNodeに適用するスタイル情報だけを含んだ既存スタイルシートオブジェクトのコピーを作成します。
cloneWithPrim(prim)
→ hou.StyleSheet
指定したhou.Primに適用するスタイル情報だけを含んだ既存スタイルシートオブジェクトのコピーを作成します。
cloneWithShape(shape_name, prim)
→ hou.StyleSheet
指定した群衆エージェントhou.PackedPrimに適用するスタイル情報だけを含んだ既存スタイルシートオブジェクトのコピーを作成します。
cloneWithAddedStyleSheet(stylesheet, target)
→ hou.StyleSheet
他のスタイルシートオブジェクトと組み合わせられた既存スタイルシートオブジェクトのコピーを作成します。
追加されるスタイルは、スタイルシート内に既にあるスタイルよりも優先度が低くなっています。
さらに、target
引数には、追加されるスタイルを適用するのに必要なターゲット条件を記述したJSON形式の文字列を指定することができます。
そのため、この関数を使用して、オブジェクトのジオメトリからプリミティブ毎のスタイルシートを組み合わせることで、オブジェクトレベルのスタイルシートを構築することができます。
errors()
→ str
スタイルシートを解析中に生成されたエラーを返します。エラーがなければ、空っぽの文字列が返されます。
cloneWith
メソッドから返されたスタイルオブジェクトに関しては、その返される文字列は常に空っぽです。
asJSON()
→ str
スタイルシートを表現したJSONを含んだ文字列を返します。 スタイルシートが文字列引数から構築されていた場合は、たとえ解析エラーがあっても、元の文字列が返されます。 このスタイルシートが特定のターゲットでクローンされていた場合は、そのJSON文字列は、そのターゲットに適用されているスタイル情報から生成されます。