Inheritance |
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ネットワークボックスを作成するには、そのボックスの中に入れたいノードに対してhou.Node.createNetworkBoxメソッドを使用します。 既存のネットワークボックスを取得するには、そのネットワークボックスを含んだノードに対してhou.Node.findNetworkBoxメソッドを使用します。
メソッド ¶
addItem(item)
どの種類のhou.NetworkMovableItemもネットワークボックスに追加します。
addNetworkBox(netbox)
hou.NetworkDotをネットワークボックスに追加します。 このメソッドは廃止されました。代わりにhou.NetworkBox.addItemを使用してください。
addNode(node)
hou.Nodeをネットワークボックスに追加します。 このメソッドは廃止されました。代わりにhou.NetworkBox.addItemを使用してください。
addStickyNote(stickynote)
hou.StickyNoteをネットワークボックスに追加します。 このメソッドは廃止されました。代わりにhou.NetworkBox.addItemを使用してください。
addSubnetIndirectInput(indirect)
hou.SubnetIndirectInputをネットワークボックスに追加します。 このメソッドは廃止されました。代わりにhou.NetworkBox.addItemを使用してください。
alpha()
→ float
このネットワークボックスの描画に使用されているアルファ値を返します。 マイナス値は、ネットワークボックスがUI設定のアルファ値を使用して描画されていることを意味します。
asCode(brief=False, recurse=False, save_box_contents=False, save_channels_only=False, save_creation_commands=False, save_keys_in_frames=False, save_parm_values_only=False, save_spare_parms=False, save_box_membership=True, function_name=None) -> string
ネットワークボックスの再作成に必要なPythonコードをプリントします。
キーワード引数に関しては、hou.Node.asCodeを参照してください。
autoFit()
→ bool
このネットワークボックスのAuto Fitフラグの値を返します。
comment()
→ str
このネットワークボックスのコメントを返します。
destroy(destroy_contents=False)
ネットワークボックスを削除し、オプションでそこに含まれているノードを削除します。
fitAroundContents()
ネットワークボックスの内容にフィットするように、ネットワークボックスのサイズを変更します。
isMinimized()
→ bool
ネットワークボックスが最小化されているかどうか返します。
items(recurse=True)
→ tuple
of hou.NetworkMovableItem
ネットワークボックス内のどのタイプのアイテムも返します。
recurse
Trueの場合、入れ子のネットワークボックスまで再帰します。
minimizedSize()
→ hou.Vector2
ネットワークボックスを最小化した時のネットワークエディタグラフ内のそのタイルのサイズを返します。
Vector2
として返されます。
nodes(recurse=True)
→ tuple
of hou.Node
ネットワークボックス内のノードを返します。
recurse
Trueの場合、入れ子状のネットワークボックスを再帰します。
networkBoxes(recurse=True)
→ tuple
of hou.NetworkBox
ネットワークボックス内のネットワークボックスを返します。
recurse
Trueの場合、入れ子状のネットワークボックスを再帰します。
removeAllItems()
ネットワークボックスからすべてのアイテムを削除します。
removeAllNodes()
ネットワークボックスからすべてのノードを削除します。 このメソッドは廃止されました。代わりにhou.NetworkBox.removeAllItemsまたはhou.NetworkBox.removeItemsを使用してください。
removeItem(item)
ネットワークボックスから指定したアイテムを削除します。
removeNetworkBox(netbox)
ネットワークボックスから指定したネットワークボックスを削除します。 このメソッドは廃止されました。代わりにhou.NetworkBox.removeItemを使用してください。
removeNode(node)
ネットワークボックスから、指定したノードを削除します。
resize(vector2)
指定したhou.Vector2の増分でネットワークボックスのサイズを変更します。
そのネットワークボックスの絶対サイズを設定するには、setSize()
を使用します。
restoredSize()
→ hou.Vector2
ネットワークボックスが最小化されていない時のネットワークエディタグラフ内のそのタイルのサイズを返します。
Vector2
として返されます。
setAutoFit(auto_fit)
このネットワークボックスのAuto Fitフラグの値を設定します。
デフォルト値はFalse
で、ネットワークボックスに属したノードをそのボックスの境界外に移動させた時に、そのネットワークボックス自体のサイズは変更されないことを意味します。
この値をTrue
に設定すると、自動サイズ変更が有効になります。
size()
メソッドが返す値がネットワークボックスの内容すべてを覆わないような小さな値だったとしても、ネットワークビューは、どのような場合でもそのネットワークボックスの内容を囲んだネットワークボックスを描画します。
setBounds(bounds)
このネットワークボックスのサイズと位置を、指定したhou.BoundingRect bounds
パラメータに設定します。
これはsetSize
をコールしてからsetPosition
をコールするのと同様ですが、そのネットワークボックスの内容は移動しません。
用意されているbounds
は、そのボックスの子が含まれるように必要に応じて広げます。
setComment(comment)
このネットワークボックスのコメント文字列を設定します。 このコメントはネットワークエディタに表示され、そのネットワークボックスの目的を説明するために使用することができます。
setMinimized(on)
ネットワークボックスを最小化したり元に戻します。
setAlpha(alpha)
ネットワークボックスのアルファを設定します。 マイナス値は、ネットワークボックスがUI設定のアルファ値を使用して描画されることを意味します。
setSize(size)
このネットワークボックスのサイズを、指定したhou.Vector2 size
パラメータに設定します。
現在のサイズを基準にネットワークボックスのサイズを設定したいのであれば、resize()
を使用します。
stickyNotes(recurse=True)
→ tuple
of hou.StickyNote
ネットワークボックス内のステッキーノートを返します。
recurse
Trueの場合、入れ子状のネットワークボックスを再帰します。
subnetIndirectInputs(recurse=True)
→ tuple
of hou.SubnetIndirectInput
ネットワークボックス内のサブネット間接入力を返します。
recurse
Trueの場合、入れ子状のネットワークボックスを再帰します。
Methods from hou.NetworkItem ¶
networkItemType()
→ hou.networkItemType
このオブジェクトで表現されたネットワークアイテムのタイプを示した列挙値を返します。
この値は、isinstance
ビルトインPython関数でそれに一致したクラスを使用することと等価です(例えば、hou.networkItemType.Connectionはhou.NodeConnectionと等価です)。
Methods from hou.NetworkMovableItem ¶
name()
→ str
このノードの名前を返します。hou.NetworkMovableItem.pathも参照してください。
setName(name, unique_name=False)
このノードの名前を設定します。その新しい名前に英数字、.
、-
、_
以外の文字が含まれている場合、hou.OperationFailedを引き起こします。
ノードの名前を変更できなかった場合(例えば、他のノードで同じ名前が既に使用されていたり、そのノードがルートノードまたはトップレベルマネージャ(例えば、/obj
)だったり、そのノードがロックアセット内にある場合)は、hou.OperationFailedを引き起こします。
unique_name
パラメータをTrueに設定すると、指定した名前が既存ノードの名前と被らないように変更させることができます。
digitsInName()
→ int
ノードの名前の最後の桁の値を返します。 桁がなければ0を返します。
例えば、geo102
ノードは102
、light12to34
ノードは34
を返します。
path()
→ str
ネットワーク内のこのノードのフルパス(つまり、/
から始まります)を返します。
relativePathTo(base_node)
→ str
他のノードオブジェクトを基準として、このノードの相対パスを返します。
>>> box1 = hou.node("/obj/box_object1/box1") >>> sphere1 = hou.node("/obj/sphere_object1/sphere1") >>> box1.relativePathTo(sphere1) '../../sphere_object1/sphere1' >>> hou.node("/obj").relativePathTo(box1) 'box_object1/box1' >>> box1.relativePathTo(box1) '.'
parent()
→ hou.Node
このアイテムを含んだノードを返します。
そのアイテムがルートノード(つまり、/
)であれば、このメソッドはNoneを返すことに注意してください。
>>> hou.node("/obj/box_object1").parent() <hou.Node at /obj> >>> print hou.node("/").parent() None
parentNetworkBox()
→ hou.NetworkBox or None
このアイテムを含んだ親のネットワークボックスを返します。それがネットワークボックスに含まれていなければNoneを返します。
isPicked()
→ bool
hou.NetworkMovableItem.isSelectedをコールする事と等価です。
setSelected(on, clear_all_selected=False, show_asset_if_selected=False)
このアイテムを選択または選択解除します。オプションで、このネットワーク内で選択されているアイテム以外すべてを選択解除することができます。
show_asset_if_selected
がTrueで、このアイテムがNode
の場合、このペインは、代わりに選択したアイテムのトップレベルのアセットを表示します。
setPicked(on)
すべてのオプションのパラメータのデフォルト値でhou.NetworkMovableItem.setSelectedをコールする事と等価です。
setColor(color)
指定したhou.Colorで、ネットワークエディタ内のこのアイテムのタイルのカラーを設定します。
sessionId()
指定したHoudiniセッション内でこのアイテムを固有に識別するための整数値を返します。
このIDは、単一Houdiniプロセス内でのみ固有であることが保証されます。
このIDは、アイテムの保存、復元、参照をするのが簡単になるので便利です。
また、このIDは特定のアイテムサブクラスに対しても固有です。
そのため、NetworkBox
と同じセッションIDを持つNode
が存在することがあります。
セッションIDからノードを取得するにはhou.nodeBySessionId()を、セッションIDからネットワークボックスを取得するにはhou.networkBoxBySessionId()を、 もっと汎用的にセッションIDとアイテムサブクラスを示した列挙値を組み合わせてそのタイプのアイテムを取得するにはhou.itemBySessionId()を参照してください。
position()
→ hou.Vector2
ネットワークエディタグラフ内のこのアイテムのタイルの位置をVector2
として返します。
move()
とsetPosition()
も参照してください。
setPosition(vector2)
ネットワークエディタグラフ内のこのアイテムのタイルの位置を設定します。 アイテムの位置を動かせなかった場合は、hou.InvalidInputを引き起こします。
move(vector2)
ネットワークエディタグラフ内のこのアイテムのタイルを、指定したhou.Vector2の分だけ動かします。
アイテムを絶対位置で動かすには、setPosition()
を使用します。
アイテムの現行グラフ位置を取得するには、position()
を使用します。
指定した位置にアイテムを動かせなかった場合は、hou.InvalidInputを引き起こします。
shiftPosition(vector2)
hou.NetworkMovableItem.moveをコールする事と等価です。
size()
→ hou.Vector2
ネットワークエディタグラフ内のこのアイテムのタイルのサイズをVector2
として返します。