このクラスのすべてのメソッドは、イベントがパフォーマンスモニタで実際に記録されなかった場合にhou.OperationFailed例外を引き起こします。 これは、パフォーマンスモニタが記録中でない時にhou.perfMon.startEventまたはhou.perfMon.startCookEventがコールされると起こり得ます。
Note
HOMのパフォーマンスモニタ関連のサブモジュール、クラス、メソッドは、時間とメモリの統計情報をそれぞれ単位がミリ秒、バイトでレポートします。
Note
stopTime(), memory(), time()のメソッドが削除されました。 メモリと時間の値は、今ではstop()メソッドで返されます。
メソッド ¶
id()
→ int
パフォーマンスモニタが内部的に使用しているイベントの固有識別子を返します。
このメソッドは廃止予定です。
isAutoNestEnabled()
→ bool
このイベントが走っている間に開始と停止がされている他のイベントを自動的に'入れ子化'するならTrueを返します。 このイベントが停止されると、その合計の時間とメモリ量から、その入れ子化されたイベントの時間とメモリ量を引きます。 そうすることで、このイベントの合計の時間とメモリ量が、このイベント自体で実行された負荷を反映し、その入れ子化されたイベントの負荷は含まれません。
isRunning()
→ bool
イベントが走っている場合、つまりイベントが開始されて停止されていない場合はTrueを返します。
isTiming()
→ bool
このメソッドは廃止され、代わりにisRunning
を使用してください。
name()
→ str
イベント名を返します。
このメソッドは廃止予定です。
object()
→ str
イベントの適用先であるオブジェクトを返します。イベントがオブジェクトと関連付けられていなかった場合はNoneを返します。
startTime()
→ float
エポックタイムからのイベントの開始時間をミリ秒で返します。
イベントに何も時刻データが含まれていなかった場合はhou.OperationFailedを引き起こします。 これは、パフォーマンスモニタが何も時間の統計情報を記録していない時にイベントが開始された場合に起こり得ます。
stop()
イベントタイマーを停止して、2-タプル(<time>, <memory>)を返します。このタプルには、イベントの経過時間とメモリ増加量を含んでいます。
経過時間は、イベントの時間を測定したミリ秒の数です。 メモリ増加量は、イベントを開始してから停止するまでにHoudiniで使用されたメモリ増加量(バイト)です。
イベントがメモリを記録していなかった場合は、その返されるメモリ増加量は0.0です。 同様に、イベントが時間を記録していなかった場合は、その返される時間は0.0です。
イベントが既に停止されいた場合は、hou.OperationFailedを引き起こします。
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