fileReferences(project_dir_variable='HIP', include_all_refs=true)
→ tuple
of hou.Parm and str
tuples
現在のシーン内の すべての 外部ファイル(例えば、テクスチャ、ジオメトリファイル、アセットライブラリ)の参照を表現したタプルのシーケンスを返します。
各タプル内の1番目の項目は、ファイル参照を含んだパラメータを表現したhou.Parmオブジェクトで、2番目の項目は、そのパス文字列です。
(2番目の項目は便宜的に用意しています。これは、Parm.unexpandedString()
をコールすることでも、それと同じ文字列を取得することができます。)
以下のコードは、$HIP
外のファイル参照の有無を“事前点検”する時に役立ちます。
import os hipdir = os.environ["HIP"] for parm, path in hou.fileReferences(): # パスが他のパスの子孫であるかどうかをチェックする関数を用意していると仮定します。 if not is_inside(hipdir, path): print("Problem: path %s is not inside the project dir %s" % (path, hipdir)
(このシーケンスには、Houdinoのインストールディレクトリにあるデフォルトの画像とジオメトリファイル(例えば、File SOPのdefault.bgeo
)は含まれません。
project_dir_variable
環境変数の名前を指定することができます。アセットのパスがその変数のパスから始まっていれば、この関数は、そのアセットのパスを環境変数に置換してパスを返します。
例えば、$JOB
が/mnt/projects/
で、アセットが/mnt/projects/tool.hda
であれば、hou.fileReferences("JOB")
をコールすると、そのパスを$JOB/tool.hda
として返します。
include_all_refs
これがTrueの場合、この関数は、すべてのファイル参照を返します。 これがFalseの場合、この関数は、選択したファイル参照のみを返します。