ネットワークエディタ内のフットプリントは、ネットワークエディタ内のノードの背後にリングとして描画されます。
例えば、wave1
ノードの周辺に青色の“ディスプレイフラグ”のリングを、wave2
ノードの周辺にオレンジ色の“出力フラグ”が描画されます:
このクラスは、ネットワークエディタでフットプリントを描画するノードとそのフットプリントのカラーと位置について記述します。 これらのオブジェクトのタプルをhou.NetworkEditor.setFootprintsメソッドに渡します。 このタプルは、現行ネットワークが新しいノードタイプカテゴリに変わる度に更新してください。
SOPノードのデフォルトのフットプリントセットアップは以下のとおりです:
>>> editor = hou.ui.paneTabOfType(hou.paneTabType.NetworkEditor) >>> editor.setFootprints([ hou.NetworkFootprint( hou.nodeFlag.Display, hou.ui.colorFromName('GraphDisplayHighlight'), 1, True ), hou.NetworkFootprint( hou.nodeFlag.Render, hou.ui.colorFromName('GraphRenderHighlight'), 0, True ), hou.NetworkFootprint( hou.nodeFlag.Template, hou.ui.colorFromName('GraphTemplateHighlight'), 2, True ), hou.NetworkFootprint( hou.nodeFlag.Footprint, hou.ui.colorFromName('GraphTemplateHighlight'), 2, True ), hou.NetworkFootprint( 'output', hou.ui.colorFromName('GraphOutputHighlight'), 1, True ) ])
メソッド ¶
__init__(condition, color, ring, use_minimum_size)
新しいフットプリントディスクリプターを構築します。
condition
hou.nodeFlag列挙値を指定することができます。
この場合、このフラグが設定されたノードにフットプリントが描画されます。
別の方法として、埋め込みネットワークエディタの挙動を示したhou.nodeFootprint列挙値を指定することができます。
これによって、ハードコーディングされたルールセットに基づいたノード(s)のフットプリントに対応させることができます。
さらに別の方法として、ノードタイプ名を示したstring
値を指定することができます。
この場合、このタイプのノードにフットプリントが描画されます。
color
リングの描画に使用するカラーをhou.Colorで指定します。
ring
リングのタイプを示した0から4の整数値。 0のリングは、ノードの中心から広がった円です。 それ以降の番号のリングは、だんだん薄く、ノードの中心から遠くに広がります。
use_minimum_size
ブーリアン値。True
に設定すると、フットプリントは、ネットワークのズームレベルに関係なく最小限の可視サイズで維持されます。
False
に設定すると、フットプリントは、たとえ非常に小さくなろうがネットワークのズームレベルでスケールされます。