このオブジェクトはコンテキストマネージャです。
hou.LopNetwork.viewportOverridesを使ってこのオブジェクトを作成することができます。
with
ブロックの最後で、このセッション編集の通知がビューアペインに伝搬します。
メソッド ¶
layer()
→ pxr.Sdf.Layer
シーングラフの現行カスタムセッション編集を含んだpxr.Sdf.Layer
オブジェクトを返します。
これらの編集は、hou.lopViewportOverridesLayer.CustomレイヤーIDを使ってアクセスすることができます。
このレイヤーは、ビルトインのHoudiniパネルを使ってオピニオンセットを格納しません。
このレイヤーには、このメソッドが返したレイヤーを介して編集されたオピニオンのみが格納されます。
このオブジェクトは、pxr.Sdf.Layer
APIを使って変更することができるので、シーングラフにさらにセッション変更を加えることができます。
stage()
→ pxr.Sdf.Stage
シーングラフの現行セッション編集すべてを含んだpxr.Usd.Stage
オブジェクトを返します。
このオブジェクトは、pxr.Usd.Stage
APIを使って変更することができるので、シーングラフにさらにセッション変更を加えることができます。
clear(layer_id = None, from_prim = None)
1つまたはすべてのビューポートオーバーレイヤーをクリアします。
layer_id
特定のオーバーレイヤーをクリアするためのhou.lopViewportOverridesLayer値。
すべてのレイヤーをクリアするには、None
を指定します。
from_prim
クリアしたいオーバーライドがあるシーングラフツリーの部分のルートであるプリミティブのパス。
None
に設定すると、シーングラフ全体でオーバーライドをクリアします。
setActive(prims, active)
LOP Networkのセッションレイヤーを編集することで、USDプリミティブのアクティブ状態を変更することができます。 非アクティブなプリミティブはビューポートに表示されず、シーングラフツリーで展開することができません。 編集可能なLOP Networkは、このセッションエディタオブジェクトの作成に使用したLOPノードを調べることでわかります。
prims
影響を受けるUSDプリミティブを指定したhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
active
USDプリミティブの新しいアクティブ状態を示したブール値。
setDrawMode(prims, drawmode)
LOP Networkのセッションレイヤーを編集することで、USDプリミティブの描画モードを変更することができます。 プリミティブの描画モードは、そのプリミティブが有効な連続USDモデル階層の一部である場合にのみ評価されます。 編集可能なLOP Networkは、このセッションエディタオブジェクトの作成に使用したLOPノードを調べることでわかります。
prims
影響を受けるUSDプリミティブを指定したhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
drawmode
USDプリミティブの新しい描画モードを示した文字列値。
有効なUSDモデル階層の一部であるプリミティブのみが描画モードを変更することができます。
この文字列で許可されている値は、default
(フルジオメトリで描画), origin
(プリミティブの原点に軸を描画), bounds
(プリミティブを囲った境界ボックスを描画), cards
(プリミティブの境界ボックスを満たした3軸に平行なカードを描画)です。
setVisible(prims, visible)
LOP Networkのセッションレイヤーを編集することで、USDプリミティブの可視性を変更することができます。 不可視のプリミティブはビューポートには描画されませんが、シーングラフツリーには出現します。 編集可能なLOP Networkは、このセッションエディタオブジェクトの作成に使用したLOPノードを調べることでわかります。
prims
影響を受けるUSDプリミティブを指定したhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
visible
USDプリミティブを可視にするかどうかを示したブール値。
setSelectable(prims, selectable, solo = False)
LOP Networkのセッションレイヤーを編集することで、USDプリミティブの選択性を変更することができます。 選択不可のプリミティブはビューポート内での選択操作の時に無視されます。 編集可能なLOP Networkは、このセッションエディタオブジェクトの作成に使用したLOPノードを調べることでわかります。 選択不可のプリミティブのすべての子プリミティブは、明示的に選択可と設定されていても選択不可となります。 親プリミティブの選択不可設定が優先されます。
prims
影響を受けるUSDプリミティブが指定されたhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
selectable
USDプリミティブの新しい選択可の値を示したブール値。
solo
指定されたプリミティブセットがシーン内で選択可(または選択不可)な唯一のプリミティブであることを示すブール値。 これによって、指定されたプリミティブだけでなく、シーン全体で多くのプリミティブに対しても選択可アトリビュートが変更されてしまう可能性があります。
setDisplayOpacity(prims, opacity)
LOP Networkのセッションレイヤーを編集することで、USDプリミティブの表示不透明度を変更することができます。 編集可能なLOP Networkは、このセッションエディタオブジェクトの作成に使用したLOPノードを調べることでわかります。
prims
影響を受けるUSDプリミティブを指定したhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
opacity
0(完全透明)から1(完全不透明)の浮動小数点値。
setSoloLights(prims)
prims
パラメータで指定されていないライトを非活動にします。
prims
このメソッドを実行した後にアクティブのままにしたいUSDライトプリミティブを指定したhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
または、None
を指定すれば、既存のソロライトを無効にすることができます。
addSoloLights(prims)
シーン内のアクティブライトセットにライトを追加します。
prims
ソロアクティブライトセットに追加したいUSDライトプリミティブを指定したhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
removeSoloLights(prims)
シーン内のアクティブライトセットからライトを除外します。 ソロライトグループからすべてのライトを除外すると、シーン内のすべてのライトがアクティブになります。
prims
ソロアクティブライトセットから除外したいUSDライトプリミティブを指定したhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
soloLights()
→ tuple
of pxr.Sdf.Path
すべてのソロアクティブライトプリミティブのパスを含んだセットを返します。
setSoloGeometry(prims)
prims
パラメータで指定されていないジオメトリの可視性を無効にします。
prims
このメソッドを実行した後に可視のままにしたいUSDジオメトリプリミティブを指定したhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
指定したプリミティブのすべての子も可視になります。
このパラメータにNone
を指定すれば、既存のソロジオメトリを無効にすることもできます。
addSoloGeometry(prims)
シーン内のアクティブジオメトリセットにジオメトリプリミティブを追加します。
prims
ソロ可視ジオメトリセットに追加したいUSDジオメトリプリミティブを指定したhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
removeSoloGeometry(prims)
シーン内の可視ジオメトリセットからジオメトリを除外します。 ソロジオメトリグループからすべてのジオメトリを除外すると、シーン内のすべてのジオメトリが可視になります。
prims
ソロ可視ジオメトリセットから除外したいUSDジオメトリプリミティブを指定したhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
soloGeometry()
→ tuple
of pxr.Sdf.Path
すべてのソロ可視ジオメトリプリミティブのパスを含んだセットを返します。
showPurpose(prims, purpose)
ジオメトリプリミティブにPurposeが選択されていれば、そのPurposeを表示します。 同じジオメトリの他のPurposeはビューポートから非表示になります。
prims
単独表示されるUSDジオメトリプリミティブのPurposeを指定したhou.LopSelectionRuleオブジェクト。
purpose
表示するPurpose(render/proxy/guide)を示した文字列値。