Inheritance |
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文字列パラメータはメニューパラメータでも構いません。 メニューparmテンプレートは整数を評価するので、メニュー付きの文字列パラメータは、hou.MenuParmTemplateオブジェクトとは異なります。
メソッド ¶
__init__(name, label, num_components, default_value=(), naming_scheme=hou.parmNamingScheme.Base1, string_type=hou.stringParmType.Regular, file_type=hou.fileType.Any, menu_items=(), menu_labels=(), icon_names=(), item_generator_script=None, item_generator_script_language=None, menu_type=hou.menuType.Normal, disable_when=None, is_hidden=False, is_label_hidden=False, join_with_next=False, help=None, script_callback=None, script_callback_language=hou.scriptLanguage.Hscript, tags={}, default_expression=(), default_expression_language=())
新しいStringParmTemplateを構築します。
name
詳細は、hou.ParmTemplate.nameを参照してください。
label
詳細は、hou.ParmTemplate.labelを参照してください。
num_components
詳細は、hou.ParmTemplate.numComponentsを参照してください。
default_value
詳細は、defaultValueメソッドを参照してください。
string_type
詳細は、stringTypeメソッドを参照してください。 このパラメータは、parmテンプレートが任意の文字列、ノード参照、またはファイル参照用なのかどうか決定します。
file_type
詳細は、fileTypeメソッドを参照してください。
このパラメータは、string_type
がhou.stringParmType.FileReferenceの時のファイルタイプを決定します。
look
詳細は、hou.ParmTemplate.lookを参照してください。
naming_scheme
詳細は、hou.ParmTemplate.namingSchemeを参照してください。
icon_names
詳細は、iconNamesメソッドを参照してください。
このパラメータが空っぽのタプルであれば、メニューにはアイコンは含まれません。
item_generator_script
詳細は、itemGeneratorScriptメソッドを参照してください。
スクリプトを指定する場合は、num_components
は必ず1
でなければなりません。
item_generator_script_language
詳細は、itemGeneratorScriptLanguageメソッドを参照してください。
このパラメータがNone
であれば、デフォルトは、hou.scriptLanguage.Pythonです。
disable_when
詳細は、hou.ParmTemplate.disableWhenを参照してください。
join_with_next
詳細は、hou.ParmTemplate.joinsWithNextを参照してください。
help
詳細は、hou.ParmTemplate.helpを参照してください。
script_callback
詳細は、hou.ParmTemplate.scriptCallbackを参照してください。
script_callback_language
詳細は、hou.ParmTemplate.scriptCallbackLanguageを参照してください。
default_expression
詳細は、defaultExpressionメソッドを参照してください。
default_expression_language
詳細は、defaultExpressionLanguageメソッドを参照してください。
defaultValue()
→ tuple of str
新しいパラメータインスタンスのデフォルト値を返します。
戻り値の文字列の数は、parmテンプレート内のコンポーネント数と同じです。
setDefaultValue(tuple_of_default_values)
新しいパラメータインスタンスのデフォルト値を文字列のシーケンスに設定します。
詳細は、defaultValue
メソッドを参照してください。
シーケンス内の文字列の数がparmテンプレート内のコンポーネント数と同じでない場合、
そこから漏れた値は破棄され、足りない値は、シーケンス内の最後の値になり、シーケンスが空っぽであれば空っぽの文字列になります。
defaultExpression()
→ tuple of strings
新しいパラメータインスタンスのデフォルトエクスプレッションを返します。
デフォルトエクスプレッションは、デフォルト値よりも優先度が高いです。 コンポーネントにデフォルトエクスプレッションがなければ(つまり、空っぽの文字列)、デフォルト値が新しいパラメータインスタンスに使用されます。
デフォルトエクスプレッションの意味を解釈させるには、デフォルトエクスプレッション言語が必要となることに注意してください。
setDefaultExpression(tuple_of_default_expressions)
新しいパラメータインスタンスのデフォルトエクスプレッションを文字列のシーケンスに設定します。
詳細は、hou.StringParmTemplate.defaultExpressionメソッドを参照してください。 シーケンス内の文字列の数がparmテンプレート内のコンポーネント数と同じでない場合、 そこから漏れた値は破棄され、足りないエクスプレッションは、空っぽの文字列になります。
defaultExpressionLanguage()
→ tuple of hou.scriptLanguage
新しいパラメータインスタンスのデフォルトエクスプレッション言語を返します。
デフォルトエクスプレッションが設定されている場合のみ、このデフォルトエクスプレッション言語が適用されます。 コンポーネントのデフォルトエクスプレッションが設定されていない場合は、このエクスプレッション言語が hou.scriptLanguage.Hscriptに設定されます。
setDefaultExpressionLanguage(tuple_of_default_expression_languages)
新しいパラメータインスタンスのデフォルトエクスプレッション言語をhou.scriptLanguage値のシーケンスに設定します。
詳細は、defaultExpressionLanguage
メソッドを参照してください。
シーケンス内のhou.scriptLanguage値の数がparmテンプレート内のコンポーネントの数と同じでない場合、
そこから漏れた値は破棄され、足りないエクスプレッション言語は、hou.scriptLanguage.Hscriptになります。
stringType()
→ hou.stringParmType列挙値
この文字列パラメータのタイプを返します。 このタイプは、そのパラメータに、ファイルパスまたは1つ以上のノードまでのパスを選択するための特別な選択コントロールがあるかどうか判断します。
詳細は、hou.stringParmTypeを参照してください。
setStringType(string_type)
この文字列パラメータのタイプをhou.stringParmType列挙値に設定します。
詳細は、stringType
メソッドを参照してください。
fileType()
→ hou.fileType列挙値
この文字列パラメータのファイルタイプを返します。 stringType() == hou.stringParmType.FileReferenceの時にのみ、このファイルタイプが適用されます。 hou.fileType.Any, hou.fileType.Image, hou.fileType.Geometryのみがダイアログスクリプトでサポートされています。
詳細は、hou.fileTypeを参照してください。
setFileType(file_type)
この文字列パラメータのタイプをhou.fileType列挙値に設定します。
詳細は、fileType
メソッドを参照してください。
setMenuItems(menu_items)
内部メニュー名を、指定した文字列シーケンスに設定します。
詳細は、menuItemsメソッドを参照してください。
新しいメニューアイテムの数が古いメニューアイテムの数より少なかった場合、そのメニューラベルが短くなり、デフォルト値が範囲外であれば、そのデフォルト値が変更されます。
setMenuLabels(menu_labels)
UIに表示されるメニューラベルに、指定した文字列シーケンスを設定します。
メニューラベルの数がメニューアイテムの数より少ない場合、Houdiniは、その足りないラベルに対して内部メニューアイテム名を使用します。 メニューラベルの数がメニューアイテムの数より多い場合、Houdiniはその余分なラベルを破棄します。
メニューアイテムとメニューラベルの両方を変更したいのであれば、まず最初にメニューアイテムを変更してください。
iconNames()
→ tuple
of str
メニューアイテムに相当するアイコンのタプルを返します。 アイコンがなければ、空っぽの文字列のタプルを返します。
これらのアイコンは、このparmテンプレートがメニューを使用する時に使用されます。
setIconNames(icon_names)
アイコン名を、指定した文字列シーケンスに設定します。
itemGeneratorScript()
→ str
メニューアイテムの生成に使用されるスクリプトを返します。そのようなスクリプトがなければ空っぽの文字列を返します。
このスクリプトは、このparmテンプレートがメニューを使用する時に使用されます。
アイテムジェネレータスクリプト言語がhou.scriptLanguage.Pythonであれば、 このスクリプトは、単一行のPythonエクスプレッションまたはPython関数の複数行ボディのどちらかを返します。
setItemGeneratorScript(item_generator_script)
メニューアイテムの生成に使用するスクリプトを設定します。
詳細は、itemGeneratorScript
メソッドを参照してください。
itemGeneratorScriptLanguage()
→ hou.scriptLanguage列挙値
メニューアイテムの生成に使用されるスクリプトを返します。そのようなスクリプトがなければ空っぽの文字列を返します。
setItemGeneratorScriptLanguage(language)
メニューアイテムの生成に使用するスクリプト言語をhou.scriptLanguage列挙値に設定します。
詳細は、itemGeneratorScriptLanguage
メソッドを参照してください。
setMenuType(menu_type)
メニューのタイプをhou.menuType列挙値に設定します。
詳細は、menuType
メソッドを参照してください。
Methods from hou.ParmTemplate ¶
clone()
→ hou.ParmTemplate
このparmテンプレートのコピーを返します。
このメソッドは、ParmTemplateサブクラスのインスタンスに対してコールすることができ、そのサブクラスのインスタンスが適切に返されます。
name()
→ string
parmテンプレートの内部名を返します。 これは、このparmテンプレートから作成されたhou.ParmTupleオブジェクトが持つ名前です。
マルチパラメータブロック内のhou.ParmTemplateオブジェクトの名前の最後には“#”が付きます。 この“#”は、hou.ParmTupleオブジェクトがインスタンス化された際にそのマルチパラメータインスタンス番号に置換されます。
このParmTemplateから基づいたParmTuples内のhou.Parmオブジェクトの名前は、この名前、このparmテンプレート内のコンポーネントの数、命名スキームで決定されます。 詳細は、namingSchemeメソッドを参照してください。
setName(name)
このparmテンプレートの内部名を変更します。 ParmTemplatesは単にデータを保存するだけなので、その名前変更は、このparmテンプレートを後でHoudiniでのパラメータレイアウトの修正に使用しない限りは、 何の効果もないことに注意してください。
マルチパラメータブロック内のパラメータの名前の最後には必ず“#”が付いてなければなりません。 この“#”はマルチパラメータのインスタンス番号に置換されます。
label()
→ string
パラメータペインで表示されるパラメータタプルの名前を返します。
setLabel(label)
パラメータペインで表示されるラベルの名前を変更します。
type()
→ hou.parmTemplateType列挙値
このパラメータのタイプを識別する列挙値を返します。
ParmTemplateオブジェクトは常にこのクラスのサブクラスのインスタンスであることを覚えておいてください。 以下のテーブルは、hou.parmTemplateType列挙値とParmTemplateサブクラス間のマップを示しています:
Enumerated Value
ParmTemplate Subclass
dataType()
→ hou.parmData列挙値
このParmTemplateに相当するhou.ParmTupleインスタンス内のhou.Parmインスタンスに保存されたデータタイプを返します。
例えば、このparmタプルが3つのコンポーネントを持つhou.FloatParmTemplateと仮定します。 それに相当するhou.ParmTupleは、その中に3つのhou.Parmオブジェクトを持ち、各オブジェクトが浮動小数点値を保存します。 このサンプルでは、このメソッドがhou.parmData.Floatを返します。
numComponents()
→ int
このParmTemplateのhou.ParmTupleインスタンス内に保存された値の数を返します。
例えば、このparmテンプレートが3つのコンポーネントを持っていれば、パラメータペインでは3つのパラメータフィールドが表示され、 このparmテンプレートから基づいたhou.ParmTuple内に3つのhou.Parmオブジェクトができます。
setNumComponents(num_components)
→ int
このParmTemplateのhou.ParmTupleインスタンス内に保存される値の数を設定します。
いくつかのParmTemplateサブクラスは1コンポーネントだけをサポートしているので、 このメソッドを1以外の値でコールすると、hou.OperationFailed例外を引き起こします。 また、コンポーネントの数を変更すると、いくつかのParmTemplateサブクラスではデフォルト値のタプルのサイズが自動的に変わります。
namingScheme()
→ hou.parmNamingScheme列挙値
このParmTemplateのparmタプル内のパラメータの命名に使用された命名スキームを返します。
例えば、命名スキームがhou.parmNamingScheme.XYZWで、そのparmテンプレートの名前が
"foo"
で、3つのコンポーネントを持っていれば、それらのパラメータの名前は、"foox"
, "fooy"
, "fooz"
になります。
一方で、命名スキームがhou.parmNamingScheme.Base1だった場合は、それらのパラメータの名前は、
"foo1"
, "foo2"
, "foo3"
になります。
parmテンプレートが1個のコンポーネントしか持っていない時は、そのparm名はparmタプル名と同じです。
詳細は、hou.parmNamingSchemeを参照してください。
setNamingScheme(naming_scheme)
このParmTemplateのparmタプル内のパラメータの命名に使用する命名スキームを、hou.parmNamingScheme列挙値に設定します。
詳細は、namingScheme
メソッドを参照してください。
look()
→ hou.parmLook列挙値
パラメータペイン内のこのパラメータのルックを返します。例えば、3つのfloatのタプルは、3DベクトルまたはRGBカラーとして表示することができます。
詳細は、hou.parmLookを参照してください。
setLook(look)
このパラメータのルックをhou.parmLook列挙値に設定します。
詳細は、look
メソッドを参照してください。
help()
→ str
パラメータペイン内のパラメータラベル上にカーソルを置いた時にHoudiniが表示するヘルプを返します。
setHelp(help)
パラメータペイン内のパラメータラベル上にカーソルを置いた時にHoudiniが表示するヘルプを設定します。
isHidden()
→ bool
このパラメータをパラメータペイン内で非表示にされているかどうか返します。
hide(on)
このパラメータをパラメータペイン内で可視または不可視としてマークします。
非表示パラメータは今でも存在し、それを評価したり、チャンネル参照などもできることに注意してください。 非表示パラメータは単にパラメータペインで表示されないだけです。
isLabelHidden()
→ bool
このパラメータのラベルがパラメータペイン内で非表示にされているかどうか返します。
hideLabel(on)
このパラメータのラベルをパラメータペイン内で非表示または表示します。
joinsWithNext()
→ bool
このパラメータがパラメータペイン内で次のパラメータと同じ行に表示されているかどうか返します。
joinWithNext()
→ bool
このメソッドは廃止され、代わりにjoinsWithNextメソッドを使用してください。
setJoinWithNext(on)
このパラメータがパラメータペイン内で次のパラメータと同じ行に表示させるかどうか設定します。
disableWhen()
→ str
このメソッドは廃止され、代わりにconditionalsメソッドを使用してください。
setDisableWhen(disable_when)
このメソッドは廃止され、代わりにsetConditionalメソッドを使用してください。
conditionals()
→ dict
of hou.parmCondType enum value to string
現在このパラメータに影響を与えている条件のセットを返します。
この文字列に対する詳細は、Operator Type PropertiesウィンドウのヘルプのConditionalsセクションを参照してください。
setConditional(type, conditional)
このパラメータに対して指定したhou.parmCondTypeタイプの条件文字列を設定します。 この文字列は、他のパラメータが変わった時のこのパラメータの表示の挙動に関するルールを構成します。
この文字列に対する詳細は、Operator Type PropertiesウィンドウのヘルプのConditionalsセクションを参照してください。
tags() -> dict of string to string
parmテンプレートに保存された追加データの辞書を返します。
Houdiniは、この辞書を使用して、任意のデータをparmテンプレートに追加します。 この辞書内のキーは、ParmTemplateタイプとその使い方に応じて変わります。
scriptCallback()
→ str
このパラメータが変わった時にHoudiniが実行するスクリプトの内容を返します。 このスクリプトは、押しているボタンに反応するためのhou.ButtonParmTemplateオブジェクトで一番よく使用します。
Houdiniはtag辞書を使用してスクリプトコールバックの情報を保存します。
setScriptCallback(script_callback)
コールバックスプリプトを指定した文字列に設定します。このスクリプトは、パラメータの変化に反応して実行されます。
詳細は、scriptCallbackメソッドを参照してください。
scriptCallbackLanguage()
→ hou.scriptLanguage列挙値
このパラメータが変わった時にHoudiniが実行するスクリプトの言語を返します。
Houdiniはtag辞書を使用して、スクリプトコールバック情報を保存します。
scriptCallbackメソッドも参照してください。
setScriptCallbackLanguage(script_callback_language)
スクリプトコールバック言語をhou.scriptLanguage列挙値に設定します。
詳細は、scriptCallbackLanguageメソッドを参照してください。
setTags(tags)
このparmテンプレートに保存される追加データの辞書を設定します。
詳細は、tagsメソッドを参照してください。
asCode(function_name=None, variable_name=None)
→ str
パラメータテンプレートの再作成を実行するPythonステートメントを含んだ文字列を返します。
この文字列を実行するには、Pythonのcompile
,execfile
の関数またはexec
ステートメントを使用します。
function_name
function_nameを指定すると、その返されたコードは、指定した名前のPython関数を作成します。 function_nameは英数字とアンダースコアだけで構成されたゼロ長ではない文字列でなければなりません。 無効な文字は内部的にアンダースコアに変換されます。
この関数は、新しく作成されたパラメータテンプレートオブジェクトの参照を返します。
variable_name
結果のコードの割り当て先となるPython変数の名前。
None
の場合、Houdiniは"hou_parm_template"
という名前の変数を使用します。
以下は、出力をファイルに保存して、それをHoudiniに読み込むサンプルです:
# ターゲットパラメータテンプレートの参照を取得します。 node = hou.node("/obj/geo1") parm_template = node.parm("tx").parmTemplate() # asCodeを実行し、その出力スクリプトをファイルに書き出します。 code = parm_template.asCode() source_file = open("create_parm_template.py", "w") source_file.write(code) source_file.close() # スクリプトを実行します。新しいパラメータテンプレートは、'hou_parm_template'変数に保存されます。 execfile("create_parm_template.py") # 保存されたパラメータテンプレートを使用して、Spareパラメータをノードに追加します。 node.addSpareParmTuple(hou_parm_template)
以下は、出力をファイル内の関数に保存して、それをHoudiniからコールするサンプルです:
# ターゲットパラメータテンプレートの参照を取得します。 node = hou.node("/obj/geo1") parm_template = node.parm("tx").parmTemplate() # asCodeを実行して、その関数定義をファイルに書き出します。 code = parm_template.asCode(function_name="createParmTemplate") source_file = open("parmtemplatelib.py", "w") source_file.write(code) source_file.close() # 関数定義をコールします。 import parmtemplatelib hou_parm_template = parmtemplatelib.createParmTemplate() # 保存されたパラメータテンプレートを使用して、Spareパラメータをノードに追加します。 node.addSpareParmTuple(hou_parm_template)