Houdini 20.0 ノード APEXノード

ch::DictUpdateFromChannelGeo

チャンネルコレクションを評価し、その結果で辞書を更新します。

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Since 20.0

チャンネルコレクションを評価し、その結果で辞書を更新します。 その辞書内のチャンネル名は、 renamefromrenameto の文字列パターンを使用して変更することができます。

このノードの dict ポートはインプレースポートです。つまり、コピーを作成せずにその辞書が更新されます。

入力

*dict: Dict Required

チャンネルが更新する辞書。

geo: Geometry

評価するチャンネルプリミティブセットを含んだジオメトリ。

renamefrom: String

チャンネル名とマッチさせる際に使用される文字列パターン。

renameto: String

renamefrom パターンでマッチしたチャンネルの名前を変更する際に使用される文字列パターン。 renamefrom パターンが複数のチャンネルにマッチした場合、この renameto パターンは、マッチしたそれぞれのチャンネルの名前を変更します。例:

renamefrom

renameto

結果

*

main_*

l_arm_txpelvis_ryのチャンネル名は、main_l_arm_txmain_pelvis_ryに変更されます。

1文字にマッチさせるには、*の代わりに?を使用します。

また、 renameto はワイルドカードの並べ替えに対応してます。例:

renamefrom

renameto

結果

*_*

*(1)_*(0)

a_txのチャンネル名は、tx_aに変更されます。

refgraph: ApexGraphHandle

辞書内のFloat値の代わりにVector3値にマップすべきチャンネルセットを判断するための参照として使用されるAPEXグラフ。 このグラフのVector3入力の名前(x,y,zの接尾辞付き)にマッチしたチャンネルがVector3値にマッピングされます。

例えば、 refgraphpelvis_t Vector3入力があった場合、pelvis_tx, pelvis_ty, pelvis_tzの名前のチャンネルがpelvis_tキーを持つ dict 内のVector3値にマッピングされます。

time: Float

チャンネルが評価される時間。

出力

*dict: Dict

評価されたチャンネルの結果を含んで編集された dict 入力。

See also

APEXノード