Houdini 20.0 ノード APEXノード

dynamicpath::Evaluate

指定された時間におけるダイナミックパスを評価します。

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指定された時間におけるダイナミックパスを評価し、そのパス上の位置、Velocity、ソース時間を返します。

ダイナミックパスは、互いにレイヤー化することができます。 patharray 入力は、ダイナミックパスの配列です。この配列はレイヤー化された1本のダイナミックパスのように扱われます。 通常ではベースパス(最下位レイヤー)がキャラクタのオリジナルモーションとなります。 patharray 入力では、その配列の1番目のエレメントがベースパス、2番目のエレメントが1枚目のレイヤー、3番目のエレメントが2枚目のレイヤーとなります。

上位レイヤーが下位レイヤーより優先されるので、指定された時間で patharray を評価すると、 patharray の最上位レイヤーが返されます。 返されたこのレイヤーがそのパスの 評価されたレイヤー です。

例えば、以下の時間の範囲が設定された3枚のレイヤーを持ったダイナミックパスについて考えてみましょう:

以下のテーブルでは、 patharray が特定の time で評価された時に返されるレイヤーを示しています。

パスを評価する時間

返されるレイヤー(評価されたレイヤー)

2

Base layer

5

Top layer

10

Top layer

18

Middle layer

出力値の positionvelocitysourcetime は、 time で評価されたレイヤーの値です。

入力

patharray: ApexDynamicPathArray

ダイナミックパスの入力配列。 これは、多くのレイヤーで構成された1本のダイナミックパスを表現します。

time: Float

パスを評価する時間。

出力

position: Vector3

time でのパスの位置。

velocity: Vector3

time でのパスのVelocity。

sourcetime: Float

time でのパスのソース時間。 このソース時間は、オリジナルアニメーションの時間です。

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